TimesTenでは、次のJDBCクラスおよびインタフェースが提供されます。
TimesTenでは、TimesTenConnectionクラスを使用する、接続レベルのプリフェッチ機能を実装します。「複数のデータ行のフェッチ」を参照してください。そのCLASSPATHは次のとおりです。
com.timesten.sql.TimesTenConnection
TimesTenConnectionには、次のメソッドが含まれています。
TT_PREFETCH_CLOSEの現在の状態を返します。
public boolean getTtPrefetchClose() throws SQLException
TT_PREFETCH_CLOSEの状態。
SQLException(データベース・アクセス・エラーが発生した場合)。
TimesTen接続に設定されている現在のプリフェッチ数を返します。
public int getTtPrefetchCount() throws SQLException
現在のプリフェッチ数。
SQLException(データベース・アクセス・エラーが発生した場合)。
データ・ストアが有効かどうかを検出します。
public boolean isDataStoreValid() throws SQLException
SQLException(データベース・アクセス・エラーが発生した場合)。
TT_PREFETCH_CLOSEの状態をtrueまたはfalseに設定します。
public void setTtPrefetchClose(boolean enable) throws SQLException
boolean enable
TT_PREFETCH_CLOSEに設定される値。
SQLException(データベース・アクセス・エラーが発生した場合)。
TimesTen接続におけるすべての文でプリフェッチする行数を確立します。このメソッドを使用するには、アプリケーションからデータ・ストアに対し、直接ドライバ接続されている必要があります。詳細は、「複数のデータ行のフェッチ」を参照してください。
public void setTtPrefetchCount(int count) throws SQLException
int count
接続に対して設定するプリフェッチ数。0から128の整数で指定します。
SQLException(データベース・アクセス・エラーが発生した場合)。
TimesTenVendorCodeインタフェースでは、次のようにTimesTenエラー番号に対するエラー名が定義されています。TimesTenVendorCodeインタフェースのCLASSPATHは次のとおりです。
com.timesten.jdbc.TimesTenVendorCode
エラーの完全なリストについては、install_dir/doc/ttjava.zip
にある『Oracle TimesTen In-Memory Database JDBC API Extensions』を参照してください。