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Oracle TimesTen In-Memory Database APIリファレンス・ガイド
リリース7.0
E05170-03
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LockWait

アプリケーションの接続中に使用するロック待機時間を設定します。ロック待機時間は、ロックの競合が発生した際に待機する秒数です。小数秒を使用すると、わずかな秒数を表す際に重要な1秒未満のLockWait値を指定できます。たとえば、次のとおりです。

LockWait = 0.1

これは、1/10秒の待機時間となります。

LockWaitには10分の数秒の精度で0から1,000,000の値を設定できます。デフォルト値は10秒です。

LockWait = 10.0

タイムアウトを検出するエージェントのスケジュールにより、実際のロック待機応答時間は不正確で、最大1/10秒超過する場合があります。0(ゼロ)秒のタイムアウトの場合はこの不正確さは該当せず、タイムアウトはすぐにレポートされます。

接続ではttLockWait組込みプロシージャをコールすることで、ロック待機時間をいつでも変更できます。

特定のデータ・ストアのすべてのロックのリストを表示するには、TimesTenユーティリティttXactAdminを使用します。

設定

LockWaitは次のように設定します。

属性の設定場所
属性の表示
設定
CまたはJavaプログラム、あるいはUNIX ODBC.INIファイル
LockWait
s: タイムアウトが発生する前にロックの競合解消を待機する秒数です。デフォルトは10秒です。
Windows ODBCデータソース・アドミニストレータ
「LockWait」フィールド
s: タイムアウトが発生する前にロックの競合解消を待機する秒数です。デフォルトは10秒です。