アプリケーションの接続中に使用するロック待機時間を設定します。ロック待機時間は、ロックの競合が発生した際に待機する秒数です。小数秒を使用すると、わずかな秒数を表す際に重要な1秒未満のLockWait値を指定できます。たとえば、次のとおりです。
LockWait = 0.1
これは、1/10秒の待機時間となります。
LockWaitには10分の数秒の精度で0から1,000,000の値を設定できます。デフォルト値は10秒です。
LockWait = 10.0
タイムアウトを検出するエージェントのスケジュールにより、実際のロック待機応答時間は不正確で、最大1/10秒超過する場合があります。0(ゼロ)秒のタイムアウトの場合はこの不正確さは該当せず、タイムアウトはすぐにレポートされます。
接続ではttLockWait組込みプロシージャをコールすることで、ロック待機時間をいつでも変更できます。
特定のデータ・ストアのすべてのロックのリストを表示するには、TimesTenユーティリティttXactAdminを使用します。
LockWaitは次のように設定します。