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LIBGW メッセージ 1000-1099


1000


ERROR: Message dropped by gw_msg_recv(). Error = error_code
ERROR: gw_msg_recv() によってメッセージが削除されました。エラー = error_code

説明

Domain ゲートウェイ・プロセスが、処理できない入力メッセージを受信しました。報告された error_code は、BEA TUXEDO システムの Technical Support 側で使用します。

アクション

このユーザ・ログには、通常エラー原因を詳細に説明する別のユーザ・ログ・メッセージが含まれています。メッセージがない場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1008


ERROR: shmat() system call failure: errno = errno
ERROR: shmat() システム・コールが異常終了しました。errno = errno

説明

Domain システム供給プロセス群のどれかが、共用メモリ・セグメントにアタッチできませんでした。UNIX shmat(2) システム・コールから返った errno 値もプリントされます。これは、特権 UNIX ユーザによって 1 つ以上の共用メモリ・セグメントが手作業で取り除かれた場合に発生する可能性があります。

アクション

errno 値が、問題となっている共用メモリ・セグメントが存在しないことを示している場合は、ゲートウェイ・グループを停止し、再起動する必要があります。


1009


ERROR: Memory allocation failure, size size
ERROR: メモリ割り当てに失敗しました。サイズ size

説明

Domain セマフォ構造体の作成と初期化を実行中に、malloc を使用してオペレーティング・システムからメモリを動的に割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。


1010


ERROR: Reached UNIX limit on semaphore ids
ERROR: セマフォ ID の数が UNIX システムの制限値に達しました。

説明

システム・ワイドでの UNIX システム最大許容セマフォ数を超えているため、GWADM サーバがセマフォを作成できませんでした。

アクション

tmloadcf -cdmloadcf -c コマンドを使用して、コア BEA TUXEDO システムと Domain 機能が必要とするマシンの IPC リソースを判別します。これらの値をリソース・マネージャや他のアプリケーション (またはその両方)が使用する IPC リソースに追加し、システムの IPC リソースを適切に再構成します。詳細については、『BEA TUXEDO システムのインストール』を参照してください。

関連項目

tmloadcf(1)、dmloadcf(1)、『BEA TUXEDO システムのインストール』


1011


ERROR: Can't create enough semaphores for GW
ERROR: GW に十分なセマフォが作成できません。

説明

Domain ゲートウェイ・グループの初期化中に、Domain 共用メモリに対するアクセスをシリアル化するセマフォ・セットが 1 つ以上作成されました。ゲートウェイ・グループごとに作成されるセマフォの数は、そのゲートウェイ・グループのために構成されるサーバ・プロセスの数に 1 を加えたものです。

このメッセージは、ドメイン・ゲートウェイ・グループが必要な数のセマフォを作成できないときにプリントされます。

アクション

コア BEA Tuxedo システムは Domain アドオンよりも多くのセマフォを使用するので、コア BEA Tuxedo を中心にセマフォの使用数を減らします。可能であれば UBBCONFIG ファイル内の MAXACCESSERS 値を下げて、BEA Tuxedo システムのセマフォ使用数を減らします。Domain サーバの MAX 値が大きい場合は、この値を下げて使用される Domain セマフォの数を減らします。既存のアプリケーションのセマフォ使用数を減らせない場合は、tmconfig -c とコマンドを実行してコア BEA Tuxedo と Domain アドオンが必要とするセマフォ数を判別できます。IPC パラメータについての詳細は『BEA TUXEDO システムのインストール』を参照してください。

関連項目

『BEA TUXEDO システムのインストール』tmloadcf(1)、dmloadcf(1)


1012


ERROR: Reached UNIX limit on semaphore ids
ERROR: セマフォ ID の数が UNIX システムの制限値に達しました。

説明

メッセージ 1010 を参照してください。

アクション

メッセージ 1010 を参照してください。


1013


ERROR: Can't create enough semaphores for GW
ERROR: GW に十分なセマフォが作成できません。

説明

メッセージ 1011 を参照してください。

アクション

メッセージ 1011 を参照してください。


1014


ERROR: semctl for initializing sems failed, errno=errno_value
ERROR: セマフォを初期化するための semctl が異常終了しました。errno = errno_value

説明

GWADM プロセスは、Domain 共用メモリに対するアクセスをシリアル化するために使用されるセマフォ・セットを作成した後、それを初期化します。GWADM サーバがロックされているセマフォ・セットを初期化できない場合、このメッセージが表示されます。発行されるメッセージには UNIX エラー番号 errno が含まれており、エラーの詳しい性質を判別するために利用できます。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの semctl(2)


1015


ERROR: semctl for initializing sems failed, errno=errno_value
ERROR: セマフォを初期化するための semctl が異常終了しました。errno = errno_value

説明

GWADM プロセスは、Domain 共用メモリに対するアクセスをシリアル化するために使用されるセマフォ・セットを作成した後、それを初期化します。GWADM サーバが dmconfig ファイルに設定された管理者の UNIX uid、gid およびアクセス・パーミッションにより、セマフォ・セットを初期化できない場合、このメッセージが表示されます。発行されるメッセージには UNIX エラー番号 errno が含まれており、エラーの詳しい性質を判別するために利用できます。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの semctl(2)


1019


ERROR: Gateway internal data structures not set
ERROR: ゲートウェイ内部データ構造体が設定されていません。

説明

共用メモリのロック中に、Domain システム・サーバが、常に Domain プロセスについての情報を指していなければならないポインタが NULL に設定されていることに気付きました。これは、内部的な問題です。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1020


ERROR: Can't lock gateway shared memory
ERROR: ゲートウェイ共用メモリをロックできません。

説明

プロセスが、共用メモリ・データ構造体をロックできませんでした。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1021


ERROR: Can't unlock gateway shared memory
ERROR: ゲートウェイ共用メモリ・ロックを解除できません。

説明

プロセスが、共用メモリ・データ構造体のロックを解除できませんでした。この問題の結果、他のプロセスが共用メモリ・データ構造体をロックできません。このエラーの一般的な原因としては、セマフォ・セットの一部またはすべてが、間違って削除されてしまっていることが考えられます。

アクション

特権ユーザ (通常 BEA TUXEDO 管理者およびルート) が、ipcrm(1) コマンドにより間違って IPC リソースを削除していないか問い合わせます。IPC リソースを削除していない場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1022


ERROR: Can't unlock gateway shared memory, not the locker
ERROR: ゲートウェイ共用メモリ・ロックを解除できません。ロック実行者ではありません

説明

プロセスが共用メモリ・データ構造体のロックを解除しようとしましたが、プロセスはこれらの構造体のロック実行者ではありませんでした。この結果、共用メモリ・データ構造体のステータスには変更がありませんでした。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1024


ERROR: Wakeup failure for sem semno, errno errno_val
ERROR: セマフォ semno の wakeup が異常終了しました。errno errno_val

説明

データ構造体へのアクセスを制御するセマフォのいずれかに対する、semop(2) システム・コールが失敗しました。semno は、特定のセマフォ・セット内のセマフォのインデックスを示しています。この情報は、技術者にとって役立ちます。errno_valsemop(2) システム・コールにより返された UNIX システム・エラーを示します。この値は、アプリケーション管理者が問題を解決する際に非常に役に立ちます。

アクション

UNIX システムの intro (2) と semop (2) マニュアル・ページを参照して errno の数値を記号値に変換し、エラーの原因を判別します。たとえば、errno 値が 22 (EINVAL) または 36 (EIDRM) であれば、特権ユーザが UNIX システムの ipcrm(1) コマンドにより、間違ってセマフォを削除してしまった可能性を示しています。問題を解決できない場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの intro(2)、semop(2)


1025


ERROR: Awaitwkup failure for sem semno, errno errno_val
ERROR: セマフォ semno の awaitwkup が異常終了しました。errno errno_val

説明

データ構造体へのアクセスを制御するセマフォのいずれかに対する、semop(2) システム・コールが失敗しました。semno は、特定のセマフォ・セット内のセマフォのインデックスを示しています。この情報は、技術者にとって役立ちます。errno_valsemop(2) システム・コールにより返された UNIX システム・エラーを示します。この値は、アプリケーション管理者が問題を解決する際に非常に役に立ちます。

アクション

UNIX システムの intro (2) と semop (2) マニュアル・ページを参照して errno の数値を記号値に変換し、エラーの原因を判別します。たとえば、errno 値が 22 (EINVAL) または 36 (EIDRM) であれば、特権ユーザが UNIX システムの ipcrm(1) コマンドにより、間違ってセマフォを削除してしまった可能性を示しています。問題を解決できない場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

UNIX リファレンス・マニュアルの intro(2)、semop(2)


1026


WARN: GWDBG contains non-numeric characters in first number
WARN: GWDBG の第一数字に数値でない文字が記されています。

説明

GWDBG 変数の書式が無効です。GWDBG では、次に示す書式が使用可能です。

番号
番号:正規表現
番号 1 - 番号 2
番号 1 - 番号 2:正規表現

番号が指定された場合は、その番号レベル以下のデバッグ・メッセージがプリントされます。番号1 -番号2 が指定された場合は、番号1と番号2を含めてその間にある番号レベルのデバッグ・メッセージがプリントされます。引数の数値表現に正規表現が追加された場合は、その正規表現と一致するメッセージだけがプリントされます。

アクション

GWDBG 変数の書式が有効であるかを確認します。GWDBG が不正に設定され、環境にエクスポートされている場合があります。また、UBBCONFIG ファイルの MACHINES か SERVERS セクションの ENVFILE パラメータによって、環境ファイルが不正に設定されている場合もあります。


1027


WARN: GWDBG contains non-numeric characters in 2nd part of range
WARN: GWDBG に数字でない文字が記されています。問題部分は範囲の第 2 部分です。

説明

GWDBG 変数の書式が無効です。GWDBG では、次に示す書式が使用可能です。

番号
番号:正規表現
番号 1 - 番号 2
番号 1 - 番号 2:正規表現

number が指定された場合は、その number レベル以下のデバッグ・メッセージがプリントされます。number1 - number2 が指定された場合は、number1number2 を含めてその間にある番号レベルのデバッグ・メッセージがプリントされます。引数の数値表現に regular expression が追加された場合は、その regular expression と一致するメッセージだけがプリントされます。

アクション

GWDBG 変数の書式が有効か確かめます。GWDBG が不正に設定され、環境にエクスポートされている場合があります。また、UBBCONFIG ファイルの MACHINES か SERVERS セクションの ENVFILE パラメータによって、環境ファイルが不正に設定されている場合があります。

関連項目

ubbconfig(5)


1028


WARN: GWDBG regular expression invalid. Ignoring regular expression.
WARN: GWDBG 正規表現が無効です。正規表現を無視します。

説明

GWDBG 変数の書式が無効です。GWDBG では、次に示す書式が使用可能です。

番号番号:正規表現番号 1 - 番号 2 番号 1 - 番号 2:正規表現

number が指定された場合は、その number レベル以下のデバッグ・メッセージがプリントされます。number1 - number2 が指定された場合は、number1number2 を含めてその間にある番号レベルのデバッグ・メッセージがプリントされます。引数の数値表現に regular expression が追加された場合は、その regular expression と一致するメッセージだけがプリントされます。

アクション

GWDBG 変数の書式が有効であるかを確認します。GWDBG が不正に設定され、環境にエクスポートされている場合があります。また、UBBCONFIG ファイルの MACHINES か SERVERS セクションの ENVFILE パラメータによって、環境ファイルが不正に設定されている場合もあります。

関連項目

ubbconfig(5)


1029


ERROR: Service request not forwarded to remote site:"error_string" gwerrno(val)
ERROR: サービス要求がリモート・サイトに転送されません。"error_string" gwerrno(val)

説明

Domain ゲートウェイ・サーバが、別の Domain ゲートウェイから受信したサービス要求を実行しようとしました。しかし、リモート・ドメイン上の tpacall(3c) を呼び出すことができませんでした。特定エラーを示す文字列がメッセージの一部としてプリントされ、Domain ゲートウェイを介してこのサービス要求を呼び出したプロセスに戻されます。

アクション

tpacall(3c) がエラーの原因について報告している特定のエラー文字列を調べます。要求されているサービスがアプリケーション・サーバによって正しく宣言され、その入力バッファ・タイプが正しく指定されていることを確認し、呼び出しがトランザクション・モードで実行されている場合はアプリケーション・サーバがトランザクションをサポートしていることを確かめます。

関連項目

tpacall(3c)


1030


ERROR: Reply message not sent due to gateway error error_code
ERROR: ゲートウェイ・エラー error_code のため応答メッセージを送信しません。

説明

Domain ゲートウェイ・サーバが応答メッセージを BEA Tuxedo プロセスに送信できませんでした。多くの場合、別の関連ユーザ・ログ・メッセージによってエラー原因の詳細が説明されます。error_code は、エラー原因をさらに区別するために役立ちます。

アクション

エラー原因を詳細に説明している関連ユーザ・ログ・メッセージを探します。メッセージがない場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1031


ERROR: Domain administrative service GWA not advertised
ERROR: ドメイン管理用サービス GWA が宣言されていません。

説明

ドメイン・ゲートウェイ・サーバは、ブートされたとき、GWA という名前のサービスが同じグループ内に提示されていることを検証することで、GWADA サーバ・インスタンスが同じグループ内で実行中であるかどうかを調べます。GWA サービスが提示されていない場合、ドメイン・ゲートウェイ・サーバはこのメッセージを記録し、そのまま終了します。

アクション

ドメイン・ゲートウェイ・サーバが存在する各グループ内に GWADM サーバが存在するように dmconfig(5) ファイルが指定していることを確認します。同じグループ内でドメイン・ゲートウェイ・サーバの前に GWADM サーバがブートされるように dmconfig(5) ファイルが指定していることを確認します。tmboot のオプションを使用して、ブートするサーバを明示的に制御する場合は、同じグループ内で GWADM サーバがブートしていない限りドメイン・ゲートウェイ・サーバをブートしないでください。最後に、GWADM サーバが異常終了していたり、ブートに失敗していないことを確認します。

関連項目

dmconfig(5)


1032


ERROR: Failed to update own server table entry with /T error (error_string)
ERROR: /T エラー (error_string) のため自分のサーバ・テーブル・エントリが更新できません。

説明

Domain プロセスが、掲示板内の自分のサーバ・テーブル・エントリの更新に失敗しました。

アクション

掲示板を含む共用メモリ・セグメントが削除されていないか調べます。削除されている場合は、アプリケーションをリブートする必要があります。それ以外の場合、このエラーは内部エラーを示します。この場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

tperrno(5)


1033


ERROR: Cannot allocate memory to retrieve service table entries
ERROR: サービス・テーブル・エントリを検索するための、メモリ割り当てに失敗しました。

説明

このゲートウェイ・グループ内に提示されているサービス・リストの検索中に、malloc を使用してオペレーティング・システムからメモリを動的に割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。


1035


ERROR: Cannot retrieve GWADM server table entry due to /T error (error_string)
ERROR: /T エラー (error_string) のため GWADM サーバ・テーブル・エントリが検索できません。

説明

ドメイン・ゲートウェイ・サーバか GWADM 再起動プロセスが、GWADM サーバに関連付けられているサーバ・テーブル・エントリを検索できません。メッセージの一部として、失敗に関連付けられている tperrno 値を説明する文字列がプリントされます。

アクション

このメッセージがドメイン・ゲートウェイ・プロセスによって報告された場合は、GWADM サーバがドメイン・ゲートウェイ・サーバ・グループ内で実際に実行されているかを確認します。このメッセージが異なるコンテキストで報告されている場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1036


ERROR: Can't locate free block in domain log
ERROR: ドメイン・ログ内にフリー・ブロックを割り当てできません。

説明

Domain ソフトウェアが、特定トランザクションを記録するために適した大きさの領域ブロックを Domain ログ内に見つけられませんでした。このため、トランザクションはコミットできません。

アクション

Domain ログ内に手動操作で完了されたトランザクションのレコードが存在する場合、これらのレコードは、管理者が明示的に削除しない限りログ内に存在し続けます。dmadmin printtrans と forgettrans コマンドを使用して、不要になった手動操作のログ・レコードを削除できます。また、Domain トランザクション・ログ・ファイルのサイズの拡張を考慮します。これは、メンテナンスのために Domain ゲートウェイ・グループをダウンしたときに dmadmin dsdmlog コマンドと、dmadmin config コマンドか dmloadcf コマンドのどちらかを使用して実行できます。

関連項目

dmadmin(1)、dmloadcf(1)


1037


ERROR: gwlog_eot(): wrong page numbers start_page/end_page
ERROR: gwlog_eot(): ページ番号が間違っています。start_page/end_page

説明

Domain ログ内の一定ページを解放する内部要求で、開始ページ番号が終了ページ番号よりも大きいページ範囲、開始ページ番号が負数であるページ範囲、または終了ページ番号がログの終わりを超えているページ範囲の解放が要求されました。これは、Domain 内部データ構造体に問題があることを示します。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1038


INFO: Domain log page pageno skipped, chksum didn't match
INFO: ドメイン・ログ・ページ pageno をスキップしました。チェックサムが一致しません。

説明

ウォームスタートを実行するために Domain ログを読み取っているときに、マジック値は有効だがチェックサムが無効なレコードが検出されました。これは、ログ・レコードの一部がディスクに書き込まれた後でシステム・クラッシュしたときに発生する可能性があります。このログ・レコードは、ウォームスタートによって再コミットされるトランザクション・リストの作成時の考慮の対象になりません。Domain は、トランザクションをロールバックさせることでトランザクションの整合性を保持します。

アクション

アクションは必要ありません。


1039


ERROR: Domain log not in an understandable format. Different release.
ERROR: ドメイン・ログは理解できる形式ではありません。リリースが違います。

説明

ウォームスタートの一部として Domain ログを読み取っているとき、その形式が Domain のほかの主要リリースから来たことを示すレコードを Domain ソフトウェアが検出しました。その形式は、このリリースでは認識できません。レコードを処理できません。

アクション

このマシン上で BEA Tuxedo システムの複数のリリースが利用できる場合は、正しいリリースを実行しているか確かめます。また、Domain のこのリリースのインストール・ノートを参照して、前回のリリースからアップグレードする際に従うべき正しい手順を判別します。


1040


ERROR: System clock has been reset to prior time. Reset again to time after time.
ERROR: システム時刻が前の時刻に設定されています。time より後の時刻に再設定します。

説明

システム・クロックがリセットされ、現在時間が Domain トランザクション内のタイムスタンプ以前になっています。これは、以前のトランザクションのウォームスタートの実行時に整合性の欠如を招くことがあるため、Domain ゲートウェイ・グループのブートは許されません。

アクション

システム・クロックを正しい時間にリセットし、操作をやり直します。


1041


ERROR: Can't get domain log information for warmstart
ERROR: ウォームスタートに必要なドメイン・ログ情報が取得できません。

説明

Domain システム・プロセスが、Domain ゲートウェイ・グループの正しいウォームスタートを実行するために必要な、ローカル・ドメインについての基本情報を取得できませんでした。このため、Domain ゲートウェイ・グループをブートできません。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1042


ERROR: Can't open domain log
ERROR: ドメイン・ログをオープンできません。

説明

プロセスが、Domain トランザクション・ログ・デバイスをオープンできません。通常、別のユーザ・ログ・メッセージによってエラー原因の詳細が説明されます。

アクション

Domain コンフィギュレーション・ファイルの DMTLOGDEV パラメータに列挙されているデバイスが存在し、Domain プロセスを実行中のユーザID によって読み取り可能であるかを確認します。tmadmin livtoc コマンドを使用して、Domain コンフィギュレーション・ファイルの DMTLOGNAME パラメータによって名前が指定されているテーブルを検証します。そのようなテーブルが存在しない場合は、テーブルを作成できる空き領域があるかを判別します。ユーザ・ログ内の直前のメッセージを調べて、エラーの特定原因を判別します。

関連項目

tmadmin(1)、dmconfig(5)


1046


ERROR: Can't release domain shared memory lock
ERROR: ドメイン共用メモリ・ロックをリリースできません。

説明

Domain ゲートウェイ・プロセスが、Domain 共用データ構造体のロックを解除できません。この結果、Domain ゲートウェイ・グループ内のほかのプロセスは Domain 共用データ構造体にアクセスできません。

アクション

ゲートウェイ・グループを停止し、再起動します。BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1047


ERROR: Found invalid TMS event 0xevent_number
ERROR: 無効な TMS イベントを見つけました。0xevent_number

説明

さまざまなタイプのイベントをほかの TMS プロセスに送信するために使用される Domain ゲートウェイ内の共通関数が、認識できないイベントによって呼び出されました。これは、内部エラーです。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1048


ERROR: Cannot send to service "TMS" due to error "error_string"
ERROR: "error_string" エラーにより、サービス "TMS" を送信できません。

説明

ドメイン・ゲートウェイがトランザクションの管理中に tpacall() によって TMS サービスにメッセージの送信を試みましたが、この呼び出しが失敗しました。メッセージに示されている文字列の値は、tpacall() が返す tperrno の値と同一です。

アクション

このエラーの原因としては、TMS プロセスが何らかの理由で終了したことが考えられます。すべての TMS プロセスが、実行していることを確かめます。さらに援助が必要な場合は、BEA Tuxedo システム管理者に連絡します。


1049


ERROR: TMS_ABORTONLY transaction state state
ERROR: TMS_ABORTONLY トランザクション状態 state

説明

Domain ゲートウェイ・プロセスがトランザクションをロールバックしました。トランザクション状態が、予期したものではありませんでした。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1050


ERROR: TMS_MANAGE found transaction state stateval
ERROR: TMS_MANAGE でトランザクション状態 stateval が検出されました。

説明

トランザクション内のほかの参加グループに第 1 フェーズのコミット要求を送信中に、Domain ゲートウェイ・プロセスが予想外のトランザクション・ステータスを発見しました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1051


ERROR: TMS_MANAGE found transaction state stateval
ERROR: TMS_MANAGE でトランザクション状態 stateval が検出されました。

説明

トランザクション内のほかの参加グループに第 2 フェーズのコミット要求を送信中に、Domain ゲートウェイ・プロセスが予想外のトランザクション・ステータスを発見しました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1052


ERROR: TMS_MANAGE found transaction state stateval
ERROR: TMS_MANAGE でトランザクション状態 stateval が検出されました。

説明

トランザクション内のほかの参加グループに中途終了メッセージを送信中に、Domain ゲートウェイ・プロセスが予想外のトランザクション・ステータスを発見しました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1053


ERROR: TMS_TIMEOUT state state
ERROR: TMS_TIMEOUT 状態 state

説明

BEA Tuxedo の BBL から受信したトランザクションのタイムアウト要求を処理中に、Domain ゲートウェイ・プロセスが予想外のランザクション・ステータスを発見しました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1054


ERROR: Received TMS_ABORT for TMGDECIDED transaction
ERROR: TMGDECIDED トランザクションに対する TMS_ABORT を受信しました。

説明

Domain ゲートウェイが、トランザクションのロールバック要求を受信しました。しかし、掲示板データ構造体は、コミットが決定された場合だけに発生するステータスにトランザクションがあることを示しています。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1055


ERROR: Group group at coordinator site received TMS_ABORT in state TMGREADY
ERROR: コーディネータ・サイトのグループ group が状態 TMGREADY の間に TMS_ABORT を受信しました。

説明

BEA Tuxedo トランザクションの調整者として動作している Domain ゲートウェイが、すでに "レディ" ステータスにあるトランザクションのロールバック要求を受信しました。このようなトランザクションの中途終了を決定できるのは調整者だけなので、これは内部エラーです。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1056


WARN: TMS_ABORT changing group group from TMGHCOMMIT to TMGABORTED
WARN: TMS_ABORT によってグループ group が TMGHCOMMIT から TMGABORTED に変わります。

説明

管理者が、このグループで手動操作でトランザクションをコミットすることを以前に決定していました。その後、調整者がトランザクションの中途終了を決定したことがわかりました。このメッセージは、整合性の欠如を記録します。

アクション

何も行う必要はありません。ただし、管理者は、不正な手動操作の決定によって引き起こされた整合性の欠如をアプリケーション固有の手順に従って手動で修正できます。


1057


ERROR: tms_abort group group in state state
ERROR: tms_abort グループ group (状態 state)

説明

トランザクションのロールバック中に、ドメイン・ゲートウェイが、グループ group のトランザクション・ステータスが、ロールバック中のトランザクションにとって予想されないステータスであることを発見しました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1058


WARN: aborttrans all aborted transaction
WARN: aborttrans がトランザクションを中途終了しました。

説明

Domain ゲートウェイが、グローバル・トランザクションの手動操作のロールバック要求を受信しました。要求は、tmadmin aborttrans コマンドによって生成されました。

アクション

アクションは必要ありません。


1059


WARN: committrans committed group group
WARN: committrans がグループ group をコミットしました。

説明

このメッセージは、tmadmin committrans コマンドの結果として、トランザクションがこのグループ内で手動操作でコミットされていることを通知しています。

アクション

アクションは必要ありません。


1060


ERROR: Can't get domain shared memory lock
ERROR: ドメイン共用メモリ・ロックを取得できません。

説明

記録すべき項目のリスト内にトランザクションを配置しようとしたとき、Domain ゲートウェイが Domain 共用メモリ・データ構造体を記録できませんでした。この結果、今回はトランザクションを記録できません。これは、トランザクションの中途終了か、トランザクションが終了せずに続行する原因になります。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1061


ERROR: Failed to set non-blocking priority for TMS request
ERROR: TMS リクエストに対する非ブロッキングの優先順位がセットできませんでした。

説明

TMS メッセージを送信するときに、ドメイン・ゲートウェイ・プロセスは、非ブロック化要求の優先順位を上げることができませんでした。このエラーにより性能が多少低下する可能性はありますが、エラー自体が不正な操作につながることはありません。ただし、この呼び出しは通常失敗しないため、システム内の別の場所に問題がある可能性もあります。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1062


ERROR: TMS_COMMIT found transaction state state
ERROR: TMS_COMMIT でトランザクション状態 state が検出されました。

説明

トランザクションのコミット要求を処理中に、Domain ゲートウェイが BEA Tuxedo トランザクション・テーブル内に予想外のトランザクション・ステータスを発見しました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1063


ERROR: Cannot start AUTOTRAN transaction due to error "error_string"
ERROR: "error_string" エラーにより、AUTOTRAN トランザクションを開始できません。

説明

ドメイン・ゲートウェイは、受信したサービス要求での AUTOTRAN オプションのため、トランザクションを開始しようとしました。しかし、tpbegin(3c) に対する呼び出しが失敗しました。エラー・メッセージの一部として、tpbegin(3c) が返した tperrno 値が出力されます。

アクション

tpbegin(3c) マニュアル・ページの tperrno 値リストを調べて、エラー原因を限定します。また、ユーザ・ログ内で直前のメッセージを探します。たとえば、"No space in Bulletin Board" の直前のメッセージは、グローバル・トランザクション・テーブルが一杯であることを示します。この場合は、管理者がトランザクション・テーブルのサイズを大きくする必要があります。これ以外にエラーの原因が判別できない場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

tpbegin(3c)


1066


ERROR: gw_tms_status found transaction state tran_state
ERROR: gw_tms_status でトランザクション状態 tran_state が検出されました。

説明

TMS プロセスか BBL から受信したトランザクション・ステータス・メッセージの処理中に、Domain ゲートウェイ・プロセスが、トランザクションが予想外のステータスにあることを検出しました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1067


ERROR: Cannot find transaction for action action_name
ERROR: アクション action_name によって指定されたトランザクションが見つかりません。

説明

Domain ゲートウェイは、トランザクション関連メッセージを TMS プロセスに送信するアクションを生成しました。しかし、アクションが実行されるとき、アクションによって指定されたトランザクションがシステム内で見つかりませんでした。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1068


WARN: Cannot free unrecognized internal buffer at address 0xaddress
WARN: アドレス 0xaddress の内部バッファは認識できないため解放できません。

説明

Domain ゲートウェイ・プロセスは、BEA Tuxedo システム・バッファと考えていたものを解放しようとしました。しかし、そのバッファは正しい BEA Tuxedo マジック値を持っていないか NULL ポインタであったため、解放されませんでした。

アクション

不良バッファは解放されなかったので、対処の必要はありません。しかし、必要ならば、このエラーが発生したことを BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1069


ERROR: Memory allocation failure
ERROR: メモリの割り当てに失敗しました。

説明

トランザクションのログを取る際に、malloc を使用してオペレーティング・システムからメモリを動的に割り当てることができませんでした。ログ・レコードの最も一般的なタイプでは、この結果トランザクションが中途終了します。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。


1070


ERROR: Memory allocation failure
ERROR: メモリの割り当てに失敗しました。

説明

ドメイン・ゲートウェイ・グループのウォームスタートを実行中に、malloc を使用してオペレーティング・システムからメモリを動的に割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。


1071


ERROR: gw_tms_ready for missing group group
ERROR: gw_tms_ready の対象グループ group がありません。

説明

トランザクションのコミット中に、Domain ゲートウェイがトランザクションの一部ではないグループのレディ表示を受信しました。トランザクションは、中途終了のみとしてマークされます。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1072


ERROR: gw_tms_ready group group state state
ERROR: gw_tms_ready グループ group の状態が state です。

説明

トランザクションのコミット中に、Domain ゲートウェイがトランザクションのためのグループのいずれかが予想外のステータスにあることを発見しました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1073


ERROR: gw_tms_ready found transaction state state
ERROR: gw_tms_ready でトランザクション状態 state が検出されました。

説明

トランザクションのコミット中に、Domain ゲートウェイが予想外のトランザクション・ステータスを発見しました。このため、トランザクションは、中途終了のみとしてマークされます。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1074


ERROR: Service request found state state for group group
ERROR: サービス要求で状態 state (グループ group) が検出されました。

説明

Domain ゲートウェイ・プロセスはトランザクション・モード中にサービス要求を受信しましたが、Domain ゲートウェイ・グループのステータスがアクティブでもなく中途終了してもいません。この予想外のステータスのため、サービス要求は許可されません。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1075


ERROR: TMS_DONE transaction state state
ERROR: TMS_DONE トランザクション状態が state です。

説明

ゲートウェイはトランザクションのコミットの最終フェーズを終了しましたが、トランザクション・ステータスが予想外であることを発見しました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1076


WARN: aborttrans aborted transaction
WARN: aborttrans がトランザクションを中途終了しました。

説明

Domain ゲートウェイがグローバル・トランザクションのグループを手動操作でロールバックする要求を受信しました。要求は、tmadmin aborttrans コマンドによって生成されました。

アクション

アクションは必要ありません。


1077


WARN: aborttrans not allowed for TMGDECIDED transaction
WARN: aborttrans は TMGDECIDEDトランザクションには許されていません。

説明

ゲートウェイが、すでに決定ステータスにあるトランザクションを手動操作でロールバックする要求を受信しました。トラザクションはすでにコミットするように決定されているため、これは許されません。要求は、tmadmin aborttrans コマンドによって生成されました。

アクション

アクションは必要ありません。


1078


WARN: aborttrans not allowed for TMGREADY transaction at coordinator site
WARN: aborttrans はコーディネータ・サイトの TMGREADY トランザクションには許されていません。

説明

Domain ゲートウェイがトランザクションを手動操作でロールバックする要求を受信しました。この Domain グループはトランザクションの調整者であり、すべてのグループがレディ・ステータスにあることが報告されています。この時点で、トランザクションがトランザクション・ログ内のコミット完了要求のために待機していることがあります。このため、トランザクションを発見的にロールバックする要求は許可されず、無視されます。この要求は、tmadmin aborttrans により作成されたものです。

アクション

アクションは必要ありません。


1079


WARN: aborttrans aborted group group_name
WARN: aborttrans がグループ group_name を中途終了しました。

説明

このメッセージは、tmadmin committrans コマンドの結果として、グループ group_name でトランザクションが手動操作でコミットされていることを通知しています。

アクション

アクションは必要ありません。


1080


ERROR: Conversational request not forwarded to remote site - tperrno_string
ERROR: 会話要求をリモート・サイト tperrno_string に転送できません。

説明

別のドメイン上のプログラムによって tpsend(3c) または tpdiscon(3c) 呼び出しが発行されました。この呼び出しは、このドメインに配置されているサーバとの会話を行うためです。しかし、ドメイン・ゲートウェイが発行元に代わってこのドメイン上で tpsend(3c) または tpdiscon(3c) を実行しようとしたとき、エラーが発生しました。メッセージの一部として tperrno 値がプリントされます。

アクション

tpsend(3c) と tpdiscon(3c) のマニュアル・ページを参照して、エラー原因を調べます。必要であれば、エラーが再発しないようにアプリケーションを修正します。

関連項目

tpsend(3c)、tpdiscon(3c)


1081


ERROR: Conversation error TPEEVENT but event flag not set
ERROR: 会話エラー。イベント・フラグをセットせずに TPEEVENT を試みました。

説明

Domain ゲートウェイ・プロセスは、別の BEA Tuxedo プロセスから会話メッセージを受信しました。メッセージ・ヘッダには、TPEEVENT の tperrno 値が含まれていましたが、何のイベントも含まれていませんでした。これは、予想されるプロトコルに適合していません。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1082


ERROR: Bad conversation event: number
ERROR: 会話イベントが間違っています。number

説明

Domain ゲートウェイ・プロセスは、別の BEA Tuxedo プロセスから会話メッセージを受信しました。メッセージ内の tperrno 値は TPEEVENT に設定されていましたが、報告されたイベントは、このシステムには不明な値でした。ただし、イベント・フィールドに、この不明なイベント値が設定されました。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1083


ERROR: Conversational connect not forwarded to remote site - tperrno_string
ERROR: 会話接続をリモート・サイト tperrno_string に転送できません。

説明

このドメイン上のサーバとの会話を開始する tpconnect(3c) が、別のドメイン上のプログラムによって発行されました。しかし、ドメイン・ゲートウェイが発行元に代わってこのドメイン上で tpsend(3c) の機能を実行しようとしたとき、エラーが発生しました。メッセージの一部として、tperrno 値がプリントされます。

アクション

tpconnect(3c) のマニュアル・ページを参照して、エラー原因を調べます。必要であれば、エラーが再発しないようにアプリケーションを修正します。

関連項目

tpconnect(3c)


1084


ERROR: Failed to create connection
ERROR: 接続を確立する際に異常終了しました。

説明

このエラーは、ドメイン・ゲートウェイ・プロセスがリモート・ドメイン上のクライアントに代わって tpconnect(3c) を実行し、掲示板に接続テーブル・エントリを追加できなかったときに発生します。これは、掲示板の接続テーブルが一杯の場合に発生する可能性があります。

アクション

UBBCONFIG ファイル内の MAXCONV パラメータを増やして、掲示板内の接続テーブル・エントリ数を増やします。

関連項目

ubbconfig(5)


1085


ERROR: Failed to get acknowledgement message for connection - tperrno_string
ERROR: 接続への承認メッセージを取得する際に異常終了しました。tperrno_string

説明

このエラーは、別のドメイン上の会話型クライアントかサーバが、このドメイン上に配置されているサービスに対して TPSENDONLY 付きの tpconnect(3c) を発行したときに発生することがあります。各 BEA Tuxedo ドメイン内では、TPSENDONLY 付きの tpconnect(3c) 要求は、内部肯定応答メッセージの送信を必要とします。このドメイン上のアプリケーション・サーバから、Domain ゲートウェアに送信された内部肯定応答が異常を示していました。異常に関連付けられている tperrno 値がメッセージの一部として含まれます。この会話上で実行された次の呼び出しは、即時切断を通知されます

アクション

tpconnect(3c) のマニュアル・ページを見て、どのような状況で報告された tperrno 値が発生するかを調べますたとえば、tperrno 値 TPEITYPE は、tpconnect(3c) に渡されたデータ・タイプが呼び出されたサービスでは受け入れられないことを示します。報告されたエラーが TPESYSTEM である場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

tpconnect(3c)


1086


INFO: Transaction marked abort-only upon gateway restart
INFO: ゲートウェイ再起動時にトランザクションは「中途終了のみ」として設定されました。

説明

Domain ゲートウェイ・プロセスが異常終了し、BEA Tuxedo システムによって再起動されました。この結果、異常終了したゲートウェイでコミット・フェーズに移行していなかったトランザクションが、中途終了のみとしてマークされました。このメッセージで指示されているトランザクションには、関連付けられているアクティブ・アクションが、異常終了したゲートウェイ内にあり中途終了のみとマークされました。

アクション

アクションは必要ありません。


1087


INFO: Warmstart processing transaction as coordinating domain
INFO: ドメインのコーディネート中のウォーム・スタート処理トランザクション

説明

トランザクションが活動中であるにもかかわらず Domain ゲートウェイ・グループがすでにシャットダウンされているか、あるいはトランザクションが活動中かどうかにかかわらず、ゲートウェイ・グループがすでに異常終了しています (たとえば、マシン・クラッシュ)。再起動時に Domain ゲートウェイはログを調べ、このトランザクションがコミットされなければならないことを検出します。このドメイン・ゲートウェイ・グループは、トランザクション・ツリーのルートになります。Domain がトランザクションを再度コミットするので、管理者が行うことは何もありません。

アクション

アクションは必要ありません。


1088


INFO: Warmstart processing transaction as subordinate to domain domain_name
INFO: ドメイン domain_name の下位グループとしてトランザクションのウォームスタート処理を行っています。

説明

トランザクションが活動中であるにもかかわらず Domain ゲートウェイ・グループがすでにシャットダウンされているか、あるいはトランザクションが活動中かどうかにかかわらず、ゲートウェイ・グループがすでに異常終了しています (たとえば、マシン・クラッシュ)。再起動時に Domain ゲートウェイはログを調べ、このトランザクションのコミットまたはロールバックが完了していないことを検出します。このドメイン・ゲートウェイ・グループは、トランザクション・ツリーでドメイン domain_name の下に位置します。Domain はトランザクション・コーディネータにコンタクトし、トランザクションのコミットまたはロールバックを行います。管理者が行うことは何もありません。

アクション

アクションは必要ありません。


1089


INFO: Warmstart processing transaction as subordinate to group group_name
INFO: グループ group_name の下位グループとしてトランザクションのウォームスタート処理を行っています。

説明

トランザクションが活動中であるにもかかわらず Domain ゲートウェイ・グループがすでにシャットダウンされているか、あるいはトランザクションが活動中かどうかにかかわらず、ゲートウェイ・グループがすでに異常終了しています (たとえば、マシン・クラッシュ)。再起動時に Domain ゲートウェイはログを調べ、このトランザクションのコミットまたはロールバックが完了していないことを検出します。このドメイン・ゲートウェイ・グループは、トランザクション・ツリーでローカル・グループ group_name の下に位置します。Domain はトランザクション・コーディネータにコンタクトし、トランザクションのコミットまたはロールバックを行います。管理者が行うことは何もありません。

アクション

アクションは必要ありません。


1090


ERROR: Memory allocation failure, size size
ERROR: メモリ割り当てに失敗しました。サイズ size

説明

メッセージ・キューの読み出し中に、malloc を使用してオペレーティング・システムからメモリを動的に割り当てることができませんでした。

アクション

オペレーティング・システムのパラメータが、マシンのメモリ量およびプロセスが使用できるメモリ量に関して正しく設定されているか確認してください。マシンのメモリ使用を減らすか、マシンの物理メモリ量を増やしてください。


1091


ERROR: Recovery cannot retrieve record for domain domain_name
ERROR: リカバリ処理でドメイン domain_name 用のレコードの読み込みができません。

説明

Domain ゲートウェイが起動時にトランザクション・ログを読み込み、そのユーザ・ログ・レコードに記録されているトランザクションには、潜在的にリカバリ・アクションが必要であると判断しました。ドメイン domain_name はこのトランザクションの参加者ですが、このドメインについての情報が共用メモリに見つからないことが、トランザクション・ログに示されています。このメッセージは、Tuxedo システム管理者が新しいアプリケーションで古いコンフィギュレーション・ファイルの代わりに Domain コンフィギュレーション・ファイルがロードされた場合、新旧のコンフィギュレーション・ファイルで同じ DMTLOGDEVDMTLOGNAME パラメータが共用された場合、新しいコンフィギュレーション・ファイルで古いファイルとは異なるドメイン・セットが指定された場合、古いアプリケーションがトランザクションが未終了であるにもかかわらずシャットダウンされたか、tmshutdown(1) を使用せずにシャットダウンされた場合のいずれかが該当するときに、開発環境で表示されます。

アクション

Tuxedo システム管理者が上記のように最近新しい Domain コンフィギュレーション・ファイルをロードしたのであれば、古いコンフィギュレーション・ファイルを再ロードするか、古いアプリケーションを再起動して、シャットダウンします (トランザクションの一貫性が重要な場合)。または dmadmin(1) のサブコマンド dsdmlog を使用して、古いログを削除します (古いアプリケーションが不要になる開発環境の場合)。他のアプリケーションと同じ DMTLOGDEVDMTLOGNAME が、このアプリケーションでは指定されない場合があります。この場合、一方のアプリケーションを変更し、別の DMTLOGNAME または DMTLOGDEV を使用します。このエラーが、上記の条件以外の結果として発生した場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

dmloadcf(1)、dmconfig(5)


1092


ERROR: Recovery cannot retrieve record for domain domain_name
ERROR: リカバリ処理でドメイン domain_name 用のレコードの読み込みができません。

説明

Domain ゲートウェイが起動時にトランザクション・ログを読み込み、そのユーザ・ログ・レコードに記録されているトランザクションには、潜在的にリカバリ・アクションが必要であると判断しました。ドメイン domain_name はこのトランザクションの参加者ですが、このドメインについての情報が共用メモリに見つからないことが、トランザクション・ログに示されています。このメッセージは、Tuxedo システム管理者が新しいアプリケーションで古いコンフィギュレーション・ファイルの代わりに Domain コンフィギュレーション・ファイルがロードされた場合、新旧のコンフィギュレーション・ファイルで同じ DMTLOGDEVDMTLOGNAME パラメータが共用された場合、新しいコンフィギュレーション・ファイルで古いファイルとは異なるドメイン・セットが指定された場合、古いアプリケーションがトランザクションが未終了であるにもかかわらずシャットダウンされたか、tmshutdown(1) を使用せずにシャットダウンされた場合のいずれかが該当するときに、開発環境で表示されます。

アクション

Tuxedo システム管理者が上記のように最近新しい Domain コンフィギュレーション・ファイルをロードしたのであれば、古いコンフィギュレーション・ファイルを再ロードするか、古いアプリケーションを再起動して、シャットダウンします (トランザクションの一貫性が重要な場合)。または dmadmin(1) のサブコマンド dsdmlog を使用して、古いログを削除します (古いアプリケーションが不要になる開発環境の場合)。他のアプリケーションと同じ DMTLOGDEVDMTLOGNAME が、このアプリケーションでは指定されない場合があります。この場合、一方のアプリケーションを変更し、別の DMTLOGNAME または DMTLOGDEV を使用します。このエラーが、上記の条件以外の結果として発生した場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。

関連項目

dmloadcf(1)、dmconfig(5)


1093


ERROR: Recovery cannot set branch state for domain domain_name
ERROR: リカバリ処理でドメイン domain_name 用のブランチ状態を設定できません。

説明

ゲートウェイがログからトランザクションを回復し、そのトランザクションを共用メモリに回復できました。しかし、トランザクション状態を共用メモリに設定することはできませんでした。

アクション

BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1094


ERROR: DMCONFIG DMTLOGSIZE, num_pages, differs from size of existing log, num_pages
ERROR: DMCONFIG DMTLOGSIZE、num_pages は、実際のログの大きさ num_pages と異なります。

説明

Domain ゲートウェイがトランザクション・ログをオープンし、回復作業を行った結果、dmconfig ファイルにリストされたログの大きさが、実際のログの大きさと一致していないことを検出しました。

アクション

回復作業を必要とする未終了のトランザクションがまだ残っている場合には、Domain コンフィギュレーション・ファイルを以前の大きさにリストアし、dmloadcf(1) を使用して再起動します。Domain ゲートウェイ・グループが再起動します。BEA Tuxedo システム管理者は、Domain ログの大きさを変更する必要がある場合、dmadmin(1) のサブコマンド dsdmlog を使用します。Domain ゲートウェイ・グループを次回起動するときに、Domain コンフィギュレーション・ファイルにリストされている大きさのログが自動的に作成されます。

関連項目

dmadmin(1)、dmloadcf(1)、dmconfig(5)


1095


WARN: Cannot initialize network recovery and/or listening points
WARN: ネットワーク・リカバリまたはリスニング端点を初期化できません。

説明

起動時に、Domain ゲートウェイ・プロセスがネットワークを初期化できませんでした。

アクション

ネットワークを起動する際に行う処理は、ネットワークの実装によって異なります。Domain コンフィギュレーション・ファイルに設定したネットワーク・パラメータが、有効かどうか確かめます。通常、ユーザ・ログ・メッセージに障害の原因についてのより詳細な情報が含まれています。


1098


ERROR: [Service receive: cannot send meta-msg reply]
ERROR: [サービス受信: メタメッセージ応答を送信できません]

説明

サービスを宣言する際、Domain ゲートウェイが、そのサービスの宣言を要求しているプロセスに対して応答メッセージを送信できませんでした。

アクション

ユーザ・ログ・メッセージから、応答メッセージを送信できない理由 (たとえば、オペレーティング・システムのリソース・エラーなど) を調べます。このようなメッセージがない場合は、BEA TUXEDO システムの Technical Support にお問い合わせください。


1099


ERROR: Unable to advertise initial services - error_string
ERROR: 初期サービスが宣言できません。error_string

説明

起動時に、Domain ゲートウェイが初期サービスを宣言できませんでした。tperrno の値がメッセージに含まれます。ゲートウェイは、このエラーにより終了します。

アクション

このエラーへの対処は、tperrno の値によって異なります。tperrno が TPELIMIT に設定されている場合は、TUXCONFIG ファイルの RESOURCES セクション内にある MAXSERVICES パラメータの値を大きくします。TPESYSTEM に設定されていれば、このメッセージに先行するメッセージから障害の原因を調べます。

関連項目

ubbconfig(5)

 

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