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大きなファイルの非 XML への変換サンプル

このサンプルでは、大きいファイルを一連の非 XML レコードに分割して操作する必要のあるアプリケーションのアーキテクチャに適した設計パターンを示します。このパターンでは、ファイル コントロールで大きい XML ファイルを読み込み、そのファイルを個別のレコードに分割します。分割した個別のレコードはデータベースに挿入されます。

注意 : このサンプルは dev2dev で提供されていますが、BEA のサポート対象外です。

サンプルの動作

このサンプルは、1 つの同期ビジネス プロセスと関連アイテム (ファイル イベント ジェネレータ、ファイル コントロール、スキーマなど) を含む単一の WebLogic Integration アプリケーションで構成されます。ファイル イベント ジェネレータは、大きい XML ファイルのディレクトリをポーリングするために使用されます。ファイル イベント ジェネレータは、ファイル名で渡すようにコンフィグレーションされています。次にファイル コントロールが使用され、ファイルがレコードごとに読み込まれます。このレコードは MFL を使用して解析されます。このサンプルの場合、顧客レコードを含む CSV ファイルが使用されます。顧客レコードは WLI サンプル ドメインの CUSTOMER テーブルに挿入されます。

この CSV ファイルでは、次のフォーマットが使用されています。

     28,CUSTOMER,2315 N First St,San Jose,CA,95131,408,570-8884

サンプル ドメインの CUSTOMER テーブルには、次のデータが挿入されます。

     CUSTID INT 10
     NAME VARCHAR 40
     ADDRESS VARCHAR 40
     CITY VARCHAR 40
     STATE CHAR 2
     ZIP VARCHAR 11
     AREA_CODE CHAR 3
     PHONE CHAR 9

サンプルの動作のしくみ

このサンプルでは、DB コントロールのバッチ挿入を使用する実装を提供します。このコントロールは既存の DB コントロールのラッパーとしてビルドされます。この実装では、トランザクション ブロックでバインドされたループ内で DB コントロールのバッチ挿入を使用して、トランザクションがタイムアウトするまでに処理するレコード数を制限します。これにより、大きいファイルを処理しても JTA がタイムアウトしません。

次の図に、サンプルのアーキテクチャを示します。


大きなファイルの非 XML への変換サンプル

必須ソフトウェア

このサンプルには次のソフトウェアが必要です。

補足資料

このサンプルには、アプリケーション コードに加えて次の項目が含まれています。

  • アプリケーションをサポートするように BEA WebLogic Integration クラスタをコンフィグレーションするための手順およびスクリプト
  • 適切にコンフィグレーションされたクラスタにアプリケーションをデプロイするための手順およびスクリプト
  • 大きいファイルを処理するプロセスを設計するための手順、ガイドライン、および注意事項

ダウンロード方法

大きなファイルの非 XML への変換サンプルは dev2dev の サンプルのダウンロード ページからダウンロードできます。