ファイルシステム リポジトリへの接続をコンフィグレーションする

仮想コンテンツ リポジトリ内にリポジトリをコンフィグレーションすることは、リポジトリのデータストアとの接続を作成することを意味します。ファイルシステム リポジトリの場合、データストアはネットワーク上のファイルシステムです。ファイルシステム リポジトリを追加する場合は、WebLogic Portal に対してそのファイルシステムの場所を指定するカスタム プロパティを追加する必要もあります。

重要 : BEA リポジトリに対してファイルシステムの場所を指定するだけでは不十分です。Bulkloader インポート ツールを使用して、WebLogic Portal およびそのデフォルト リポジトリとのメタデータ関係を作成する必要があります。ファイルシステム リポジトリの使用方法の詳細については、BEA e-docs Web ページの『追加リポジトリ作成ガイド』を参照してください。

ファイルシステム リポジトリに接続するには

  1. [View] ドロップダウン リストから [Repository] を選択して、リポジトリ リスト ツリーを表示します。
  2. リポジトリの管理ツリーで、既存の BEA リポジトリを右クリックします。
  3. ポップアップ メニューで [編集] をクリックします。
  4. エディタ ペインで、次の情報を指定します。
  5. 入力フィールド 入力する情報
    [リポジトリ名] 作成するリポジトリの名前を入力する。
    [接続クラス]

    BEA リポジトリの場合、接続クラスは次のとおり。

    • com.bea.content.spi.internal.RepositoryImpl

    ファイルシステム リポジトリを使用している場合、接続クラスは次のとおり。

    • com.bea.content.spi.internal.FileSystemRepositoryImpl

    サード パーティのリポジトリの場合は、ベンダ提供の SPI ドキュメントを参照。

    [ユーザ名] このリポジトリにログインするために使用するユーザ名を入力する。
    [パスワード] このリポジトリにログインするために使用するユーザ名に関連付けるパスワードを入力する。
    [ライブラリ サービスを有効にする]

    このリポジトリに対して WebLogic Portal のライブラリ サービスを使用する場合は、このチェック ボックスをオンにする。このチェック ボックスは、サード パーティのコンテンツ管理システムでは使用しない。

    ライブラリ サービスは BEA リポジトリでのみ使用できる。

    ライブラリ サービスを削除するには、リポジトリの新しいインスタンスを作成する必要がある。


  6. ファイルシステム リポジトリを追加するには、[Add Property] をクリックします。
  7. [キー] フィールドに cm_fileSystem_path と入力します。
  8. [値] フィールドに、コンテンツが含まれているファイルシステムへのパスを入力します。ポータル アプリケーションからファイルシステムへのネットワーク アクセスが可能であることを確認します。
  9. Web サーバを通じてファイルシステムにアクセスしている場合は、追加のプロパティを指定できます (省略可能)。[Add Property] をクリックします。
  10. [キー] フィールドに cm_fileSystem_webpath と入力します。
  11. [値] フィールドに、ファイルシステムの Web URL を入力します。
  12. [リポジトリ キャッシュ設定] ボックスで、必要に応じてキャッシュ プロパティを編集します。デフォルトのキャッシュ設定をそのまま使用することもできます。
  13. [Update] をクリックします。

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