認証セキュリティ プロバイダ サービス

認証セキュリティ プロバイダ サービスを使用して、次の処理を実行できます。

このページの設定は、WebLogic Server に接続されているすべての認証プロバイダに適用されます。ただし、プロバイダが特定のタスクを WebLogic Administration Portal から実行することを許可していない場合は除きます。

次の表は、認証セキュリティ プロバイダ サービスのフィールドとデフォルト値を説明しています。このページのフィールドを更新するには、エンタープライズ アプリケーションを再デプロイするかサーバを再起動する必要があります。

フィールド デフォルト値 説明

[グループ述部テキスト入力を有効にする]

[いいえ]

一部の認証プロバイダは、WebLogic Administration Portal などの外部ツールによるユーザまたはグループへの読み込みアクセスを許可していない場合がある。プロバイダがユーザとグループへの読み込みアクセスを許可していない場合でも、ユーザおよびグループ、委託管理、および訪問者の資格のツール内で、プロバイダに関するテキスト ボックス入力フィールドをアクティブにすることができる。このテキスト ボックスに既知のユーザとグループの名前を入力し、それらのユーザまたはグループにプロファイルを割り当てると、ユーザとグループを使用して委託管理ルールおよび訪問者の資格ルールを定義できる。読み込みアクセス不可の認証プロバイダに属するユーザがログインした場合、WebLogic Portal ではそのユーザのプロファイルを使用して、ユーザがいずれかの委託管理または訪問者の資格グループに属しているかどうかを確認できる。

テキスト ボックスへの入力を有効にするには、[はい] に設定する。

[グループの読み取りができるロール]

[Admin]
[PortalSystemAdministrator]
[Anonymous]

ユーザまたはグループ管理タスクごとに、そのタスクの実行を許可されるロールを指定できる。ロールは、ドメイン レベルのロールとすることも、ポータル アプリケーション レベルのロール (委託管理) とすることもできる。

すべての未認証ユーザが Anonymous ロールとなる。

Self ロールは、自分をグループに追加したりパスワードを変更したりするような、自分を対象とするサービスを実行する認証ユーザのためのロール。

複数の値を指定する場合は、値ごとに〔Enter〕を押す。

[グループを作成できるロール]

[Admin]
[PortalSystemAdministrator]

[グループを更新できるロール]

[Admin]
[PortalSystemAdministrator]
[Self]

[グループを削除できるロール]

[Admin]
[PortalSystemAdministrator]

[ユーザの読み取りができるロール]

[Anonymous]

[ユーザを作成できるロール]

[Admin]
[PortalSystemAdministrator]
[Self]
[Anonymous]

[ユーザを更新できるロール]

[Admin]
[PortalSystemAdministrator]
[Self]

[ユーザを削除できるロール]

[Admin]
[PortalSystemAdministrator]

[予約されているユーザ]

なし。フィールドは空白。

[予約されているユーザ] または [予約されているグループ] フィールドに入力したユーザ名またはグループ名は、どのプロバイダでも作成されることはない。

[保護されているユーザ] または [保護されているグループ] フィールドに入力したユーザ名またはグループ名は、どのプロバイダからも削除されることはない。

複数の値を指定する場合は、値ごとに〔Enter〕を押す。WebLogic Server によってデフォルトで予約または保護されている名前は、追加する必要はない。

[保護されているユーザ]

なし。フィールドは空白。

[予約されているグループ]

なし。フィールドは空白。

[保護されているグループ]

なし。フィールドは空白。

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