Tax Service Client のコンフィグレーション パラメータ

フィールド名 説明
[税金計算 JNDI 名] TaxService EJB の JNDI 名。このプロパティは必須。デフォルトは BEA_commerce.TaxCalculator。
[税金計算 WSDL] 税金 Web サービスの WSDL (Web Services Description Language) の URL。デフォルトは http://localhost:7001/taxws/BEA_commerce.TaxWebService/wsdl.jsp。WSDL は、Web サービスの記述および Web サービスとの通信方法の指定に使用する XML 言語。
[通貨] Web アプリケーションで使用する通貨の ISO 4217 通貨コードを入力する。このプロパティは必須。
[発送元都道府県]

商品の発送元の都道府県。この値は、都道府県の名称または略称を使用して、<country-abbreviation>.province.properties ファイルからマップできる必要がある。

このプロパティは、米国とカナダ以外の国の住所には不要。WebLogic Portal には、カナダ用の ca.province.properties と、米国用の us.province.properties の 2 つのプロパティ ファイルがある。これらは PORTAL_HOME¥lib¥commerce¥ejb の ebusiness.jar ファイルに含まれている。変更が必要なときは ebusiness.jar ファイルを unjar し、更新後は再びファイルを jar する。必要に応じて、カナダと米国以外の国にも <country-abbreviation>.province.properties ファイルを追加できる。

[発送元市区町村] 商品発送元の市。このプロパティは必須。
[発送元郵便番号] 商品の発送元の ZIP コードまたは郵便番号。このプロパティは必須。
[発送元所在地コード] 複数の課税管轄区域に対応する住所を指定する税金テーブル コード。米国およびカナダの住所のみに使用される。このプロパティは省略可能。
[発送元国コード] 商品の発送元の国に対する、ISO 3166 で定義される 2 ~ 3 文字の略称。このプロパティは必須。
[発注元市区町村] これは、発送元市区町村プロパティとまったく同じで、注文を請けた場所と発送元の場所が異なる場合に使用される。注文を請けた住所が存在するかどうかを特定するために、WebLogic Portal のコマース サービスは発注元市区町村プロパティを確認する。存在しない場合、WebLogic Portal は発送元市区町村の値がデフォルト値として設定される。
[発注元郵便番号] これは、発送元郵便番号プロパティとまったく同じで、注文を請けた場所と発送元の場所が異なる場合に使用される。注文を請けた住所が存在するかどうかを特定するために、WebLogic Portal のコマース サービスは発注元郵便番号プロパティを確認する。存在しない場合、WebLogic Portal は発送元郵便番号の値がデフォルト値として設定される。
[発注元所在地コード] これは、発送元所在地コードプロパティとまったく同じで、注文を請けた場所と発送元の場所が異なる場合に使用される。注文を請けた住所が存在するかどうかを特定するために、WebLogic Portal のコマース サービスは発注元所在地コードプロパティを確認する。存在しない場合、WebLogic Portal は発送元所在地コードの値がデフォルト値として設定される。
[発注元国コード] これは、発送元国コード プロパティとまったく同じで、注文を請けた場所と発送元の場所が異なる場合に使用される。注文を請けた住所が存在するかどうかを特定するために、WebLogic Portal のコマース サービスは発注元国コード プロパティを確認する。存在しない場合、WebLogic Portal は発送元国コードの値がデフォルト値として設定される。
[タイトル パッセージの場所]

税金サービスがタイトル パッセージを判断できるようにするプロパティ。このプロパティは省略可能で、米国とカナダにおいてのみ使用される。設定できる値は、次のとおり。

shipFrom (大文字と小文字は区別されない)

発注元で適法な振り替えが行われる。

shipTo

発送元で適法な振り替えが行われる。

[企業 ID] 税金計算のために税金サービスをコンフィグレーションする場合は、企業の識別情報を入力する必要がある。このプロパティは必須。複数の企業エンティティが税金サービスに関連する一連のコンフィグレーション ファイルを共有する可能性があるので、税金サービスに対するそれぞれのリクエストに CompanyId を指定する必要がある。このプロパティは、税金サービスのデプロイメントでコンフィグレーションされ、企業の識別子となる。
[企業所在地コード] グローバル レポート作成で使用する企業所在地も指定することができる。販売者登録番号が設定されていない場合、グローバル税金サービスは企業所在地と企業 ID によって販売者登録番号を検索する。このマッピングを設定するには、税金サービス ツールを使用する。企業所在地も販売者登録番号も設定されていない場合、グローバル税金サービスは税金を正しく計算できない。
[税金の種類] 業種に応じて、計算する税金の種類を選択する必要がある場合もある。設定できる税金の種類は、Sales、Use、Consumer Use、Rental、Services。デフォルト値は Sales。Use は商業使途の税金に使用される。
[郵便番号エラー発生時に AVS が返すリスト] 一部の AVS サービス プロバイダでは、AVS サービスのデータベースで ZIP コードを検索できない場合に、このパラメータを使用できる。その場合、AVS サービスは、代わりに使用できる置換可能な ZIP コードのリストを返す。WebLogic Portal は、このパラメータを使用して、この状況がエラーかどうか、あるいは返された ZIP コードのリストをエンド ユーザに表示するかどうかを判断する。
[販売者登録番号] 米国またはカナダ以外にアカウントがある場合は、販売者の登録番号を設定する必要がある場合がある。このパラメータは businessLocation パラメータと組み合わせることで機能する。
[税金デバッグ] このパラメータが存在する場合、その値に関係なく、住所検証サービスのデバッグ出力がオンになる。