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WebLogic Portal ライフサイクル - プロダクション

ポータル アプリケーションの構築、コンフィグレーション、テスト、およびデプロイが完了した後、プロダクションの段階に移ります。

プロダクションの段階は、ユーザがアプリケーションにアクセスする段階であり、実際のポータル アプリケーションを管理し、調整します。この段階の多くのタスク (ユーザの管理、コンテンツの管理、対話管理ルールの変更、訪問者資格と委任管理のコンフィグレーションなど) は、ステージングで実行するタスクと同じです。相違点は、ステージングのタスクが公開のポータルを実際に稼働させることを目的としているのに対して、プロダクションでは実際に実行中のアプリケーションを管理することを目的としていることです。ポータル ライフサイクルの一部には、アプリケーションの更新を実データと比較してテストするために実際のデータをプロダクションからステージングに戻すことも含まれています。

この段階で実行するタスクは次のとおりです。

  • 既存のポータル リソースを管理する
  • デスクトップを作成する
  • デスクトップとコミュニティのテンプレートを作成する
  • ユーザを管理する
  • 委任管理ロールと訪問者資格ロールをリソースに適用する
  • コンテンツを追加および変更する
  • 対話管理ルールをリセットまたは変更する
  • プロダクションでは、エンド ユーザがコミュニティを作成することもできる。WebLogic Portal 訪問者ツールを使用してポータル環境をカスタマイズします。

この段階で使用する主なツールは、WebLogic Portal Administration Console、WebLogic Portal プロダクション業務ツール (ステージング、開発、プロダクション間でデータベースと LDAP のデータをやり取りする)、および使用している外部のコンテンツ プロバイダとセキュリティ プロバイダです。

次のガイドには、ポータル ライフサイクルにおけるプロダクションの考慮事項が詳細に記載されています。

WebLogic Portal ライフサイクルのダイアグラム