IIOP1.0 カタログには、
BEA002000 - BEA002499の範囲のメッセージがあります。このカタログ内のメッセージは、
weblogic.iiop
国際化パッケージと weblogic.i18n
ローカライゼーション パッケージの一部です。
BEA-002000(非推奨)
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Error:
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BEA-002001
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Info: 不明なメッセージ タイプを受信しました。
原因
| これは通常の処理において、起こりえないエラーです。これはクライアントが破棄されたメッセージを送信していることを示します。また、悪意のある第三者が IIOP を使用してサーバにアクセスしようとしていることを示します。 |
対応
| BEA カスタマ サポートに連絡してください。 |
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BEA-002002
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Info: メソッド名 methName を解析できませんでした。
内容
| サーバが、要求内の名前に適したメソッド実装を見つけられませんでした。 |
原因
| この問題には様々な理由が考えられます。通常は、呼び出し側が存在しないメソッドに対し要求を行ったために起こる現象です。それ以外では、メソッド名の IDL の区切り方が曖昧で、WebLogic Server が呼び出すべきメソッドを判断できないためにこの問題が生じます。 |
対応
| IDL の区切り方が原因で問題が発生している場合は、メソッド名を変更してみてください。特に、getSomedata() のような名前は問題を起こす可能性があります (somedata は属性またはメソッドの名前)。また、JDK 1.3.1 では名前の区切り方に関するバグがあります。JDK 1.4 クライアントを使用してみてください。 |
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BEA-002003
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Error: メッセージ ioe を送信できません。
内容
| IIOP メッセージの送信を妨げる IOException 例外が発生しました。 |
原因
| 何らかの通信障害が発生しました。対象が IIOP 接続を閉じたためか、一時的なネットワーク障害のためです。 |
対応
| クライアント/サーバ ネットワーク接続が正常かどうか確認してください。 |
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BEA-002004(非推奨)
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Warning: 廃止された sname simpl thr
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BEA-002005
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Critical: アダプタ thr で OutOfMemoryError が発生しました。
内容
| サーバでメモリ不足が生じています。 |
原因
| これは多くの場合、クライアントとサーバの間での不一致をマーシャルすることによって起こります。通常はクライアントかサーバ、または両方のバグです。 |
対応
| サーバを再起動して、BEA のサポートに連絡してください。 |
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BEA-002006
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Error: アイドル状態の接続 ex をスカベンジできません。
内容
| サーバで、接続スカベンジャを作成できませんでした。 |
原因
| サーバはアイドル IIOP 接続を監視するトリガをスケジューリングできませんでした。この事実は、サーバ内に何らかのコアな障害があることを示します。 |
対応
| サーバを再起動してください。このエラーが再び発生する場合は、BEA のサポートに連絡してください。 |
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BEA-002024
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Debug: ソケット ioe で例外が発生しました。
内容
| メッセージ送信中に低レベルの通信例外が発生しました。 |
原因
| 内部デバッグ。 |
対応
| なし。 |
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BEA-002025
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Debug: ソケット thr で例外が発生しました。
内容
| 受信メッセージ処理中に低レベルの通信例外が発生しました。 |
原因
| 内部デバッグ。 |
対応
| なし。 |
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BEA-002008
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Info: sname のエクスポートに失敗しました。次の例外が発生しました: ioe
内容
| サーバはリモート オブジェクトをマーシャリングする前にエクスポートしようとしましたが、できませんでした。 |
原因
| 多くの場合、これはサーバがリモート オブジェクトの IIOP スタブを見つけられないか生成できないために発生します。CORBA オブジェクトの対応する _Stub クラスがサーバのクラスパスにあることを確認してください。RMI-IIOP オブジェクト スタブは自動的に生成されています。 |
対応
| CORBA オブジェクトについては、idlj がサーバのクラス上で実行されたことを確認してください。IRMI-IIOP オブジェクトについては、BEA のサポートに連絡してください。 |
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BEA-002009(非推奨)
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Error: 廃止された e
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BEA-002010(非推奨)
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Error: 廃止された problem
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BEA-002011
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Error: 例外 problem をマーシャリングできませんでした: reason
内容
| サーバは呼び出し側への送信に関する例外をマーシャリングできませんでした。代わりに汎用的な SystemException が送信されました。 |
原因
| サーバは適切な例外定義をクラスパスに見つけることができませんでした。CORBA 例外の場合、アプリケーションには例外クラスの他に例外ヘルパー クラスがなければなりません。 |
対応
| 見つからない例外クラスをアプリケーションに追加してください。 |
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BEA-002012
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Error: 例外 problem を送信できませんでした: thr
内容
| サーバは適切な例外を呼び出し側へ返信できませんでしたが、代わりに汎用的な SystemException を送信しました。 |
原因
| これは、クライアント/サーバ間の接続の信頼性が非常に低い場合にだけ発生します。 |
対応
| クライアント/サーバ ネットワーク接続が正常かどうか確認してください。BEA のサポートに連絡してください。 |
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BEA-002013
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Error: 例外 problem の送信に完全に失敗しました: thr
内容
| サーバは適切な例外を呼び出し側へ返信できず、汎用的な SystemException の送信にも失敗しました。 |
原因
| 何らかの通信障害が発生しました。対象が IIOP 接続を閉じたためか、一時的なネットワーク障害のためです。 |
対応
| クライアント/サーバ ネットワーク接続を確認してください。 |
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BEA-002014
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Info: IIOP サブシステムが有効です。
内容
| IIOP サブシステムが動作中で、受信 IIOP リクエストをリスンしています。 |
原因
| IIOP サブシステムが動作中で、受信 IIOP リクエストをリスンしています。 |
対応
| 必要なアクションはありません。 |
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BEA-002015
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Error: javax.rmi.CORBA.UtilClass util を使用しています。IIOP サブシステムには WebLogic Server 互換の UtilClass が必要です。
内容
| サーバは WebLogic Server バージョンの javax.rmi.CORBA.UtilDelegate をインストールできませんでした。 |
原因
| 一部のアプリケーション コードまたは外部 ORB が、システム プロパティ javax.rmi.CORBA.UtilClass を設定したか、IIOP サブシステムが初期化する前に javax.rmi.CORBA.Util の関数へアクセスしようとしました。 |
対応
| IIOP サブシステムはこのシナリオでは正しく機能しません。アプリケーション コードを修正して、サーバを再起動してください。 |
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BEA-002016
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Error: javax.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectClass pro を使用しています。IIOP サブシステムには WebLogic Server 互換の PortableRemoteObjectClass が必要です。
内容
| サーバは WebLogic Server バージョンの javax.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectDelegate をインストールできませんでした。 |
原因
| 一部のアプリケーション コードまたは外部 ORB が、システム プロパティ javax.rmi.CORBA.PortableRemoteObjectClass を設定したか、IIOP サブシステムが初期化する前に javax.rmi.PortableRemoteObject の関数へアクセスしようとしました。 |
対応
| IIOP サブシステムはこのシナリオでは正しく機能しません。アプリケーション コードを修正して、サーバを再起動してください。 |
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BEA-002017
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Info: LocateRequest は onoroff です。
内容
| これは、サーバがリモート オブジェクトのオブジェクト参照を取得するために IIOP LocateRequest メッセージを送信するかどうかを示します。外部アプリケーション サーバには LocateRequest メッセージを正しく処理しないものもありますが、それ以外のアプリケーション サーバでは LocateRequest メッセージが必要です。 |
原因
| これは情報メッセージです。 |
対応
| 必要なアクションはありません。 |
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BEA-002018
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Info: デフォルトの GIOP バージョンは 1.version です。
内容
| IIOP サブシステムが使用する GIOP プロトコルのデフォルトのバージョンは、通常 1.2 に設定されています。ただし、一部の C++ ORB では GIOP 1.2 を正しくデコードできません。その場合は他の GIOP バージョンを試してください。 |
原因
| これは情報メッセージです。 |
対応
| 必要なアクションはありません。 |
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BEA-002019
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Info: LocationForward ポリシーは policy です。
内容
| LocationForward ポリシーは、ネーム サービスに対するリクエストが、呼び出し側を、クラスタ内の異なるネーム サービスのオブジェクト参照にリダイレクトするかどうかを示します。 |
原因
| これは情報メッセージです。 |
対応
| 必要なアクションはありません。 |
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BEA-002020
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Info: 接続アイドル タイムアウトは timeout 秒です。
内容
| 接続がサーバによって自動的に閉じられるまでアイドル状態を保つ秒数。ほとんどの ORB は閉じられた接続を透過的に再度開きますが、それができない ORB もあります。その場合は、接続アイドル タイムアウトをより大きな値に設定する必要があります。 |
原因
| これは情報メッセージです。 |
対応
| 必要なアクションはありません。 |
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BEA-002021
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Info: SecurityService を where に登録しました。
内容
| サーバが IIOP セキュリティ サービスをバインドした JNDI の場所を示します。これは、CSIv2 をサポートしない外部 ORB クライアントがクライアント認証を実行するために使用できる、独自の IIOP 拡張機能です。 |
原因
| これは情報メッセージです。 |
対応
| 必要なアクションはありません。 |
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BEA-002022
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Warning: SecurityService ex をバインドできませんでした。
内容
| IIOP サブシステムは独自の IIOP セキュリティ サービスを JNDI にバインドできませんでした。 |
原因
| 内部的な JNDI の問題です。 |
対応
| BEA カスタマ サポートに連絡してください。 |
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BEA-002023
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Warning: SendingContext RunTime ex を解決できませんでした。
内容
| リモート サーバから提供された SendingContext RunTime を解決できませんでした。そのため、派生するクラスの相互運用が行えません。 |
原因
| クライアントは SendingContext RunTime の無効なオブジェクト参照を提供しました。 |
対応
| BEA のサポートに連絡してください。 |
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BEA-002026
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Info: トランザクション メカニズムは mech です。
内容
| IIOP サブシステムはデフォルトでトランザクションの伝播に CORBA OTS を使用します。JTA などのトランザクション メカニズムを有効にした場合、WebLogic Server はトランザクションの伝播でそのメカニズムの使用を強制されます。IIOP で JTA を使用するのは標準ではなく、WLS 以外のアプリケーション サーバと相互運用できません。 |
原因
| これは情報メッセージです。 |
対応
| 必要なアクションはありません。 |
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BEA-002027
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Error: problem からの例外の再書き込みが完全に失敗しました: reason
内容
| サーバは呼び出し側への送信に関する例外をマーシャリングできず、汎用的な SystemException もマーシャリングできませんでした。 |
原因
| これは通常の処理において、起こりえないエラーです。 |
対応
| BEA カスタマ サポートに連絡してください。 |
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BEA-002028
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Warning: OTS エラーが発生しました: str、thr。
内容
| Object Transaction Service (OTS) エラーが発生しました。 |
原因
| OTS エラーは一般にバグではありませんが、結果として常に、例外情報が呼び出し側へ伝播されるときに失われます。このため、システム管理者が原因を判別するために、根本的原因は常にログに記録されます。OTS エラーは一般にトランザクション サブシステムの処理 (トランザクションのロールバックなど) が原因で発生します。 |
対応
| これが予期されたエラーであることを確認してください。 |
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BEA-002029
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Debug: OTS: msg
内容
| OTS の処理に関するデバッグ メッセージ。 |
原因
| 内部デバッグ。 |
対応
| なし。 |
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BEA-002030
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Debug: 転送: msg
内容
| IIOP メッセージの送信および受信に関するデバッグ メッセージ。 |
原因
| 内部デバッグ。 |
対応
| なし。 |
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BEA-002031
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Debug: マーシャリング: msg
内容
| 送信および受信された IIOP メッセージのフォーマットに関するデバッグ メッセージ。 |
原因
| 内部デバッグ。 |
対応
| なし。 |
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BEA-002032
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Debug: マーシャリング: msg, thr
内容
| 送信および受信された IIOP メッセージのフォーマットに関するデバッグ メッセージ。 |
原因
| 内部デバッグ。 |
対応
| なし。 |
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BEA-002033
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Info: type データのコードセットを cs に設定、OSF レジストリ エントリ osf。
内容
| サーバが文字列およびワイド文字列データに対して使用するデフォルトのネイティブ コードセットを示します。外部 ORB には、WebLogic Server が使用するデフォルトのネイティブ コードセットを正しくデコードしないものもあります。 |
原因
| これは情報メッセージです。 |
対応
| 必要なアクションはありません。 |
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BEA-002034
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Debug: ネーミング: msg
内容
| サーバの CosNaming 実装の操作に関するデバッグ メッセージ。 |
原因
| 内部デバッグ。 |
対応
| なし。 |
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BEA-002035
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Debug: セキュリティ: msg
内容
| 送信および受信された IIOP メッセージのセキュリティに関するデバッグ メッセージ。 |
原因
| 内部デバッグ。 |
対応
| なし。 |
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BEA-002036
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Debug: 置換: msg
内容
| IOR からスタブへ、またはスタブから IOR への置換に関するデバッグ メッセージ。 |
原因
| 内部デバッグ。 |
対応
| なし。 |
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BEA-002037
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Info: CosNaming サービスを where に登録しました。
内容
| サーバが IIOP CosNaming サービスをバインドした JNDI の場所を示します。参照がクラスタのすべてのメンバの情報を保持するには、クラスタ化された環境に CosNaming をバインドする必要があります。 |
原因
| これは情報メッセージです。 |
対応
| 必要なアクションはありません。 |
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BEA-002038
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Warning: CosNaming サービス ex をバインドできませんでした。
内容
| IIOP サブシステムは IIOP CosNaming サービスを JNDI にバインドできませんでした。 |
原因
| 内部的な JNDI の問題です。 |
対応
| BEA カスタマ サポートに連絡してください。 |
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BEA-002039
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Warning: 置換: msg
内容
| IOR からスタブへ、またはスタブから IOR への置換に関する警告メッセージ。 |
原因
| リプレーサは、正しく置換を行えるだけの十分な情報を得られませんでした。 |
対応
| BEA カスタマ サポートに連絡してください。 |
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BEA-002040
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Info: 接続保留タイムアウトは timeout 秒です。
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BEA-002041
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Warning: このチャネルでは IIOP が有効化されていないため、接続が拒否されました。
内容
| このチャネルまたはリスン アドレスでは IIOP が有効化されていないため、 接続が拒否されました。 |
原因
| ServerMBean による設定時に、このサーバで IIOP がまったく有効化されていないか、この特定のチャネルが有効化されていないため、接続が拒否されました。 |
対応
| IIOP を有効化してください。 |
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