Smart Ticket デモ
ここでは、WebLogic Server で Java Smart Ticket デモを設定および実行する手順について説明します。
SMARTICKET_HOME/smarticket ディレクトリに解凍します。
WL_HOME/samples/server/config/examples の setExamplesEnv スクリプトを実行します。WL_HOME は WebLogic インストール先のホーム ロケーションです。デフォルトでは、WL_HOME は C:/bea/weblogic81 です。
J2MEWTK_HOME 変数も含まれるように環境を設定します。ツールキットをインストールしたルート ディレクトリを指定します。たとえば、次のように入力します。
set J2MEWTK_HOME=c:\j2mewtk
SMARTICKET_HOME/smarticket ディレクトリにある Ant ビルドスクリプトを実行します。このディレクトリで、次のように入力してビルドスクリプトを実行します。
localant
SMARTICKET_HOME/smarticket/populate.bat スクリプトで、正しい POINTBASEHOME が指定されていることを確認します。WL_HOME/samples/server/eval/pointbase ディレクトリに設定されている必要があります。次に、開発シェルで SMARTICKET_HOME/smarticket ディレクトリから次のように入力して、SMARTICKET_HOME/smarticket/populate.bat スクリプトを実行します。
populate
MovieInfoData です。次に、[JNDI] フィールドに MovieInfoDataSource と入力します。プール名として demoPool と入力します。これは、WebLogic サンプルが使用するデフォルトの接続プールです。[作成] をクリックします。[対象] タブをクリックします。[選択可] カラムの examplesServer を選択し、右矢印をクリックして割り当てます。[適用] をクリックします。TicketSalesData、CustomerData、および LocaleInfoData です。これに対応する JNDI 名は TicketSalesDataSource、CustomerDataSource、および LocaleInfoDataSource です。それぞれがプール名として demoPool を使用します。SMARTICKET_HOME/ smarticket/bin ディレクトリを参照して smarticket.ear ファイルを選択します。
examplesServer を選択し、右矢印をクリックして、examplesServer にアプリケーションを割り当てます。[作成] をクリックします。アプリケーションのコンポーネントがデプロイされるまで多少時間がかかります。新しくインストールしたアプリケーションの [コンフィグレーション] タブが表示されます。[適用] を再度クリックします。
SMARTICKET_HOME/smarticket/bin ディレクトリにある smarticket.jad ファイルを編集し、サーバの正しい場所を指すように次の 3 行を変更します。SMARTicket-Poster-URL: http://localhost:7001/SmarTicketApp/
SMARTicket-Servlet-URL: http://localhost:7001/SmarTicketApp/servlet/
SMARTicket-Splash-URL: http://localhost:7001/SmarTicketApp/
SMARTICKET_HOME/bin ディレクトリの smarticket.jad ファイルを開きます。
SMARTICKET_HOME/doc ディレクトリにあるドキュメントを参照してください。メモ
Smart Ticket アプリケーション用のユーザ アカウントを作成する際には、郵便番号として 95130 または 95054 を入力します。また、パスワードの長さは 6 文字とする必要があります。アカウント作成時には [Poster] モードを選択してみてください。このモードでは、電話やエミュレータで選択した映画の画像を表示できます。
エミュレータを使うための複数のオプションがあります。J2ME Wireless Ticket で、デフォルトのデバイスとプリファレンスを設定してください。
クライアント Smart Ticket アプリケーションを既に実行していて、WebLogic にアプリケーションを再デプロイする場合、既存のユーザ情報のデータベースを消去する必要があります。そのためには、Windows の [スタート] メニューから J2ME Wireless Ticket Utility を実行します。[Clean Database] をクリックします。次に、Smart Ticket クライアントを再起動します。