JSP クイック スタート
簡単な JSP を短時間でデプロイするには
- JSP ファイルが、タグ ライブラリやその他の外部リソースを参照していないことを確認してください。こうしたリソースがある場合は、別のデプロイ手順が必要になります。クイック スタート ガイドでは、このような手順は扱いません。
- デフォルトの WebLogic Server を起動します。 Windows NT を使用している場合は、[スタート] メニューの [Start Default Server] というショートカットから起動できます。
- JSP ファイルを WebLogic Server のインストール先の
config/mydomain/applications/ DefaultWebApp ディレクトリにコピーします。
(mydomain は、インストール時に WebLogic 管理ドメインとして指定した名前です。)
WebLogic Server 配布キットに含まれている、サンプルの JSP ファイルを使用できます。 サンプルをインストールしてある場合は、WebLogic Server 配布キットの次のファイルを使用できます。
samples/examples/jsp/HelloWorld.jsp
- Web ブラウザから、次の URL を指定して JSP ファイルを要求します。
http://localhost:7001/myJSPfile.jsp
各値の説明は次のとおりです。
localhostは、WebLogic Server を実行しているマシンのホスト名です。
port は、WebLogic Server が要求をリスンするポート番号です。
myJSPfile.jsp は、手順 3 でコピーした JSP ファイルです。
実行した手順について
- JSP ファイルをコピーしたディレクトリは、WebLogic Server で用意されているデフォルト Web アプリケーションのルート ディレクトリです。Web アプリケーションは、Web ベース アプリケーションの各リソースをまとめる J2EE デプロイメント ユニットです。 Web アプリケーションにおけるルート ディレクトリは、多くの Web サーバにおけるドキュメント ルートに相当します。
JSP ファイルは、デプロイされている Web アプリケーションのルート ディレクトリにコピーするだけでデプロイできます。 サーブレットとは異なり、JSP ファイルは登録する必要がありません。
その他のリソース
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HTML クイック スタート
HTML ページを短時間でデプロイするには
- デフォルトの WebLogic Server を起動します。 Windows NT を使用している場合は、[スタート] メニューの[Start Default Server] というショートカットから起動できます。
- HTML ファイルを、WebLogic Server のインストール先の
config/mydomain/applications/ DefaultWebApp ディレクトリにコピーします。
(mydomain は、インストール時に WebLogic 管理ドメインとして指定した名前です。)
- HTML ファイルに、画像ファイルまたはその他のファイルをリンクさせている場合は、そのファイルも DefaultWebApp ディレクトリにコピーします。 必要に応じて、画像ファイルなどの相対リンク先となるサブディレクトリを作成できます。
- Web ブラウザから、次の URL を指定して HTML ファイルを要求します。
http://localhost:7001/myFile.html
各値の説明は次のとおりです。
localhostは、WebLogic Server を実行しているマシンのホスト名です。
port は、WebLogic Server が要求をリスンするポート番号です。
myFile.html は、手順 2 でコピーした HTML ファイルです。
実行した手順について
- HTML ファイルをコピーしたディレクトリは、WebLogic Server で用意されているデフォルト Web アプリケーションのルート ディレクトリです。Web アプリケーションは、Web ベース アプリケーションの各リソースをまとめる J2EE デプロイメント ユニットです。Web アプリケーションにおけるルート ディレクトリは、多くの Web サーバにおけるドキュメント ルートに相当します。
その他のリソース
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サーブレット クイック スタート
サーブレットを短時間でデプロイするには
- WegLogic Server のインストール先にある以下のディレクトリの下にclasses というサブディレクトリを作成します。
config/mydomain/applications/ DefaultWebApp/ WEB-INF/
- サーブレット クラス ファイルを、以下のディレクトリにコピーします。
config/mydomain/applications/ DefaultWebApp/ WEB-INF/classes
(mydomain は、インストール時にWebLogic 管理ドメイン名として指定した名前です。)
サーブレット クラスに package 文が含まれている場合は、package 文の各レベルに応じたサブディレクトリを作成する必要があります。たとえば、package 文が
Package color.blue である場合は、サーブレット クラスを以下のディレクトリに配置します。
config/mydomain/applications/ DefaultWebApp/ WEB-INF/classes/color/blue
このクイック スタートでサーブレット クラスを使用せず、かつ WebLogic Server サンプルをインストールしてある場合は、WebLogic Server 配布キットに含まれているサンプルのサーブレットを使用できます。サンプルは、WebLogic Server のインストール先の以下のディレクトリにあります。
config/examples/applications/ examplesWebApp/WEB-INF/classes/ examples/servlets/ HelloWorldServlet.class
- WebLogic Server のインストール先の config/mydomain/applications/
DefaultWebApp/ WEB-INF/ ディレクトリにある、web.xml ファイルを修正します。<web-app> タグと </web-app> タグの間に、以下のコードを追加します。
<servlet>
<servlet-name>
myServlet
</servlet-name>
<servlet-class>
package.name.myServlet
</servlet-class>
</servlet>
<servlet-mapping>
<servlet-name>
myServlet
</servlet-name>
<url-pattern>
quickStartServlet
</url-pattern>
</servlet-mapping>
各値の説明は次のとおりです。
myServlet は、サーブレット クラス ファイルの名前です。
package.name.myServlet は、サーブレット クラスの完全パッケージ名です。
- web.xml ファイルを保存します。
- デフォルトの WebLogic 管理サーバを起動します。Windows NT を使用している場合は、[スタート] メニューの [Start Default Server] から起動できます。
- Web ブラウザから、以下の URL を指定してサーブレットを呼び出します。
http://localhost:7001/quickStartServlet
各値の説明は次のとおりです。
localhost は、WebLogic Server を実行しているマシンのホスト名です。
port は、WebLogic Server が要求をリスンするポート番号です。
quickStartServlet は、手順 3 の web.xml ファイルで定義した、要素の値です。
実行した手順について
- 編集した web.xml ファイルは、DefaultWebAppという Web アプリケーションのデプロイメント記述子です。 Web アプリケーションは、Web ベース アプリケーションの各リソースをまとめる J2EE デプロイメント ユニットです。Web アプリケーション DefaultWebApp は、ほかの Web アプリケーションが定義されていなければ、WebLogic Server を起動したときにデフォルトで作成されます。
デプロイメント記述子では、サーブレットのクラス名 (<servlet-class> 要素)、およびサーブレットに対する要求 (<url-pattern> 要素) を解決するために使用される URL を定義しています。
その他のリソース
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