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バージョン 10.0 を使用して引き続きワークスペース内のプロジェクトを開発およびテストするには、バージョン 9.2 で作成したワークスペースおよびプロジェクトをバージョン 10.0 に移行する必要があります。移行後は、移行したプロジェクトを 10.0 より前のバージョンで使用することはできません。
移行時に、IDE はプロジェクトのメタデータを更新し、ファセットをバージョン 10.0 に移動するため、バージョン 10.0 サーバが必要となります。
注意 : バージョン 8.1 からバージョン 10.0 へのアップグレードについては、「WebLogic Workshop 8.1 アプリケーションのアップグレード」を参照してください。
Workshop for WebLogic バージョン 9.2 で作成したワークスペースを開こうとすると、ワークスペース内のプロジェクトを移行するように求められます。また、ドメイン起動スクリプトの wl_home 値の更新など、バージョン 10.0 ドメインのサポートに必要な変更を行う必要があります。
バージョン 10.0 でのエラーを回避するには、ワークスペースを移行する前に、バージョン 9.2 のワークスペースで次の処理を実行する必要があります。
特定のプロジェクトのみを移行するには、移行する前に、その他のプロジェクト (閉じたプロジェクト) をワークスペースから削除します (削除したプロジェクトを、さらにディスクから削除する必要はない点に注意)。削除したプロジェクトは、既存のワークスペースからインポートすることによって後から移行できます。
最も良いのは、バージョン 9.2 のソースをバージョン 10.0 に移行する前にチェック アウトすることです。ほとんどの場合、書き込み可能にする必要のあるファイルは IDE のソース コントロール統合によってチェック アウトされますが、チェック アウトされない場合もあります。
バージョン 9.2 でワークスペースは閉じられていたが、Workshop パースペクティブは開かれていた場合に、そのワークスペースをバージョン 10.0 で開くと、[ワークベンチの復元中に問題が発生しました。] などのエラーが表示されます。Workshop パースペクティブは、標準の J2EE パースペクティブが採用されることで、バージョン 10.0 では削除されました (2 つのパースペクティブは非常に似ていたため)。このエラーを回避するには、以下のいずれかを実行します。
JSP および HTML マークアップの検証が厳密に行われるようになったことによって、バージョン 9.2 の方がより寛大な検証方法がとられていた部分に関して、ソース ビューでエラーが発生する場合があります。たとえば、次のコードには <p> と <center> ブロックが混在していることから、バージョン 10.0 ではエラーが表示されます。
<p> <center> </p> </center>
ただし、このコードは WebLogic Server 上で実行できます。
移行後、バージョン 10.0 ワークスペースでエラーが発生する場合があります。場合によっては、ワークスペース内のすべてのプロジェクトの完全なクリーニング処理を実行することによって、こうしたエラーを取り除くことができます。これを実行するには、[プロジェクト｜クリーン] をクリックしてから、[クリーン] ダイアログで [すべてのプロジェクトをクリーン] オプションを選択し、[OK] をクリックします。
バージョン 9.2 のワークスペースで BEA によって提供されたライブラリ JAR ファイルの名前を変更したり、そのファイルを移動した場合、そうしたライブラリの移行は失敗する場合があります。これには、プロジェクト ファセットをサポートするために提供されたライブラリが含まれます。
なし
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