ejbgen.properties ファイルを使用したリモート インタフェースの基本クラスの指定

生成されたリモート インタフェースは、デフォルトで javax.ejb.EJBObject を拡張します。別のインタフェースを拡張させるには、以下の手順に従います。

1. 参照されるすべてのクラスと、対象の基本インタフェースの解決に必要なすべての jar が、WebLogic EJB プロジェクトの Java ビルド パスに追加されていることを確認します。jar をビルド パスに追加するには、ダイアログの [プロパティ｜Java のビルド・パス｜ライブラリ] を開きます。
   
2. WebLogic EJB プロジェクトの Ant スクリプトをエクスポートします。プロジェクトの Ant スクリプトをエクスポートするには、「Ant ビルド スクリプトの生成」の手順に従います。エクスポートすると、プロジェクトのルート ディレクトリ下に build.xml Ant スクリプトが生成されます。
   
3. この build.xml スクリプトを次のように編集します。ビルド ターゲット内の ejbgen タスクへの呼び出しに、次の属性を追加します。
   
          propertyFile="ejbgen.properties"
   
4. WebLogic EJB プロジェクトのルートの下に ejbgen.properties という名前のファイルを作成し、次のエントリを追加します。
   
         YourSessionBeanClassName.remote.baseClass=<my-target-base-interface>
   
5. 必要に応じて、<path refid="java.classpath"/> を、weblogic.ejbc を呼び出す <java> タスク要素の <classpath> に追加します。(これによって、対象のクラスが EJBC によって解決されます。)

       <java classname="weblogic.ejbc"
         failonerror="true"
         fork="yes">
         <classpath>
   	    ...
           <path refid="java.classpath"/>
         </classpath>
        ...
       </java>

EJBGen プロパティ ファイルのサポートに関する詳細については、WebLogic Workshop ドキュメントの「EJBGen リファレンス」を参照してください。