AppXRay データベースを再構築せずに大きいアプリケーションを共有する方法

ビルドに非常に長時間 (15 分を超える時間) がかかる共有プロジェクトがある場合、単一のマシンで AppXRay データベースをビルドしてから、それを他のユーザと共有できます。この技術は非常に大きなプロジェクトのみに使用するようにします。これを行うには次の 2 つの方法があります。

両方のユーザがプロジェクト ファイルのコピーを保持し、AppXRay が無効化されている場合:

  1. 最初のユーザが AppXRay を有効化して (プロジェクトを右クリックして [AppXRay を有効化] を選択)、AppXRay でそのデータベースがビルドされるようにします。 [AppXplorer] ビューに AppXRay のステータスがプロジェクト名別に表示されます。ビルドが完了し、ステータス メッセージが表示されなくなるまで待機する必要があります。
  2. 続いて、最初のユーザが自身のワークスペース フォルダ から以下のフォルダをコピーします。

    .metadata/.plugins/com.m7.nitrox/<project>/ArtifactDb

    コピー先は、2 番目のユーザのプロジェクト フォルダです。

  3. 続いて、2 番目のユーザが AppXRay を有効化します (プロジェクトを右クリックして [AppXRay を有効化] を選択)。

2 番目のユーザがプロジェクト ファイルのコピーを保持していない場合:

  1. オペレーティング システムから、最初のユーザがプロジェクト フォルダを新しい共有フォルダにコピーします。
  2. オペレーティング システムから、最初のユーザが自身のワークスペース フォルダにある以下のフォルダをコピーします。

    .metadata/.plugins/com.m7.nitrox/<project>/ArtifactDb

    コピー先は新しい共有フォルダです。

  3. オペレーティング システムから、最初のユーザが新しい共有フォルダにある以下のファイルを削除します。
  4. .settings/com.bea.workshopstudio

  5. 2 番目のユーザが Workshop を開き、[新規|既存のソースからの動的な Web プロジェクト] の順に選択します。2 番目のユーザはプロジェクトのソースとして、1 番目のユーザが作成した新しい共有フォルダを指定します。
  6. 新しい共有フォルダから得られるファイルを使用して、新しいプロジェクトが作成され、AppXRay が有効化されます。AppXRay データベースを再構築する必要はありません。ArtifactDb フォルダは新しいプロジェクトにはコピーされません。代わりに、ワークスペース メタデータ フォルダ内に自動的にインストールされます。

この機能は、両方のユーザがバージョン 3.2 をインストールしている場合にのみ動作します。それよりも前のバージョンでは動作しません。


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