アプリケーション内のアクション、ステータス、エラーは、WebLogic Server のログ メッセージを使用して追跡できます。このトピックでは、Workshop アプリケーションのメッセージ ロギングを有効にする方法について説明します。
ロギング設定をコンフィグレーションする方法としては、(1) WebLogic Server の Administration Console を使用する方法、(2) ドメインのコンフィグレーション ファイルを直接編集する方法、(3) WLST (WebLogic Scripting Tool) を使用する方法があります。
特定のドメインの Administration Console を開くには、あらかじめそのドメイン内のサーバ インスタンスを実行しておく必要があります。Administration Console を開くには、ブラウザで http://localhost:7001/console にアクセスするか、[サーバ] タブ内のサーバをダブルクリックして [WebLogic Server 管理コンソールを開く] リンクをクリックします。
ドメインにログ フィルタを追加する手順については、WebLogic Server ドキュメントの「ログ フィルタの作成」を参照してください。たとえば、次のようなログ フィルタを設定すると、「com.bea」または「org.apache.beehive」で始まるすべてのパッケージのロギングが有効になります。
(SUBSYSTEM LIKE 'com.bea.%') OR (SUBSYSTEM LIKE 'org.apache.beehive.%')
手動でログ フィルタを追加するには、ドメインの config.xml ファイルを編集します。config.xml ファイルの格納場所は <domain_home>/config/config.xml です。
たとえば、次の XML コードを config.xml ファイルの <domain> 要素の子として追加するのは、Administration Console でフィルタ式 (SUBSYSTEM LIKE 'com.bea.%') OR (SUBSYSTEM LIKE 'org.apache.beehive.%') を追加するのと同じです。config.xml ファイルを手動で編集した場合は、変更を有効にするためサーバを再起動する必要があります。
<log-filter> <name>beehive_logFilt</name> <filter-expression>(SUBSYSTEM LIKE 'com.bea.%') OR (SUBSYSTEM LIKE 'org.apache.beehive.%')</filter-expression> </log-filter>
WLST (WebLogic Scripting Tool) を使用してロギングをコンフィグレーションする方法については、WebLogic Server ドキュメントの「WebLogic Server 管理タスクの自動化」を参照してください。
WebLogic Server ドキュメントの「WebLogic ロギング サービスのコンフィグレーション」
WebLogic Server ドキュメントの「ログ フィルタの作成」
WebLogic Server ドキュメントの「WebLogic Server 管理タスクの自動化」