複数のマシンに対するインストールを簡単にするために、Workshop インストーラの処理をカスタマイズしてサイレント インストールを使用できます。
多様なサイレント モード オプションを使用してデフォルトの設定をオーバーライドし、Workshop インストールをカスタマイズできます。用意されているオプションは以下のとおりです。
BEAHOME: インストールの対象とするディレクトリのルートを指定します。デフォルトは C:/bea です。
WLW_INSTALL_DIR: Workshop の製品ディレクトリのルートを指定します。これは通常、BEAHOME のサブディレクトリですが、別の場所にすることもできます。デフォルトは C:/bea/workshop_10.2 です。
ECLIPSE32_HOME: Eclipse のディレクトリのルートを指定します。これは、BEA から提供されるもの以外の既存の Eclipse ディレクトリにインストールする場合に使用します。詳細については、「既存の Eclipse インストールへの Workshop の追加」を参照してください。デフォルトは C:/bea/tools/eclipse_pkgs/1.1/eclipse_3.2.2 です。
WLWIDE_ORDER_ID: Workshop Studio または Workshop JSP の注文 ID を指定します。デフォルトは空白です。
WLWIDE_SERIAL_NO: Workshop Studio または Workshop JSP のシリアル番号を指定します。デフォルトは空白です。
サイレント モード オプションの詳細なリストと、サイレント モードでのインストールの実行に関するこれ以外の情報については、WebLogic Server ドキュメントの「サイレント モードでのインストール プログラムの実行」を参照してください。
Workshop Studio を購入し、f: ドライブへのインストールを検討しているとします。また、注文 ID およびシリアル番号をインストール時に指定して、こうした情報を求める Workshop Studio の初回起動時のプロンプトを省略することを考えているとします。この場合、以下の手順を実行します。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8" ?> <bea-installer> <input-fields> <data-value name="BEAHOME" value="F:/bea"/> <data-value name="WLWIDE_ORDER_ID" value="your_order_id"/> <data-value name="WLWIDE_SERIAL_NO" value="your_serial_number"/> </input-fields> </bea-installer>
WebLogic Server ドキュメントの「サイレント モードでのインストール プログラムの実行」