プロジェクト依存関係について

「依存関係」とは、他のコンポーネントがないとそのプロジェクトを正しくビルドおよびデプロイできない状況です。このトピックでは、正しく機能するエンタープライズ アプリケーションを組み立てるために、コンポーネント間の依存関係を設定および管理する方法について説明します。依存関係は、ほとんどの場面で自動的に作成されます。このトピックの情報が必要になるのは、依存関係を変更したり削除したりする場合のみです。

エンタープライズ アプリケーションを組み立てる際のかなめになるのがエンタープライズ アプリケーション (EAR) プロジェクトです。以下に挙げる他のプロジェクトは、必要に応じて EAR プロジェクトに追加します。

以下に挙げる共有プロジェクトは、EAR プロジェクトに追加して既存の Web プロジェクトから利用できます。

次の図に、エンタープライズ アプリケーションの一般的な構造を示します。すべてのプロジェクトはアプリケーションに接続されており (実線部分)、共有プロジェクトも Web プロジェクトから利用できるようになっています (点線部分)。

エンタープライズ アプリケーションを正しくビルドするには、すべての共有プロジェクトが、それらの共有コードに依存する Web プロジェクトに接続されている必要があります。

エンタープライズ アプリケーションを正しくデプロイするには、すべての Web サービス、動的 Web プロジェクト (Web アプリケーション)、ユーティリティ プロジェクト、および EJB プロジェクトが EAR プロジェクトに追加されている必要があります。サーバにデプロイする場合も、EAR ファイルにアーカイブする場合も、EAR 内のすべてのプロジェクトがまとめてデプロイされます。

他のコード ソースへの依存関係

プロジェクトには、プロジェクト依存関係に加え、以下が必要になる場合があります。


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