このダイアログでは、ライブラリ モジュールへのパスを設定できます。
J2EE ライブラリとは、J2EE アプリケーション コンテナに登録されているスタンドアロン EJB、Web アプリケーション モジュール、または JAR ファイルです。ライブラリ リソースは複数のアプリケーションで共有できるため、リソースのコピーをアプリケーションごとに重複して用意する必要がなくなります。J2EE ライブラリの概要については、WebLogic Server ドキュメントの「J2EE ライブラリ : 概要」を参照してください。
なお、このダイアログでは、アプリケーション クラスパスに新しい J2EE ライブラリを追加することはできません。すでにアプリケーション クラスパスに追加されているライブラリをコンフィグレーションするためのダイアログです。新しいライブラリ モジュールを追加する場合は、「JAR および J2EE ライブラリの依存関係の設定」を参照してください。
[プロジェクト エクスプローラ] ビューで、WebLogic J2EE ライブラリを右クリックして [編集] を選択します。
[参照] ボタンをクリックして、使用できるライブラリのリストからライブラリを選択します。
[仕様バージョン] にはそのライブラリが準拠する仕様が表示され、[実装バージョン] にはそのライブラリの実際のコード実装が表示されます。
ライブラリ名は、その仕様バージョンまたは実装バージョンを反映しているとは限りません。たとえば、beehive-netui-1.0.1-10.0 という名前のライブラリのバージョン番号が 1.0 で、実装番号が 1.0.2.2 である場合があります。
[新しいバージョンを許可] チェック ボックスでは、WebLogic Server から割り当てられるライブラリをここに示されたバージョンに限定するか、それよりも新しいバージョンの割り当てを許可するかを指定できます。
このチェック ボックスのチェックをはずすと、アプリケーションでサポートされる仕様および実装のバージョンが、ダイアログに示されているバージョンに限定されます。そのバージョンを使用できない場合は、デプロイメント エラーが発生します。
このチェック ボックスをオンにした場合は、より新しいバージョンのライブラリがサーバにデプロイされているとそれが常に割り当てられ、デプロイメント エラーは発生しません (ただし、仕様または実装の違いによって他のエラーが発生しないことが条件です)。
詳細については、「JAR および J2EE ライブラリの依存関係の設定」を参照してください。