Workshop は、JPA コンフィグレーション ファイルを管理するためのフォーム エディタを備えています。このエディタには、新しい情報を追加するためのウィザードも用意されています。persistence.xml ファイルでは、JPA のコンテキストを定義します。このコンテキストには、基底となる永続性プロバイダに関する情報、使用するデータベース接続、設定するベンダ固有のプロパティなどの情報を含めることができます。persistence.xml ファイルは、通常であれば、使用しているプロジェクト階層内の次のパスに格納されています。
<projectroot>\src\META-INF
Workshop は、persistence.xml ファイルを編集するためのグラフィカルなインタフェースと、XML ファイルを直接編集するときの文補完機能を備えています。persistence.xml データのグラフィカルなビューには、XML の「ソース ビュー」も含まれています。
persistence.xml ファイルを編集するには、まず [JPA コンフィグレーション] を右クリックして [開く] をクリックします。
[AppXplorer] で persistence.xml ファイルをダブルクリックして開くこともできます。
ファイルは persistence.xml エディタで開かれます。このエディタには以下の 4 つのタブがあります。
データベース接続を編集するには [接続] タブを使用します。[接続プロパティの編集] をクリックすると、[接続プロパティ] ダイアログが表示されます。このダイアログでは、既存のプロパティを編集したり、別の接続からプロパティを取得したりできます。
[既存の接続から設定] をクリックすると、過去に [DbXplorer] を使用して設定した接続を使用できます。Workshop では、必要に応じてデータベース ドライバ ライブラリをコピーしてクラスパスに追加し、永続性コードから利用できるようにしておくこともできます。
JPA エンティティ Bean を追加、削除、および編集するには [マッピング] タブを使用します。[Class Name] リンクをクリックすると、選択したマッピング済みクラスのソース コードを表示できます。
コンフィグレーション プロパティ (ベンダ固有の情報など) を編集するには [プロパティ] タブを使用します。次の例では、EJB3 プロバイダとして Hibernate を使用しています。新しいプロパティを追加する場合は、プロバイダによって表示されるプロパティの中から選択できます。
もちろん、persistence.xml のソースを直接編集することもできます。[ソース] タブの編集では、次の図に示すように文補完機能を利用できます。
次の図では、<persistence-unit>
の新しい子要素を作成しています。
次の図では、新しい <property>
要素を追加しています。