[DbXplorer] によるデータベースの操作

Workshop を使用すると、任意のデータベースに接続して、データベース スキーマ、テーブル、およびカラムを分析することができます。[DbXplorer] ビューは、データベースにアクセスするための直観的なインタフェースを提供します。データベース接続の設定、データベース アーティファクトのドリル ダウン、既存のテーブルやカラムのデータのクエリ、EJB3 永続性または Hibernate マッピングの生成などを行えます。

データベース接続の確立

Workshop のデータベース機能を活用するには、まずデータベースへの接続を確立する必要があります。接続には [DbXplorer] ビューを使用します。接続を設定する際に必要となる情報は、データベース ドライバ、接続 URL、およびログイン情報です。

注意 : まだ [DbXplorer] を開いていない場合は、[ウィンドウ] メニューから [ビューの表示DbXplorer] を選択します。

  1. [DbXplorer] ビューで右クリックして [新しい接続] を選択します。
  2. [新規接続] をクリックする

  3. [接続名] フィールドに名前を入力して [次へ] をクリックします。ここで指定する名前は任意の名前です。データベース サーバの実際の名前と一致させる必要はありません。
  4. 接続の名前を入力する

  5. [ドライバ クラスパス] にデータベース ドライバを追加するには、[追加] ボタンをクリックし、ドライバを含む JAR ファイルまたは ZIP ファイルを選択します。ドライバを追加したら [次へ] をクリックします。

    データベース ドライバは絶対パスとして記録されます。このため、アプリケーション コードを再配置すると、データベースの接続が切断されます。

  6. クラスパスにデータベース ドライバを追加する

  7. [JDBC ドライバ クラス] の完全修飾名を追加します。[参照] ボタンで適切なドライバを参照することもできます。[データベースのデフォルトから設定] プルダウン メニューから一般的なデータベースを選択すると、サンプル データベースの URL が自動的に設定されます。データベースへのログイン情報が必要な場合は、[ユーザ] および [パスワード] フィールドに追加できます。
  8. データベース テクノロジ名をクリックするとデフォルト値が設定される

  9. 最後に、[接続のテスト] ボタンをクリックし、接続情報が正しいことが確認できたら [終了] をクリックします。これで、[DbXplorer] に新しいデータベース接続が表示されます。
  10. [接続のテスト] をクリックして接続できることを確認する

    この手順は以上で終了です。新しいデータベース接続がコンフィグレーションされ、[DbXplorer] に表示されているはずです。接続を右クリックして [接続の編集] を選択すれば、いつでも接続プロパティを変更できます。

接続を確立できたら、[DbXplorer] を使用してデータベースの内容を参照します。

  1. 接続のブランチを展開すると、データベース、スキーマ、テーブル、およびカラムが表示されます。下の図のように、どのカラムが主キーとして指定されているかが示されます。
  2. テーブル ノードを展開するとカラム名が表示される

  3. データベース アーティファクトを参照すると、[プロパティ] ビューにコンポーネントの該当プロパティが表示されます。下の例では、[Adress] カラムのプロパティが表示されています。
  4. [プロパティ] ビューにはテーブルやカラムのプロパティが表示される

  5. 多くのスキーマで構成される大きなデータベースの場合は、使用していないスキーマを非表示にしたほうがよい場合があります。非表示にするには、スキーマを右クリックして [選択したスキーマの非表示] を選択します (これによって、データベースやスキーマが変更されることはありません)。スキーマを再度表示するには、データベースを右クリックして [非表示のスキーマの表示] を選択します。

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