Spring アーティファクトを手動で生成するのは面倒です。Workshop では、永続性マッピングから Spring コンフィグレーションと Spring Bean (サービス、DAO インタフェース、実装クラス) を自動生成することができます。
Spring を使用するには、サービス クラスと DAO クラスを生成する必要があります。DAO クラスには、インタフェースと実装があり、永続性モデルを簡単に切り替える (Hibernate から JPA など) ことができます。
Workshop では、次のアーティファクトを生成できます。
Spring アーティファクトを生成するには、以下を実行する必要があります。
Spring のプロジェクトをコンフィグレーションするには、プロジェクトの作成時にファセットを追加するか、既存のプロジェクトにファセットを追加します。既存のプロジェクトにファセットを追加するには、[プロジェクト|プロパティ] をクリックし、[プロジェクト・ファセット] を展開して [プロジェクト・ファセットの追加/除去] をクリックします。
[Spring] を選択して [次へ] をクリックします。
次のダイアログで、Spring ライブラリをダウンロードしてインストールします。
[追加] をクリックして Spring ライブラリを取得します。次のダイアログで、BEA の Web サイトから Spring ライブラリをダウンロードするか、ローカルにインストールされている Spring ライブラリを使用します。
いずれかのオプションを選択したら、[次へ] をクリックして次に進みます。最後の画面で、追加するファイルを選択します。デフォルトでは、spring.jar ライブラリ一式が追加されます。
追加するファイルを選択したら、[終了] をクリックして、このプロジェクトへの Spring ファセットとライブラリのインストールを終了します。
[終了] をクリックして、[プロジェクト・ファセットの追加/除去] を閉じます。
最後に、[OK] をクリックして [プロパティ] ダイアログを閉じます。
Spring アーティファクトの生成を開始するには、[AppXplorer] のプロジェクト名を右クリックして、[ファイル|新規|その他] を選択します。[Spring] を展開して [Spring ORM クラスの生成] をクリックし、[次へ] をクリックします。
[Spring ORM クラスの生成] ダイアログの [Bean ファイル] フィールドは、Spring ファセットをプロジェクトに追加したときに入力が完了しています (別のファイルを使用する場合は、[プロジェクト|プロパティ] を選択して [Spring Bean] を選択します)。
[追加] をクリックして Spring サービスを追加します。
[新しい ORM サービス] ダイアログで、次の項目を指定する必要があります。
[OK] をクリックして続行します。
[Spring ORM クラスの生成] ダイアログで [次へ] をクリックして、次に進みます。
次のダイアログで、コード生成に使用する Velocity テンプレートを指定します。独自のテンプレート ディレクトリを作成する場合は、そのディレクトリ内のファイルによって、デフォルトのテンプレート ディレクトリ内の同じ名前のテンプレート ファイルが上書きされます。
[終了] をクリックして、Spring Bean を生成して、Spring のコンフィグレーション ファイルを更新します。
Spring クラスは、指定したパッケージ内に生成されます。Bean クラスには、標準 CRUD (生成、読み込み、更新、および削除) オペレーションを実行するメソッドが含まれます。
特定のフレームワークに依存するのは、DAO 実装クラスのみです。したがって、ORM フレームワークは、クライアント コードの修正せずに簡単にすばやく変更することができます。
Spring アーティファクトが生成されると、Spring IDE (Workshop に付属) で〔Ctrl〕キーを押しながらクリックすることで、コンフィグレーション ファイルから Bean に簡単に移動することができます。