新しい Web サービスを作成するには、次の手順に従います。
- [プロジェクト・エクスプローラー] ビューで、LoanApp/Java リソース/src フォルダを開きます。src フォルダを右クリックし、[新規｜パッケージ] を選択します。パッケージ名を services に設定して、[終了] をクリックします。
- 新しいパッケージを右クリックし、[新規｜WebLogic Web サービス] を選択します。Web サービスの名前を LoanApplicationService に設定して、[終了] をクリックします。
Web サービスが作成されると、[デザイン ビュー] が自動的に表示されます。既存のローン承認コントロールにアクセスするように Web サービスを変更するには、次の手順に従います。
- デザイン ビュー エディタで右クリックして [新しいコントロール参照] を選択して、現在のローン アプリケーション コントロールをインスタンス化するコードを挿入します。
- [コントロールの選択] ダイアログで、[LoanApprovalControl - controls] を選択し、[OK] をクリックします。
新しいコントロールが [デザイン ビュー] の右側に追加されます。
- コントロール メソッド getLoanApproval を右クリックし、[代理メソッドの生成] を選択します。
対応する Web メソッドが Web サービスのクライアント インタフェースに追加されます。
-
ここまでで、以下のような Web サービスが作成されました。
- LoanApproval コントロール オブジェクトをインスタンス化する (@Control アノテーション行と @Control アノテーション行に続く宣言)
- LoanApproval コントロールを使用してローン承認を決定する 1 つの Web メソッドが定義されている (@WebMethod アノテーション)
- [ファイル｜保管] を選択するか、〔Ctrl〕+〔S〕を押して、新しい Web サービスを保存します。
この時点で Web サービスにオペレーションが含まれているので、そのオペレーションをテストできます。Web サービスをテストするには、次の手順に従います。
- [デザイン ビュー] に切り替えて、[デザイン ビュー] 内の任意の場所で右クリックし、[実行｜サーバで実行] を選択します。
- [サーバーで実行] ダイアログで、サーバとして BEA WebLogic Server v10.0 @ localhost が選択されていることを確認します。
[終了] をクリックします。 - エディタ ペインに [Test Client] ウィンドウが表示されます。getLoanApproval Web メソッドが表示されています。
9 桁の ssn とローン金額を入力して、[getLoanApproval] をクリックします。オペレーションの実行結果を確認したら、もう一度テストできるように、[Show Operations] をクリックしてメインのテスト クライアント ページに戻ります。
- 同じ ssn 値と別のローン金額を入力して、[getLoanApproval] を再度クリックします。今度は、この ssn を持つ個人のローンがすでに存在するため、オペレーションから false が返されます。
- [Show Operations] をクリックして、オペレーションのページに戻ります。
- 左側の [Message Log] には、それぞれのテストに対応する 2 つのエントリがあります。メッセージ ログ内のエントリをクリックすると、そのテストの結果が再度表示されます。
- [Show Operations] リンクの右側のリンクをクリックして、Web サービスに対して自動的に生成された WSDL ファイルを表示することもできます。
