Tuxedo サービスを使用する Web サービスまたは Java アプリケーションを作成する前に、適切なデータ マッピングが実行されるように、Tuxedo サービスの全体像を理解しておく必要があります。
Tuxedo コントロールは、Tuxedo サービスを使用するための汎用的なメカニズムを提供します。Oracle が規定しているように、Tuxedo コントロールは、実行時にアクセスする Tuxedo サービスに関する情報を保持していません。Tuxedo コントロールを使用するときには、特定の Tuxedo サービスに対応するコントロールのインスタンスをコンフィグレーションするコントロールを作成する必要があります。このコンフィグレーション情報により、使用するバッファのタイプ、バッファ内に配置する情報、Tuxedo サービスを呼び出す方法、およびコントロールが呼び出すサービスに固有のその他の情報が制御されます。
Tuxedo コントロールのインスタンスをコンフィグレーションするために必要な情報は、コントロールが呼び出す Tuxedo サービスのクライアントで必要とされる情報と同じです。これには、サービスの名前、サービスに送信する Tuxedo バッファのタイプ、サービスを呼び出す方法、バッファ内に配置するデータ、およびサービスによる応答から取得するデータの情報が少なくとも含まれます。FML32 バッファなどの一部のバッファ タイプでは、フィールド定義またはフィールド テーブルを用意する必要があります。同様に、VIEW32 バッファでは、クラス定義も必要となります。
FML フィールド化バッファを使用できるようにするには、以下の作業が必要です。
mkfldclass ユーティリティおよび mkfldclass32 ユーティリティの詳細については、「WebLogic Server Javadoc」を参照してください。
VIEW バッファを使用できるようにするには、以下の作業が必要です。
viewj ユーティリティおよび viewj32 ユーティリティの詳細については、「WebLogic Server Javadoc」を参照してください。
WebLogic Tuxedo Connector には、Tuxedo 型付きバッファに対応する TypedBuffers というインタフェースが用意されています。メッセージは、サーバの型付きバッファに渡されます。
注意 : WebLogic Tuxedo Connector は、ダブルバイト文字セットおよび国際文字セットをサポートしていません。
WebLogic Tuxedo Connector が提供するバッファ タイプは次のとおりです。