WebLogic Tuxedo Connector (WTC) 接続の設定

Workshop を使用して、Tuxedo サービスにアクセスする Web サービスまたは Java アプリケーションを開発するには、環境間のゲートウェイとして機能する WebLogic Tuxedo Connector (WTC) を使用する必要があります。WebLogic Tuxedo Connector は、WebLogic Server を Tuxedo に接続します。WebLogic Tuxedo Connector を使用して 2 つの環境を接続するように、環境をコンフィグレーションする必要があります。

Tuxedo 環境

Tuxedo 環境では、以下の作業を行う必要があります。

  1. UBBCONFIG で Tuxedo ドメインを定義し、ドメインが使用可能な状態であることを確認します。
    1. GROUP セクションで GROUP を定義する必要があります。たとえば、GROUP 定義は次のようになります。
    2. GWGRP LMID=simple GRPNO=2 
      
    3. SERVERS セクションで次の行を追加します。
    4. DMADM SRVGRP=GWGRP SRVID=1
      GWADM SRVGRP=GWGRP SRVID=2
      GWTDOMAIN SRVGRP=GWGRP SRVID=3 
      
  2. UBBCONFIG で Tuxedo への WSL 接続を定義し、接続が使用可能な状態であることを確認します。
    1. GROUP セクションで GROUP を定義する必要があります。たとえば、GROUP 定義は次のようになります。
    2. WSLGROUP LMID=simple GRPNO=3 
      
    3. SERVERS セクションで次の行を追加します。
    4. WSL SRVGRP=WSLGRP SRVID=1 CLOPT="-A -- -n //machine:port"
       
      
  3. DMCONFIG で、WTC が実行されているネットワーク アドレス (NWADDR) を指定します。ローカル ドメイン定義およびリモート ドメイン定義のアクセス ポイント ID は、WTC サービス コンフィグレーションの対応するリモート アクセス ポイント ID およびローカル アクセス ポイント ID と一致する必要があります。
  4. DMCONFIG ファイルのサンプルを以下に示します。

    # DMCONFIG FILE
    
    
    *DM_RESOURCES
    
    VERSION="U22"
    
    
    *DM_LOCAL
    
    <LOCAL DOMAIN NAME> GWGRP=GWGRP2
    ACCESSPOINTID="<LOCAL DOMAIN NAME>"
    AUDITLOG="<APPDIR>\aud"
    BLOCKTIME=20
    DMTLOGDEV="<APPDIR>\tlog"
    DMTLOGNAME="DMTLOG_TDOM1"
    MAXDATALEN=56
    MAXRACCESSPOINT=89
    MAXTRAN=100
    BLOB_SHM_SIZE=1000000
    SECURITY=NONE
    
    
    *DM_REMOTE
    
    <REMOTE DOMAIN NAME> ACCESSPOINTID="<REMOTE DOMAIN NAME>"
    ACL_POLICY="LOCAL"
    CREDENTAIL_POLICY="LOCAL"
    
    
    *DM_TDOMAIN
    
    <LOCAL DOMAIN NAME> NWADDR="//<LOCAL DOMAIN NETWORK ADDRESS>:<PORT NUMBER>"
    
    <REMOTE DOMAIN NAME> NWADDR="//<REMOTE DOMAIN NETWORK ADDRESS>:<PORT NUMBER>"
    
    
    *DM_REMOTE_ERVICES 
    
  5. 次のコマンドを実行して、Tuxedo アプリケーションを起動します。
  6. tmloadcf -y <name>.ubb
    dmloadcf -y domconfig
    tmboot -y 
    

    これで、Tuxedo アプリケーションが起動し、実行できるようになりました。

WebLogic 環境

WebLogic Tuxedo Connector をコンフィグレーションするには、WebLogic Server を起動し、[新しいコントロール] ダイアログを使用して WTC サービスをコンフィグレーションします。WTC サービスをコンフィグレーションする手順については、「WTC サービスのコンフィグレーション」を参照してください。

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