Eclipse のアクセシビリティ機能
Workshop は Eclipse IDE フレームワークで構築されています。Eclipse IDE フレームワークは、動作や視力に障害のある方、ソフトウェア製品を使用する上で特別なニーズがある方など、身体的な障害のある方々を支援するためのアクセシビリティ機能を備えています。Eclipse の主なアクセシビリティ機能を以下に示します。なお、これらの機能は Windows でのみ利用できます。Eclipse のアクセシビリティ機能の詳細については、『ワークベンチ・ユーザー・ガイド』を参照してください。
- Eclipse では、MSAA (Microsoft Active Accessibility) API を使用して、各ユーザ インタフェース要素で補助技術を利用できるようにしています。
- すべての機能は、マウスの代わりにキーボードで操作できます。詳細については、『ワークベンチ・ユーザー・ガイド』の「キーボードによるユーザー・インターフェースのナビゲート」を参照してください。
- Freedom Scientific の JAWS TM、デジタル スピーチ シンセサイザなどの画面読み上げソフトウェアを使用して、画面の表示内容を音声で聞くことができます。また、音声認識ソフトウェアを使用して、データを入力したりユーザ インタフェースを操作したりすることも可能です。
- 画面上のグラフィック表示を拡大できます。
- Eclipse で定義されているフォントや色は、[ウィンドウ|設定] ダイアログで設定できます。詳細については、『ワークベンチ・ユーザー・ガイド』の「Eclipse のフォントと色」を参照してください。
- Eclipse では、キーボードの機能をカスタマイズできます。Eclipse 内では、特定のキー ストロークやキー シーケンスに、特定のコマンドの呼び出しが割り当てられています。Eclipse のヘルプ トピック「Keys」を参照してください。
Workshop のアクセシビリティ機能
Eclipse のアクセシビリティ機能に加え、Workshop でもアクセシビリティ機能を提供しています。
- オンラインで入手できるすべてのヘルプ ドキュメントは、マウスを使わなくても簡単に操作できるよう、フレームなしの形式で提供されています。
- [ページ フロー エディタ] では、キーボード ショートカット〔Shift〕+〔F10〕を押すと、選択されているオブジェクトのコンテキスト メニューが表示されます。
- [ページ フロー エクスプローラ] には、以下のキーボード ショートカットが追加されています。
〔Shift〕+〔F10〕を押すと、選択されているオブジェクトのコンテキスト メニューが表示される
上矢印キーと下矢印キーでツリー内を上下に移動できる
右矢印キーでフォルダを展開し、左矢印キーでフォルダを折りたためる
- [ページ フロー エクスプローラ] を使用すると、すべてのオブジェクトを管理 (作成、名前の変更、開閉、削除) できます。[ページ フロー エディタ] でも、転送を作成および編集したり、アンカーやフォームを使用してページからアクションを呼び出したりすることは可能です。
[プロパティ] ビューを使用して転送を作成および編集するには、[ページ フロー エクスプローラ] (またはソース エディタ) で対応するアクションを選択し、[プロパティ シート] を使用して転送アノテーションを編集します。[ページ フロー エクスプローラ] (またはソース エディタ) を使用して、プロパティ ビューに適切なアノテーションを設定してから必要な編集を加えます。
フォームとアンカーは、JSP エディタで作成してプロパティ シートでコンフィグレーションできます。
- [ページ フロー概要] で使用できるキーボード ショートカットについては、「[ページ フロー概要] ビュー」を参照してください。
- Web サービスのデザイン ビューで使用できるキーボード ショートカットについては、「デザイン ビューを使用した Web サービスの作成」を参照してください。