JMS クライアントを構築する
JMS キューを介して WebLogic Workshop の Web サービスでメッセージを交換するクライアントを構築するには、クライアントをキューに接続できるようにコンフィグレーションする必要があります。javax.naming クラスをインポートし、次の表に示すプロパティ値を指定した新しい InitialContext オブジェクトを作成します。
プロパティ |
文字列設定 |
SECURITY_PRINCIPAL |
ユーザ名またはプリンシパル名。デフォルトは「system」 |
SECURITY_CREDENTIALS |
プリンシパルのパスワード。デフォルトは「password」 |
INITIAL_CONTEXT_FACTORY |
JMS コンテキスト ファクトリ: "weblogic.jndi.WLInitialContextFactory" |
PROVIDER_URL |
ホスト URL。t3 プロトコルを使用(「t3://localhost:7001」など) |
キュー名は「jws.queue」です。
Web サービスに送信するメッセージは、XML を含む TextMessage オブジェクトでなくてはなりません。Web サービスが非同期の場合、メッセージ内の XML を SOAP 形式にし、会話をサポートするために SOAP ヘッダを含む必要があります。会話の SOAP ヘッダの詳細については、非 Workshop クライアントと会話するを参照してください。
また、メッセージには、Web サービスを示す URI という String プロパティを指定する必要があります。たとえば、Web サービスの URL が「t3://localhost:7001/samples/JMSService.jws」の場合、URI プロパティを「/samples/JMSService.jws」に設定します。
JMS クライアントの構築の詳細については、edocs.beasys.co.jp の WebLogic JMS アプリケーションの開発を参照してください。