概要 : クラスタ化

WebLogic Server クラスタは、デプロイメントの 1 つです。WebLogic Server クラスタでは、アプリケーションの複数コピー、つまりインスタンスが、特にトラフィックが多い場合に共同で動作し、パフォーマンスを向上させます。 アプリケーションが大量のリクエストを受信する場合、クラスタ内の各 WebLogic Server インスタンスが、リクエストの処理を分担します。 クライアントからは、単一の WebLogic Server インスタンスがリクエストを処理しているように見えます。  

クラスタは、フェイルオーバもサポートします。あるアプリケーションのインスタンスで、何らかの理由(ハードウェアの故障など)によって障害が発生した場合、クラスタ内の他のコピーが、障害があるサーバによって失敗した作業を引き継いで完了することができます。

クラスタを構成するサーバ インスタンスは、単独のマシンでも、複数のマシンでも実行できます。クラスタ内の各サーバ インスタンスは、WebLogic Server の同じバージョンを実行する必要があります。

アプリケーションを WebLogic Server クラスタにデプロイする方法については、WebLogic Server クラスタを参照してください。

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