既存のエンタープライズ JavaBean を使用するには

WebLogic Workshop の EJB コントロールを使用すると、Web サービスから既存のエンタープライズ JavaBean(EJB)に簡単にアクセスできます。EJB を使用するには、該当する WebLogic Workshop プロジェクトの WEB-INF\lib ディレクトリ内の JAR ファイルにクライアント インタフェースが存在する必要があります。

既存のエンタープライズ Java Bean を使用するには

  1. WebLogic Workshop で、EJB を使用するプロジェクトを開きます。

  2. プロジェクト内に WEB-INF\lib フォルダが存在する場合は手順 5 に進みます。存在しない場合は手順 3 に進みます。

  3. プロジェクト ツリーで、WEB-INF フォルダを右クリックして [新しいフォルダ] を選択します。

  4. [新しいフォルダ名を入力してください] フィールドに lib と入力し、[OK] をクリックします。

  5. EJB JAR ファイルを WEB-INF\lib フォルダにコピーします。

プロジェクトに EJB を組み込んだら、その EJB にアクセスするためのコントロールを作成できます。

  1. WebLogic Workshop で、EJB を使用する Web サービスを開きます。  

  2. デザイン ビューの [コントロールの追加] ドロップダウン リストから [EJB コントロールの追加] を選択します。[EJB コントロールの追加] ダイアログが表示されます。

  3. Web サービスがコントロール メンバーを参照するために使用する変数名を入力します。通常、この名前は小文字で始めます。有効な Java 識別子を名前として入力する必要があります。

  4. [このサービスで使用する新しい EJB コントロールを作成] を選択します。

  5. [新しい CTRL 名] ボックスに CTRL ファイルの名前を入力します。通常、この名前は大文字で始めます。有効な Java 識別子を名前として入力する必要があります。

  6. [jndi-name] フィールドで、EJB の Java Naming and Directory Interface(JNDI)名を入力するか、[参照] をクリックして JNDI 名を選択します。EJB の JNDI 名を選択すると、[ホーム インタフェース] および [Bean インタフェース] テキスト ボックスにその EJB のインタフェースが表示されます。

  7. [作成] をクリックします。

対象の Web サービスと同じディレクトリに CTRL ファイルが作成され、そのコントロールの参照がその Web サービスに追加されます。このコントロールを使用して、EJB のメソッドにアクセスできます。CTRL ファイルは、他の Web サービスからも使用できます。

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EJB コントロール : Web サービスからエンタープライズ JavaBean を使用する