JMS コントロール用の基本インタフェースです。
構文
package weblogic.jws.control;
public class JMSControl extends Control
備考
このインタフェースのメソッドは、JMS コントロールのインスタンスを含む任意の Web サービスによって呼び出すことができます。
3 つのコールバックのうち、ハンドラを特定の JWS ファイルに実装させることができるのは 1 つだけです。複数のコールバック ハンドラを実装すると、エラーになります。
メンバー
コンストラクタ
なし。
メソッド
Map getHeaders()
受信した最後のメッセージの JMS ヘッダを取得します。受信したメッセージがない場合は、null が返されます。以下で説明される 1 つまたは複数の HEADER_xxx フィールドを、キーとして含めることができます。
Map getProperties()
受信した最後のメッセージの JMS プロパティを取得します。受信したメッセージがない場合は、null が返されます。戻り値によって、プロパティ名(文字列)がプロパティ値にマップされます。
javax.jms.Session getSession()
このコントロールによって使用される JMS セッションを返します。
void setHeaders(Map headers)
送信される次の JMS メッセージに割り当てられる JMS ヘッダを設定します。通常の使用方法は、ヘッダを保持する java.util.HashMap を作成し、次に以下で説明される HEADER_xxx フィールドをキーとして使用してマップに入力します。
これらのヘッダは次のメッセージに対してのみ設定されます。それ以降のメッセージにはこれらのヘッダは割り当てられません。また、次のメッセージが publishMessage() を使用して送信された場合は、このマップを使用して設定されたすべてのヘッダによって、メッセージ自体に設定されたヘッダがオーバーライドされます。
void setProperties(Map properties)
送信される次の JMS メッセージに割り当てられる JMS プロパティを設定します。これらのプロパティは次のメッセージに対してのみ設定されます。それ以降のメッセージにはこれらのプロパティは割り当てられません。また、次のメッセージが publishMessage() を使用して送信された場合は、このマップを使用して設定されたすべてのプロパティによって、メッセージ自体に設定されたプロパティがオーバーライドされます。
void subscribe()
このコントロールがトピックにパブリッシュされたメッセージの受信に関連付けられていることを示します。
void unsubscribe()
このコントロールがトピックにパブリッシュされたメッセージの受信に関連付けられていないことを示します。
フィールド
public static final String HEADER_CORRELATIONID
getHeaders() メソッドおよび setHeaders() メソッドで使用されます。
public static final String HEADER_DELIVERYMODE
getHeaders() メソッドおよび setHeaders() メソッドで使用されます。
public static final String HEADER_EXPIRATION
getHeaders() メソッドおよび setHeaders() メソッドで使用されます。
public static final String HEADER_MESSAGEID
getHeaders() メソッドおよび setHeaders() メソッドで使用されます。
public static final String HEADER_PRIORITY
getHeaders() メソッドおよび setHeaders() メソッドで使用されます。
public static final String HEADER_REDELIVERED
getHeaders() メソッドおよび setHeaders() メソッドで使用されます。
public static final String HEADER_TIMESTAMP
getHeaders() メソッドおよび setHeaders() メソッドで使用されます。
public static final String HEADER_TYPE
getHeaders() メソッドおよび setHeaders() メソッドで使用されます。
関連トピック
JMS コントロール : Web サービスから Java Message Service のキューとトピックを使用する
概要 : メッセージング システムと JMS
SimpleJMS.jws サンプル
CustomJMSClient.jws サンプル