jws-config.properties コンフィグレーション ファイル

jws-config.properties プロパティ ファイルは、WebLogic Workshop 実行時のドメイン全体のコンフィグレーション パラメータを指定します。このファイルは、ドメインのルート ディレクトリに置かれます。

プロパティ

jws-config.properties ファイルは、以下のプロパティを定義します。

weblogic.jws.InternalJMSServer=<JMS server name>

WebLogic Workshop の JMS コントロール、JMS 転送、およびメッセージ バッファとして使われる JMS キューによって使用される JMS サーバの名前を指定します。名前を指定された JMS サーバは、現在のドメインでコンフィグレーションする必要があります。

デフォルト値は、cgJMSServer です。

weblogic.jws.InternalJMSConnFactory=<JMS connection factory JNDI name>

WebLogic Workshop の JMS コントロール、JMS 転送、およびメッセージ バッファとして使われる JMS キューによって使用される JMS 接続ファクトリの JNDI 名を指定します。名前を指定された JMS 接続ファクトリは、現在のドメインでコンフィグレーションする必要があります。

デフォルト値は、weblogic.jws.jms.QueueConnectionFactory です。

weblogic.jws.ConversationDataSource=<data source JNDI name>

会話の永続性のために使用するデータ ソースの JNDI 名を指定します。名前を指定されたデータ ソースは、現在のドメインでコンフィグレーションする必要があります。

デフォルト値は、cgDataSource です。

weblogic.jws.JMSControlDataSource=<data source JNDI name>

JMS コントロールの状態管理に使用するデータ ソースの JNDI 名を指定します。名前を指定されたデータ ソースは、現在のドメインでコンフィグレーションする必要があります。

デフォルト値は、cgDataSource です。

weblogic.jws.ConversationMaxKeyLength=<integer>

会話 ID の最大長を指定します。会話形式の Web サービスには、会話 ID が関連付けられています。識別子はクライアントによって提示され、現在のドメインにおけるすべての Web サービスおよび会話にわたってユニークであると保証されている必要があります。

デフォルト値は、768 です。

注意 : 会話 ID は、weblogic.jws.ConversationDataSource(上記)によって識別されるデータ ソースと関連付けられたデータベースにある、会話状態テーブル内の主キーとして使用されます。weblogic.jws.ConversationMaxKeyLength を、関連のデータベース テーブルが対応できる値よりも大きい値に設定すると、エラーが発生します。

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