データ トランスフォーメーション ガイド

WebLogic Workshop ビジネス プロセスでは、クエリまたは XSLT (eXtensible Stylesheet Language Transformation : 拡張可能スタイルシート言語トランスフォーメーション) を使用して、データを変換できます。このガイドでは、WebLogic Workshop のマッパー機能を使用して、データ トランスフォーメーションをグラフィカルに作成する方法について説明します。WebLogic Workshop では、データ トランスフォーメーションのこうしたグラフィカルな表現からクエリが生成されます。生成されたクエリは実行時にビジネス プロセスによって呼び出され、データが変換されます。クエリは、XQuery 言語によって記述されます。XQuery 言語は、W3C (World Wide Web Consortium) によって定義されている言語であり、XML データのクエリと取得を行うためのベンダに依存しない言語です。

また、このガイドでは、データ トランスフォーメーションを行うために既存の XSLT (eXtensible Stylesheet Language Transformation) を WebLogic Workshop にインポートする方法についても説明します。XSLT は XSL (eXtensible Stylesheet Language) によって記述されます。XSL は、W3C によって定義されている古い言語であり、XML データの変換用のスタイルシートの使用がサポートされています。WebLogic Workshop におけるデータ トランスフォーメーションの推奨方法は、XQuery 言語のクエリを使用することです。XSLT (XSL Transformation) を使用したデータ トランスフォーメーションは、主にレガシー アプリケーションのためにサポートされています。

非 XML データの他のデータ型への変換についての設計時および実行時の考慮事項についても、このガイドで説明します。

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