カスタムイベントを登録する

ポータルアプリケーションのカスタムイベントを作成した後は、これらのイベントを登録して、アプリケーションで認識されるようにする必要があります。イベント登録後は、それらを使用してポータル内でパーソナライゼーションおよびキャンペーンをトリガし、ユーザの行動追跡を行えます。

イベントリスナを登録するには

イベントには、それをリスンするイベントリスナが必要です。カスタムイベント用のイベントリスナを PORTAL_APP>¥META-INF¥application-config.xml に登録します。

イベントプロパティセットを作成するには

WebLogic Workshop の [アプリケーション] ウィンドウで data¥events フォルダを右クリックし、[新規作成｜その他のファイルタイプ] を選択します。
[新しいファイル] ウィンドウで、左ペインの Portal フォルダを選択します。
右ペインで、[イベントプロパティセット] を選択します。
[ファイル名] フィールドにイベントプロパティセットの名前を入力します。ファイル拡張子 .evt は必ず維持してください。
[作成] をクリックします。Event Property Set Designer が表示されます。
プロパティセットにプロパティを追加するには、次の手順を使用します。

プロパティセットにプロパティを追加するには

プロパティセットを作成したら、必要に応じてプロパティを追加します。

[パレット] ウィンドウで、デザイナウィンドウにプロパティのタイプのうち 1 つをドラッグします。

このタイプにより、プロパティについて入力できる値の数が定義されます。以下は各タイプの説明です。

単値かつ制限なし - 単値かつ制限なしのプロパティには 1 つしか値を指定できませんが、任意の値を入力できます。

単値かつ制限付き - 単値かつ制限付きのプロパティには 1 つしか値を指定できず、その値の選択範囲はあらかじめ定義されたリスト内に制限されています。

多値かつ制限なし - 多値かつ制限なしのプロパティには複数の値を指定でき、任意の値を入力できます。

多値かつ制限付き - 多値かつ制限付きのプロパティには複数の値を指定でき、その値の選択範囲はあらかじめ定義されたリスト内に制限されています。
[プロパティエディタ] ウィンドウで、次の手順を実行します。
- プロパティの名前と説明を入力。
- プロパティ値の [データ型] を選択。たとえば、Boolean を選択すると、プロパティ値は true または false のいずれかにしかできません (Boolean データ型のプロパティは、自動的に「単値かつ制限付き」に設定されます)。
- [選択モード] および [値の範囲] の各フィールドで、プロパティのタイプを変更可能。たとえば、あるプロパティを「単値かつ制限なし」から「多値かつ制限付き」に変更できます。
注意 : [データ型]、[選択モード]、または [値の範囲] に変更を加えると、それまでに [値] フィールドに入力していた値はすべて削除されます。
- [値] フィールドを使用して、「制限付き」タイプの値を入力するか、または「制限なし」タイプのデフォルト値を設定。省略記号アイコン (...) をクリックして値を入力します。(表示された [プロパティ値の入力] ダイアログボックスで、各値の入力後に [追加] をクリックし、すべての値を入力したら [OK] をクリックします。)
必要なプロパティをすべて追加し終わったら、ファイルを保存します。

プロパティおよびその値を修正するには

プロパティおよびその値を修正するには、[アプリケーション] ウィンドウでプロパティセットファイルをダブルクリックし、修正したいプロパティをクリックし、[プロパティエディタ] ウィンドウで値を変更します。

プロパティを削除するには

プロパティセットから個々のプロパティを削除したり、プロパティセットを削除したりできます。

プロパティセットからプロパティを削除するには、プロパティセットファイルを開き、プロパティを選択し、〔Delete〕キーを押します。

プロパティセットを削除するには、[アプリケーション] ウィンドウでプロパティセットファイルを選択し、〔Delete〕キーを押します。

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