ユーザ プロファイル プロパティとは、ユーザに付加され、ユーザ (およびグループ) に関する個人情報を入力するのに使用される、名前と値のペアです。たとえば、「性別」、「雇用日」、および「社会保障番号」などのプロパティを含む、「ヒューマン リソース」と呼ばれるプロパティ セットを作成できます。ユーザ プロファイル プロパティは、ユーザのプロファイル値を編集するときに、WebLogic Administration Portal 内の入力フィールドとして表示されます (また、グループにユーザ プロファイル プロパティ値を割り当てることができます)。作成したプロパティは、パーソナライゼーション、委託管理または訪問者資格のルールを定義するためにも使用されます。ユーザとグループは、複数のプロファイルを持つことができます。
注意 : ユーザ プロファイル プロパティのトピックは、ユーザ管理に関するさまざまな事項の一部です。詳細については、BEA e-docs ページの「ユーザ管理ガイド」を参照してください。
WebLogic Portal には、CustomerProperties.usr というデフォルトのユーザ プロファイル プロパティ セットが用意されています。このプロパティ セットには、使用できる数多くの一般的なプロパティが含まれています。
このトピックの内容は以下のとおりです。
プロパティ セットを作成したら、必要に応じてプロパティを追加します。
注意 : [データ型]、[選択モード]、または [値の範囲] に変更を加えると、それまでに [値] フィールドに入力していた値はすべて削除されます。
注意 : プロパティをプログラム的に作成して管理するには、プロパティ コントロールも使用できます。しかし、このコントロールで作成したプロパティは、WebLogic Administration Portal において表面化されません。これらはプログラム的に修正および更新される必要があります。
プロパティおよびその値を修正するには、[アプリケーション] ウィンドウでプロパティ セット ファイルをダブルクリックし、修正したいプロパティをクリックし、[プロパティ エディタ] ウィンドウで値を変更します。
JSP の <profile:setProperty> JSP タグ、またはページ フローのプロパティ コントロールを使用して、ユーザの既存のプロパティ値を変更することもできます。
プロパティ セットから個々のプロパティを削除したり、プロパティ セットを削除したりできます。
プロパティ セットからプロパティを削除するには、プロパティ セット ファイルを開き、プロパティを選択し、〔Delete〕キーを押します。
プロパティ セットを削除するには、[アプリケーション] ウィンドウでプロパティ セット ファイルを選択し、〔Delete〕キーを押します。
JSP の <profile:removeProperty> JSP タグ、またはページ フローのプロパティ コントロールを使用して、ユーザの既存のプロパティ値を削除することもできます。
外部ユーザと外部グループのプロパティにアクセスするために統合ユーザ プロファイルを作成し、これらのプロパティを使用してパーソナライゼーション、委託管理または訪問者資格のルールを定義する場合は、この手順を使用します。
外部ユーザ ストア (LDAP サーバなど) に格納されたユーザとグループのプロパティにアクセスするために統合ユーザ プロファイルを作成した後は、WebLogic Portal の JSP タグ、コントロールまたは API のみを使用して、これらの外部プロパティにアクセスできます。WebLogic Administration Portal では、まだこれらの外部プロパティにアクセスできません。
パーソナライゼーション、委託管理または訪問者資格のルールの定義にこれらの外部プロパティを使用するには、WebLogic Administration Portal でこれらのプロパティを表面化する必要があります。
注意 : 外部ユーザ ストアから表面化したプロパティは読み込み専用です。これらの値は WebLogic Administration Portal で更新できません。これらのプロパティを書き込み可能にするには、カスタムの統合ユーザ プロファイルで、書き込み可能プロパティを実装する必要があります。
パスワードはプロパティではありません。
統合ユーザ プロファイル (e-docs)
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