ユーザ プロバイダ コントロール

ユーザ プロバイダ コントロールを使用すると、ユーザの作成、ユーザ リストの取得、パスワードの設定などのユーザ管理アクションをページ フローに容易に組み込むことができます。

atnProvider 属性を使用して、コントロールで管理するユーザを含む認証プロバイダを指定します。

セキュリティ : ユーザおよびグループの管理アクションでは、WebLogic Administration Portal の認証セキュリティ プロバイダ サービスで指定したロールによって、ユーザがそのアクションを実行できるかどうかが決まります。

createUser アクションを使用している場合は、下記の属性を使用してユーザ作成後の処理を実行すると、そのユーザ用にユーザ プロファイルが自動的に作成されます。createUser アクションを使用していない場合は、プロファイル コントロールを使用して新しいユーザ用のユーザ プロファイルを作成するか、そのユーザが次にログインした時に自動的にそのユーザ用のプロファイルを作成することができます。

以下は、このコントロールのプロパティの説明です。

doPostProcess

省略可能 - fireEvent、login、および saveAnonymous プロパティと組み合わせて使用します。このプロパティと fireEvent、login、および saveAnonymous プロパティが true に設定されると、ユーザの作成後に 3 つのすべてのイベントが発生します。doPostProcess プロパティを false に設定すると、その他の 3 つのプロパティの個々の設定が使用されます。

fireEvent

省略可能 - true に設定すると、ユーザ作成後の処理中に UserRegistrationEvent がイベント サービスにディスパッチされます。デフォルトは true です。このプロパティを false に設定すると、doPostProcess は無視されます。

login

省略可能 (Boolean) - true に設定すると、ユーザ作成後の処理時にユーザがログインされます。デフォルトは true です。true の場合は、ログイン時にそのユーザに対するユーザ プロファイルが自動的に作成されます。この属性を false に設定すると、doPostProcess は無視され、ユーザに対するプロファイルを作成するか、またはユーザの次のログイン時にユーザに対するプロファイルを自動的に作成させる必要があります。

saveAnonymous

省略可能 - true に設定すると、このセッションにおいて登録前にユーザが設定したすべてのプロパティが、ユーザ作成後の処理時に新しいユーザのプロパティに追加されます。デフォルトは true です。このプロパティを false に設定すると、doPostProcess は無視されます。

ユーザ プロバイダ コントロールの使用例については、「ポータル コントロールを使用する」を参照してください。

Javadoc

このコントロールのプロパティ、メソッド、およびその他の詳細については、このコントロールの Javadoc を参照してください。

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