WebLogic Portal で複数の認証プロバイダを使用する

WebLogic Portal では、1 つのポータル ドメインで複数の認証プロバイダを使用できるので、ポータル アプリケーションに外部プロバイダのユーザがログインできます。また、これによりコード内で複数のユーザ ストアにアクセスできます。

ポータル コントロールJSP タグ、ユーザおよびグループの管理を行う Portal API のクラスでは、目的の認証プロバイダを指定できます (WebLogic Administration Portal を使用して、利用可能な認証プロバイダのリストを確認してください)。

ユーザおよびグループの管理では、WebLogic Administration Portal 認証セキュリティ プロバイダ サービスで指定したロールによって、ポータル アプリケーション内の特定の管理タスクを実行できるユーザが決まります。

注意 : 複数の認証プロバイダに同じユーザ名またはグループ名を指定することは可能ですが、お勧めしません。たとえば、「foo」というユーザを、デフォルトの WebLogic Server LDAP プロバイダと外部 RDBMS プロバイダの両方に格納できます。その場合、WebLogic Portal がユーザ「foo」に対して使用するユーザ プロファイルは 1 つです。

RDBMS 認証プロバイダを使用している場合は、ユーザおよびグループの名前を入力する際、大文字と小文字が区別されます。たとえば、ユーザ「Bob」はユーザ「bob」と異なるユーザ名と判断されます。

複数の認証プロバイダを設定する

複数の認証プロバイダの設定およびコンフィグレーションの詳細については、WebLogic Administration Portal のヘルプ システムで「WebLogic Portal で複数の認証プロバイダを使用する」を参照してください。

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