ポータル JSP タグ

WebLogic Workshop Portal Extensions では、以下の JSP タグを使用できます。

ユーザおよびグループ管理

コンテンツ管理

対話管理

プロパティ セット

国際化およびローカライズ

ポータル表示

ポートレット プリファレンス

マルチチャネル

資格

コマース

ユーティリティ


ユーザおよびグループ管理

ugm_taglib.jarprofile_taglib.jar には、以下の JSP タグが含まれています。

ugm:addGroupToGroup グループにグループを追加する。
ugm:addUserToGroup グループにユーザを追加する。
ugm:createGroup グループを作成する。
ugm:createUser ユーザを作成する。
ugm:getChildGroupNames グループの子グループの名前を取得する。
ugm:getGroupNamesForUser ユーザが属しているグループの名前を取得する。
ugm:getParentGroupName グループの親グループの名前を取得する。
ugm:getTopLevelGroups 最上位のグループの名前をすべて取得する。
ugm:getUserNames 検索式に基づいてユーザ名を取得する。
ugm:getUserNamesForGroup 特定のグループに属するユーザ名を検索式に基づいて取得する。
ugm:login HTTP リクエスト内のユーザ名とパスワードを評価して認証を行い、認証されたユーザを現在の WebLogic ユーザとして設定する。
ugm:logout 現在のユーザの WebLogic Server セッションを終了する。
ugm:removeGroup グループを削除する。
ugm:removeGroupFromGroup グループを親グループから削除する。グループ自体は削除しない。
ugm:removeUser システムからユーザを削除する。
ugm:removeUserFromGroup 特定のグループからユーザを削除する。ユーザ自体は削除しない。
ugm:setPassword ユーザのパスワードを更新する。
profile:createProfile ユーザまたはグループのプロファイルを作成する。
profile:getProfile 特定のユーザまたはグループのプロファイルを取得する。
profile:getProperty プロパティの値をオブジェクトとして取得する。
profile:getPropertyAsString プロパティの値を文字列として取得する。
profile:removeProperty 現在のセッションのプロファイルまたは匿名ユーザ プロファイルから、指定したプロパティを削除する。
profile:setProperty セッションの現在のプロファイルまたは匿名ユーザ プロファイルのプロパティ値を更新する。

コンテンツ管理

content.jar には、以下の JSP タグが含まれています。

cm:getNode 明示的なパスに基づきコンテンツ ノードを取得し、そのノードを変数に格納する。
cm:getProperty コンテンツ ノードからプロパティ値を取り出し、変数として格納するか、JSP に出力する。
cm:search 与えられたクエリに基づいてコンテンツ ノードを検索して取り出し、結果を変数に格納する。

対話管理

ad_taglib.jarph_taglib.jarpz_taglib.jar、および tracking_taglib.jar には、以下の JSP タグが含まれています。

ad:adTarget 広告サービスを使用して、広告クエリをコンテンツ管理システムに送信する。
ad:render 現在の JSP 内で仮想コンテンツ リポジトリからのコンテンツ ノードを表示する。
ph:placeholder WebLogic Workshop Portal Extensions で定義されたプレースホルダを実装する。WebLogic Workshop Portal Extensions で定義されたプレースホルダとキャンペーンのルールおよびクエリに基づき、JSP 内でパーソナライズされた Web コンテンツを表示する。
pz:contentQuery コンテンツ管理システムでコンテンツ属性検索を実行し、コンテンツ オブジェクトの配列を返す。
pz:contentSelector WebLogic Workshop Portal Extensions で定義されたコンテンツ セレクタを実装する。WebLogic Workshop Portal Extensions で定義されたコンテンツ セレクタのルールおよびクエリに基づき、JSP 内でパーソナライズされた Web コンテンツを表示する。
pz:div WebLogic Workshop Portal Extensions で定義されたユーザ セグメントにユーザが属している場合に、インライン コンテンツが表示されるようにする。
BehaviorTracking:clickContentEvent ユーザが画像またはリンクをクリックしたときに、動作イベントを生成する。このタグは、イベント パラメータを含む URL クエリ文字列を返す。その文字列は、コンテンツのハイパーリンクとなる完全な URL を作成するために使用される。
BehaviorTracking:displayContentEvent 画像、テキスト、PDF ファイル、Web 対応マルチメディア コンテンツなどの HTML コンテンツをユーザが受信 (表示) したときに、動作イベントを生成する。

プロパティ セット

ps_taglib.jar には、以下の JSP タグが含まれています。

ps:getPropertyNames プロパティ セット内のプロパティ名のリストを取得する。
ps:getPropertySetNames プロパティ セット タイプに対応するプロパティ セットのリストを取得する。
ps:getRestrictedPropertyValues 制限付きのプロパティ値の選択リストを取得する。

国際化およびローカライズ

i18n_taglib.jarl10n_taglib.jar には、以下の JSP タグが含まれています。

i18n:getMessage ローカライズされた静的テキストまたはメッセージを JspMessageBundle から取得して表示する。
i18n:localize i18n:getmessage タグを使用してリソース バンドルにアクセスしたときにページ全体で使用される、言語、国、バリエーション、およびベース バンドル名を定義する。
l10n:include ページのローカライズされたバージョンを組み込む。
l10n:forward ページのローカライズされたバージョンに転送する。
l10n:resolve ページのローカライズされたバージョンに解決する。

ポータル表示

render_taglib.jar には、以下の JSP タグが含まれています。

render:beginRender ポータル リソースを表示するためにポータル スケルトンで使用される。このタグは、リソース用の開始 HTML タグを定義する。
render:endRender ポータル リソースを表示するためにポータル スケルトンで使用される。このタグは、リソースの終了 HTML タグを定義する。
render:renderChild ポータル リソースを表示するためにポータル スケルトンで使用される。このタグはレイアウト内で、ポートレットのタイトルバー、タイトルバーのボタン、メニュー (ページ タブなどのナビゲーション)、およびテーブル セルの表示に使用される。
render:jspContentUrl ウィンドウへの URL を作成し、それらのウィンドウのコンテンツを設定できる。
render:pageUrl ラベルに基づき、ページまたはブックへの切り替えを行うためのリンクを作成できる。
render:standalonePortletUrl フロート可能なポートレットの URL を作成する。このタグを使用して、外部ポータルによってホストされているフロート可能なポートレットなどのポートレットに要求を送信するためのリンクを作成する。
render:postbackUrl ポータル フレームワークに GET/POST リクエストを送信するための URL を作成する。すべてのポートレット リクエストは、呼び出し側に委託される前にポータルを通過する必要があるため、このタグが必要。
render:resourceUrl リソースの URL を表す。通常、リソース URL は、ファイルや画像などの静的リソースおよび動的リソースに対して使用する。リソース URL を使用してポータル フレームワークにリクエストを送信することはできない。
render:windowUrl ラベルに基づきウィンドウへのリンクを作成して、ウィンドウをあるモード、状態、またはその両方に切り替えることができる。
render:toggleButtonUrl ポータル リソースを表示するためにポータル スケルトンで使用される。このタグを使用すると、ポートレットのタイトルバーの切り替えボタンの URL を作成できる。
render:param このタグを使用すると、URL タグにクエリ パラメータを追加できる。
render:jspUri このタグが使用されている JSP の場所を取得する。
render:getJspUri タグが使用されている JSP の場所を取得する。JSP 内の画像などのリソースの正確な相対 URL を作成するために有用。URL では JSP ファイル名は省略される。
render:createUri アプリケーションのコンフィグレーションされたスキン パスに基づき、URI を作成する。
render:writeUri アプリケーションのコンフィグレーションされたスキン パスに基づき、URI を書き込む。
render:getSkinPath 現在のスキンで使用されている画像のパスを返す。ルック アンド フィールごとに異なるディレクトリ構造、クライアント分類、およびローカライゼーションを設定できる。このタグは、ファイル名のみに基づいて場所を解決する。
render:createId 表示されたコンポーネントの ID を作成する。
render:writeId 表示されたコンポーネントの ID を書き込む。
render:writeAttribute ポータル リソースを表示するためにポータル スケルトンで使用される。このタグは、タグに対する HTML 属性を設定する。
render:encodeName HTML フォーム名や JavaScript 関数名などの名前を、ポータル ページのコンテキスト内でユニークになるようにエンコードする。

ポートレット プリファレンス

prefs_taglib.jar には、以下の JSP タグが含まれています。

pref:getPreference ポートレット プリファレンスのデフォルト値を取得する、またはデフォルト値を設定する。
pref:getPreferences 指定のポートレット プリファレンスの値をすべて取得する、またはデフォルト値を指定する。
pref:forEachPreference ポートレットに対して使用可能なすべてのプリファレンスを反復処理し、結果を変数に格納する。
pref:ifModifiable 指定のポートレット プリファレンスが修正可能であれば、タグの本体を組み込む。
pref:else 指定のポートレット プリファレンスが修正可能でなければ、タグの本体を組み込む。

マルチチャネル

client_taglib.jar には、以下の JSP タグが含まれています。

cscm:default クライアントの分類が「default」にマップされているか、クライアントが認識されない場合のみ、コンテンツを表示する。
cscm:not-default クライアントの分類が「default」以外にマップされている場合のみ、コンテンツを表示する。
cscm:recognized クライアントが任意の分類 (「default」でも可) にマップされている場合に、コンテンツを表示する。
cscm:not-recognized クライアントがどのような分類にもマップされていない場合に、コンテンツを表示する。
cscm:when HTTP リクエストにおけるクライアント分類名に一致する、このタグの「client」属性にリストされる任意のクライアント分類について、コンテンツを表示する。
cscm:when-not このタグの「client」属性にリストされていない任意のクライアント分類について、コンテンツを表示する。クライアント名は、HTTP リクエストから取得される。

資格

auth_taglib.jar には、以下の JSP タグが含まれています。

auth:isAccessAllowed デフォルトでは資格のないアプリケーション リソースに対して、きめ細かい資格を設定する。
auth:isUserInRole  

コマース

cat_taglib.jarproductTracking_taglib.jar、および eb_taglib.jar には、以下の JSP タグが含まれています。

cat:catalogQuery キーワードまたはクエリ式に基づいて、カタログ項目のセットを取得する。
cat:catalogSelector あらかじめ定義されたコンテンツ セレクタ ルールに基づいて、カタログ項目のパーソナライズされたセットを取得する。
cat:getProperty ProductItem または Category から、表示用のプロパティを取得する。
cat:iterateThroughView ビューの最後に達するまで、一度に 1 つのカタログ項目のビューを反復処理する。
cat:iterateViewIterator Category または ProductItem のコレクションを反復処理する。
productTracking:clickProductEvent ユーザが製品インプレッションをクリックしたときに、動作イベントを生成する。
productTracking:displayProductEvent ユーザが製品インプレッション (通常は画像) を受信 (表示) したときに、動作イベントを生成する。
eb:smnav スクロール可能なモデルのナビゲーション。Webflow を実装した、互換性ドメインで実行するレガシー アプリケーション用。複数の結果があるページに「前へ | 10-19 | 次へ」というスタイルのナビゲーションを作成する。

ユーティリティ

es_taglib.jar には、以下の JSP タグが含まれています。

es:convertSpecialChars 特殊文字をブラウザに表示するためにリテラル文字列として表示できる。
es:counter Java の for ループ ロジックを実行する。
es:date ユーザのタイム ゾーン プリファレンスに基づいてフォーマットした日付/時刻の文字列を取得する。
es:forEachInArray 返されたオブジェクトの配列を反復処理する。
es:isNull 値が null であることを確認する。文字列値の場合は、値が空 (長さゼロ) であることを確認する。
es:notNull 値が null でないことを確認する。文字列値の場合は、値の長さがゼロより大きいことを確認する。
es:transposeArray 標準の [行][列] 配列を [列][行] 配列に入れ替える。
es:uriContent 特定の URL からコンテンツを取り出す。

関連トピック

ポータル JSP タグを使用する

JSP ポートレットを作成する