チュートリアル - Hibernate アプリケーションの開発

このチュートリアルでは、BEA Workshop Studio を使用して、リアルタイムの Hibernate アプリケーションを構築する方法について説明します。

Hibernate は、Java アプリケーション用のオープン ソース ORM ソリューションです。データのクエリと取得を容易にし、開発期間を大幅に短縮する機能があります。Hibernate では、オブジェクト指向のイディオム (関連、継承、ポリモーフィズム、組み立て、コレクション) に基づいて永続性クラスを開発できます。クエリの記述には、Hibernate 独自のポータブルな SQL 拡張 (HQL) と、ネイティブな SQL、または、オブジェクト指向の Criteria および Example API を使用します。

このチュートリアルでは、Hibernate を使用した作業について順を追って説明しますが、若干の違いを除けば Kodo にも適用できます (このドキュメントの作成時点で、Kodo 永続性 API はオープン ソース化されることが決定しており、BEA から Open JPA という新しいプロジェクトへの移管準備が進められています)。

このチュートリアルで説明する作業は以下のとおりです。

• Web アプリケーション プロジェクトを作成する
• 業界標準に準拠した任意のデータベースに対してデータベース接続を作成する
• DbXplorer を使用してデータベース アーティファクトを参照、分析、およびデータベース アーティファクトのプロパティを確認する
• DbXaminer を使用してデータベース ダイアグラムを確認する
• DbXaminer を使用してデータベース テーブルからデータを取得する
• DbXaminer を使用してデータベース テーブル内のデータを管理する
• [Hibernate ORM の生成] ウィザードを使用して O/R マッピングを生成する
• HQL エディタを使用する
• Hibernate エンティティ エディタを使用して Hibernate 永続性エンティティを表示および管理する
• Hibernate コンフィグレーション エディタを使用して Hibernate アプリケーションのコンフィグレーションを定義および管理する
• サーバ コンフィグレーションを作成し、Web アプリケーションを実行する

また、BEA Workshop Studio に関する以下の概念および機能についても説明します。

• ソースとビジュアル (WYSIWYG) を分割ペインで同期表示できる、Hibernate マッピングおよびコンフィグレーション ファイル編集用のエディタ
• コード補完
• リアルタイムのエラー チェック
• Hibernate 永続性エンティティのあらゆるプロパティを表示および編集できるプロパティ シート
• Hibernate 永続性エンティティの標準プロパティを簡単に効率よく設定できるスマート エディタ
• 多数の標準的なアプリケーション サーバに対するサポート

チュートリアルの前後の手順に移動するには、矢印をクリックしてください。