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9. Hibernate コンフィグレーション エディタを使用して Hibernate コンフィグレーション ファイルを管理する
Workshop ORM Workbench は、Hibernate コンフィグレーション ファイルを管理するためのフォーム エディタを備えています。このエディタには、新しい情報を追加するためのウィザードも用意されています。また、AppXRay によって、すべての Hibernate プロパティおよびその依存関係の検証機能、ナビゲーション機能、コード補完機能が提供されます。
9.1. 接続プロパティを指定する
- [AppXplorer] で、[Hibernate コンフィグレーション] ブランチを右クリックし、[開く] を選択します。または、[hibernate.cfg.xml] ファイルをダブルクリックしてコンフィグレーション ファイルを開くこともできます。
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- [Hibernate コンフィグレーション エディタ] では、Hibernate プロパティを [接続]、[マッピング]、[プロパティ] の 3 つのカテゴリに分けて扱います。
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- [接続] タブには、現在の接続プロパティを表示し、既存の接続を変更できる機能があります。Hibernate 接続情報を変更するには、[接続プロパティの編集] オプションをクリックし、Hibernate で JDBC 接続を確立するための方法を指定します。
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- [次へ] をクリックします。
- 接続パラメータには、新しい接続を作成した際に指定した内容が設定されています。[接続プロパティ] ダイアログで、Hypersonic データベースの固有言語 (HypesonicSQL) を選択し、[次へ] をクリックします。接続が複数ある場合は、[既存の接続から設定] リンクをクリックすると、DbXplorer で定義した既存の接続のプロパティを、このデータベース接続プロパティに設定できます。
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- [接続プーリング] ダイアログで、C3P0 プール プロパティを指定して [完了] をクリックします。Hibernate コンフィグレーション ファイルのソース コードが更新されます。
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- hibernate.cfg.xml ファイルを保存します。
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9.2. マッピング プロパティを指定する
- Hibernate コンフィグレーション エディタで、[マッピング] タブをクリックします。
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- 一覧から Hibernate マッピング ファイル com/bea/beans/Product.hbm.xml を選択します。対応するマッピング プロパティが表示されます。[参照...] ボタンをクリックして別のファイルを選択することや、[マッピング ファイル] ハイパーリンクをクリックして Product.hbm.xml ファイルに移動することもできます。
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- また、新しいマッピング ファイルを追加するには、[New Mapping] ボタンをクリックしてマッピング ファイルを指定します。
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9.3. 接続プロパティを指定する
Hibernate コンフィグレーション エディタの [プロパティ] タブでは、現在の Hibernate コンフィグレーション プロパティとその値がフォーム エディタに表示されます。
- Hibernate コンフィグレーション エディタで、[プロパティ] タブをクリックします。
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- いずれかのコンフィグレーション プロパティを選択すると、そのコンフィグレーション プロパティの名前と値が表示され、編集できるようになります。
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- プロパティを追加するには、[New Property] ボタンをクリックし、[名前] と [値] を指定します。
ボタンをクリックすると、プロパティの一覧を参照できます。[プロパティの選択] ダイアログには、すべての Hibernate プロパティが説明付きで一覧表示されます。
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- hibernate.show_sql プロパティを選択し、値として「true」を指定すると、生成された SQL に関するコンソールへのログ出力が有効になります。
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- [OK] をクリックします。
- hibernate.cfg.xml ファイルを保存します。
9.4. 検証機能およびコード補完機能を確認する
Hibernate コンフィグレーション エディタでは、AppXRay によって提供される検証機能とコード補完機能を使用できます。
- Hibernate コンフィグレーション エディタで、[マッピング] タブに切り替えます。ソース エディタで、mapping 要素の resource 属性の値を「com/bea/beans/Customer_NEW.hbm.xml」に変更します。
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- プロジェクト内または指定した場所に存在しない無効なマッピング ファイルを指定したため、エディタからの警告が表示されます。ソース エディタで、mapping 要素の resource 属性の値を「com/bea/beans/Customer.hbm.xml」に戻します。
- hibernate.cfg.xml ファイルを保存します。
- mapping 要素の resource 属性にカーソルを移動し、〔Ctrl〕+ スペース キーを押します。AppXRay のコード補完機能により、プロジェクト内にある Hibernate マッピング ファイルの一覧が表示されます。
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- 同じように、property 要素の name 属性にカーソルを移動し、〔Ctrl〕+ スペース キーを押します。AppXRay のコード補完機能により、Hibernate プロパティの一覧が表示されます。
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