この手順では、アプリケーションの複数のモジュールから使用できるように、コントロールを格納するユーティリティ プロジェクトを作成します。
この手順では、以下を実行します。
Workshop for WebLogic を起動するには
Workshop for WebLogic をまだ起動していない場合は、以下の手順で起動します。
... Microsoft Windows の場合
Windows オペレーティング システムの場合、次の手順に従います。
- [スタート] メニューから、[BEA Products |Workshop for WebLogic Platform 9.2] をクリックします。
... Linux の場合
Linux オペレーティング システムの場合、次の手順に従います。
- BEA_HOME/workshop92/workshop4WP/workshop4WP.sh を実行します。
ワークスペースを作成するには
ワークスペースを使用して、関連するソース コードを組み込みます。ここには、コントロール ソースとコントロールをテストするためのソースの両方を組み込みます。
- [ワークスペース・ランチャー] ダイアログが表示されない場合、[ファイル|ワークスペースの切り替え] を選択します。それ以外の場合、次の手順に進みます。
- [ワークスペース・ランチャー] ダイアログで [参照] をクリックし、新しいワークスペース ディレクトリを配置するディレクトリに移動します。
このディレクトリは、自由に指定できます。指定したディレクトリの内部にワークスペース用のディレクトリを作成します。
- ディレクトリを選択したら、[新しいフォルダの作成] をクリックします。新しいフォルダに JUnitTutorial という名前を付け、〔Enter〕を押してフォルダを作成し、[OK] をクリックします。
- [ワークスペース・ランチャー] で、[OK] をクリックします。
作成したフォルダに新しい空のワークスペースが作成され、ワークスペースがリフレッシュされて表示されます。[ナビゲータ] ビューは空です。
ユーティリティ プロジェクトを作成するには
ユーティリティ プロジェクトには、複数の異なるプロジェクトで使用できる共有コードが含まれます。
- [ファイル|新規|プロジェクト] をクリックします。
- [新規プロジェクト] ダイアログで、[J2EE] を展開し、[Utility Project] を選択して [次へ] をクリックします。
- [新規 Java コンポーネント・モジュール] ダイアログの [プロジェクト名] ボックスに MySharedControls と入力して [次へ] をクリックします。
- [Select Project Facets] で、「Beehive コントロール」ファセットが選択されていることを確認します。このファセットには、ControlTestCase、junit.framework.TestCase の拡張、およびコントロールの検証およびビルド ライブラリが含まれているため、選択されている必要があります。
[終了] をクリックします。
カスタム コントロールの作成
この手順では、テストするコントロールを作成します。
- [パッケージ・エクスプローラ] ビューで、ノード [MySharedControls] を展開し、[src] フォルダを右クリックして [新規|パッケージ ] を選択します。
- [新規 Java パッケージ] ダイアログの [名前] フィールドに sharedcontrols と入力して [終了] をクリックします。
- [パッケージ・エクスプローラ] ビューで、[sharedcontrols] パッケージを右クリックして [新規|カスタム コントロール] を選択します。
- [新しいコントロール] ダイアログの [コントロール名] フィールドに EmployeeControl と入力して [終了] をクリックします。
- [パッケージ・エクスプローラ] ビューで、[sharedcontrols] パッケージを開き、EmployeeControlImpl.java をダブルクリックして、ファイルのソース コードを開きます。ソース コードを次のように編集します。追加するコードを太字で示します。
package sharedcontrols;
import org.apache.beehive.controls.api.bean.ControlImplementation;
import java.io.Serializable;
@ControlImplementation
public class EmployeeControlImpl implements EmployeeControl, Serializable {
private static final long serialVersionUID = 1L;
public String[] getManagerNames() {
return new String[]{"Jane","Bob","Amy"};
}
}
- カーソルをメソッド名 getManagerNames 内に置いて、〔Ctrl〕+〔1〕を押します。
オプション メニューが表示されます。
オプション [スーパータイプ 'EmployeeControl' で作成します。] をダブルクリックします。
コントロール インタフェース ファイル EmployeeControl.java にメソッド シグネチャが追加されます。
![](images/1.png)
- 〔Ctrl〕+〔Shift〕+〔S〕を押して作業を保存します。