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サンプル ワークスペース

Workshop for WebLogic には、さまざまなサンプル ワークスペースがインストールされています。

     BEA_HOME/workshop92/workshop4WP/eclipse/plugins/com.bea.wlw.samples_9.2.1/workspaces

ワークスペースの 1 つであるサンプル ワークスペースには、さまざまなコード サンプルと Workshop for WebLogic で構築されたミニアプリケーションが収められています。残りのワークスペースは、Workshop for WebLogic Platform の「チュートリアル」に基づいています。これらの「チュートリアル ベースのサンプル」は、チュートリアルの 1 つを終了したときに完成するアプリケーションを表しています。

これらのサンプル ワークスペースを開く手順については、「サンプル ワークスペースを開く」を参照してください。

サンプル ワークスペースには、以下のサンプルが含まれています。チュートリアル ベースのサンプルの詳細については、「チュートリアル ベースのサンプル」を参照してください。

コントロール サンプル

データベース コントロール : 顧客

カスタム コントロール : 顧客

カスタム コントロール : Hello World

Web サービス コントロール (下記の「Web サービス サンプル」を参照)

Web アプリケーション サンプル

Hello World Web

顧客 Web

Web サービス サンプル

同期 Hello World

非同期 Hello World

セキュア ニュース サービス

JSP テンプレート プロジェクト サンプル

JSP テンプレート プロジェクト

コントロール サンプル

データベース コントロール : 顧客

Beehive データベース システム コントロールを表します。このコントロールは、データベースに対して基本的な操作 (選択、挿入、更新、削除) を実行します。

サンプル ファイル

ファイル サンプルの役割
SharedControls/src/database/CustomerDBControl.java

データ テーブル PK_CUSTOMER を作成し、これに対してクエリを実行するメソッドが格納されている。

このコントロールは、顧客 Web サンプルで顧客データを検索するために使用される。また、顧客カスタム コントロールと協調して動作する。

このコントロールは、Beehive DB システム コントロールの拡張である。

サンプルの実行

このサンプルは、独立して実行することはできません。代わりに顧客 Web サンプルを実行して、このコントロールのメソッドを呼び出します。

カスタム コントロール : 顧客

基本的なカスタム コントロールを表します。このコントロールは、顧客 Web サンプルと顧客データベース コントロールの仲介役を果たします。これは、そのメソッドがデータベース コントロール メソッドをラップしているからです。

サンプル ファイル

ファイル サンプルの役割
SharedControls/src/database/Customer.java

顧客オブジェクトのデータ構造を定義する JavaBean。

顧客オブジェクトのインスタンスは、データ テーブル PK_CUSTOMER の個々のレコードに対応している。

顧客オブジェクトの配列は、データ テーブル PK_CUSTOMER のレコード セットに対応している。

SharedControls/src/database/CustomerControl.java

顧客コントロールのコントロール インタフェース。「顧客データベース コントロール」のラッパー メソッドを備えている。これらのメソッドは、基本的なデータベース操作 (選択、更新、挿入、および削除) を実行する。

SharedControls/src/database/CustomerImpl.java

顧客コントロールのコントロール実装。

サンプルの実行

このサンプルは、独立して実行することはできません。代わりに顧客 Web サンプルを実行して、このコントロールのメソッドを呼び出します。

カスタム コントロール : Hello World

1 つの Hello World メソッドを使用する単純なカスタム コントロールを表します。

サンプル ファイル

ファイル サンプルの役割
SharedControls/src/hello/Hello.java

コントロールのインタフェース クラス。

1 つのメソッド シグネチャ String hello(); を備える。

SharedControls/src/hello/HelloWorld.java

コントロールの実装クラス。

サンプルの実行

このサンプルは、独立して実行することはできません。代わりに Hello World Web サンプルを実行して、このコントロールのメソッドを呼び出します。

Web アプリケーション サンプル

Hello World Web

単純な Web アプリケーションを表します。この Web アプリケーションには、1 つのページ フロー (コントローラ クラス + JSP ページ) が含まれています。ページ フローは、Hello World コントロールを呼び出して結果を表示します。

サンプル ファイル

ファイル サンプルの役割
WebApps/src/helloWorld/HelloWorldController.java

コントローラ クラス。このコントローラ クラスには、1 つのアクション メソッド begin() が含まれている。このメソッドは、Hello World コントロールを呼び出し、その結果をアクション出力に格納して index.jsp ページに転送する。

WebApps/WebContent/helloWorld/index.jsp

この JSP は、Hello World コントロールの呼び出しの結果を表示する。結果データは、アクション出力/ページ入力を通してこのページに渡される。

サンプルの実行

  1. サンプル ワークスペースを開く」の手順に従ってサンプル ワークスペースを開きます。
  2. WebApps/src/helloWorld/HelloWorldController.java を右クリックして、 [実行|サーバで実行] を選択します。
  3. まだサーバが設定されていない場合、[サーバで実行] ダイアログで、[手動で新規サーバを定義] を選択し、[BEA Systems, Inc.| BEA WebLogic v9.2 Server] ノードが選択されていることを確認して [次へ] をクリックします。
    [ドメイン ホーム] ドロップダウンで、<BEA_HOME>/weblogic92/samples/domains/workshop を選択します (<BEA_HOME> はルート インストール ディレクトリです)。
    [終了] をクリックします。

    すでにサーバが設定されている場合、[サーバで実行] ダイアログで、[localhost |BEA WebLogic v9.2 Server ] ノードが選択されていることを確認して [終了] をクリックします。
  4. index.jsp ページに、Hello World コントロールを呼び出した結果が表示されます。

顧客 Web

顧客データ管理 Web アプリケーションを表します。この Web アプリケーションでは、顧客データベースへの Web アクセスを実行できます。

サンプル ファイル

ファイル サンプルの役割
WebApps/src/database/DatabaseController.java

コントローラ クラス。このコントローラ クラスには、1 つのアクション メソッド getCustomers() が含まれている。このメソッドは、顧客コントロールを呼び出し、その結果をアクション出力に格納して index.jsp ページに転送する。

WebApps/WebContent/database/index.jsp

この JSP は、顧客コントロールの呼び出しの結果を表示する。結果データ (データベースからのレコード セット) は、アクション出力/ページ入力を通してこのページに渡される。

サンプルの実行

  1. サンプル ワークスペースを開く」の手順に従ってサンプル ワークスペースを開きます。
  2. WebApps/src/database/DatabaseController.java を右クリックして [実行|サーバで実行] を選択します。
  3. まだサーバが設定されていない場合、[サーバで実行] ダイアログで、[手動で新規サーバを定義] を選択し、[BEA Systems, Inc.|BEA WebLogic v9.2 Server ] ノードが選択されていることを確認して [次へ] をクリックします。
    [ドメイン ホーム] ドロップダウンで、<BEA_HOME>/weblogic92/samples/domains/workshop を選択します (<BEA_HOME> はルート インストール ディレクトリです)。
    [終了.] をクリックします。

    すでにサーバが設定されている場合、[サーバで実行] ダイアログで、[localhost |BEA WebLogic v9.2 Server ] ノードが選択されていることを確認して [終了] をクリックします。
  4. index.jsp ページに、顧客コントロールを呼び出した結果が表示されます。

Web サービス サンプル

同期 Hello World

単純な同期 Web サービス、Web サービス コントロール、およびクライアントを表します。

サンプル ファイル

ファイル サンプルの役割
WebServiceClients/src/clients/HelloWorldControlClient.java HelloWorld.java のクライアント Web サービス (中間コントロールの HelloWorldServiceControl.java を経由)。
WebServiceClients/src/controls/HelloWorldServiceControl.java HelloWorldControlClient.java と HelloWorld.java の間に存在する中間コントロール。
WebServices/src/services/HelloWorld.java このサンプルの基本 Web サービス。

サンプルの実行

  1. サンプル ワークスペースを開く」の手順に従ってサンプル ワークスペースを開きます。
  2. WebServiceClients/src/clients/HelloWorldControlClient.java を右クリックして [実行|サーバで実行] を選択します。
  3. まだサーバが設定されていない場合、[サーバで実行] ダイアログで、[手動で新規サーバを定義] を選択し、[BEA Systems, Inc.|BEA WebLogic v9.2 Server ] ノードが選択されていることを確認して [次へ] をクリックします。
    [ドメイン ホーム] ドロップダウンで、<BEA_HOME>/weblogic92/samples/domains/workshop を選択します (<BEA_HOME> はルート インストール ディレクトリです)。
    [終了] をクリックします。

    すでにサーバが設定されている場合、[サーバで実行] ダイアログで、[localhost |BEA WebLogic v9.2 Server ] ノードが選択されていることを確認して [終了] をクリックします。
  4. [WebLogic Test Client] で、[getHelloWorldMessage] をクリックします。

非同期 Hello World

非同期の Web サービス、Web サービス コントロール、およびクライアントを表します。

サンプル ファイル

ファイル サンプルの役割
WebServiceClients/src/clients/HWCallbackClient.java HWCallback.java のクライアント Web サービス (中間コントロールの HWCallbackServiceControl.java を経由)。
WebServiceClients/src/controls/HWCallbackServiceControl.java HWCallbackClient.java と HWCallback.java の間に存在する中間コントロール。
WebServices/src/services/HWCallback.java このサンプルの基本 Web サービス。

サンプルの実行

  1. サンプル ワークスペースを開く」の手順に従ってサンプル ワークスペースを開きます。
  2. WebServiceClients/src/clients/HWCallbackClient.java を右クリックして [実行|サーバで実行] を選択します。
  3. まだサーバが設定されていない場合、[サーバで実行] ダイアログで、[手動で新規サーバを定義] を選択し、[BEA Systems, Inc.| BEA WebLogic v9.2 Server ] ノードが選択されていることを確認して、[次へ] をクリックします。
    [ドメイン ホーム] ドロップダウンで、<BEA_HOME>/weblogic92/samples/domains/workshop を選択します (<BEA_HOME> はルート インストール ディレクトリです)。
    [終了] をクリックします。

    サーバが設定されている場合、[サーバで実行] ダイアログで、[localhost |BEA WebLogic v9.2 Server ] ノードが選択されていることを確認して [終了] をクリックします。
  4. [WebLogic Test Client] で、[name] フィールドに値を入力して [start] をクリックします。

セキュア ニュース サービス

セキュアな同期 Web サービス、Web サービス コントロール、およびクライアントを表します。ロール ベースのアクセス フィルタと、Web サービスからクライアントへのセキュアなコールバックを備えています。

サンプル ファイル

ファイル サンプルの役割
WebServiceClients/src/clients/security/NewsServiceControlCaller.java SecureNewsService.java のクライアント Web サービス (中間コントロールの NewsServiceControl.java を経由)。
WebServiceClients/src/controls/NewsServiceControl.java NewsServiceControlCaller.java と SecureNewsService.java の間に存在する中間コントロール。
WebServiceClients/src/controls/secureCallbackServerNewsServiceService.wsdl Web サービス SecureNewsService.java の WSDL。
WebServices/src/services/security/SecureNewsService.java このサンプルの基本 Web サービス。

サンプルの実行

  1. サンプル ワークスペースを開く」の手順に従ってサンプル ワークスペースを開きます。
  2. WebServiceClients/src/clients/security/NewServiceControlCaller.java を右クリックして [実行|サーバで実行] を選択します。
  3. まだサーバが設定されていない場合、[サーバで実行] ダイアログで、[手動で新規サーバを定義] を選択し、[BEA Systems, Inc.|BEA WebLogic v9.2 Server ] ノードが選択されていることを確認して [次へ] をクリックします。
    [ドメイン ホーム] ドロップダウンで、<BEA_HOME>/weblogic92/samples/domains/workshop を選択します (<BEA_HOME> はルート インストール ディレクトリです)。
    [終了] をクリックします。

    すでにサーバが設定されている場合、[サーバで実行] ダイアログで、[localhost |BEA WebLogic v9.2 Server ] ノードが選択されていることを確認して [終了] をクリックします。
  4. [WebLogic Test Client] で、ユーザ名とパスワードの組み合わせとして weblogic/weblogic と入力して [subscribeToNews] をクリックします。

JSP テンプレート プロジェクト サンプル

JSP テンプレート プロジェクト

JSP テンプレート プロジェクトの構造を表します。JSP テンプレート プロジェクトは、使用可能な JSP/JSF テンプレートにデータを格納するために使用します。JSP テンプレート プロジェクトの構文ルールについては、「JSP テンプレート プロジェクトの作成」を参照してください。

サンプル ファイル

ファイル サンプルの役割
TemplateProject/templateProject.xml テンプレート プロジェクト コンフィグレーション ファイル。このファイルは 1 つのJSP テンプレート定義する (複数のテンプレートを定義できる)
TemplateProject/images/ テンプレートのイメージ ディレクトリ。
TemplateProject/WebContent/index.jsp テンプレート ページ。このページは、新しい JSP ページが作成され、このテンプレートが選択されるたびにコピーされる。

サンプルの実行

このサンプルは、独立して実行することはできません。このテンプレートで作成された JSP ページの例については、WebApps プロジェクトの JSP ページ (WebApps/WebContent/ の内部) を参照してください。

サンプル ワークスペースを開いたとき、どの Web アプリケーション プロジェクト (WebApps、WebServices、WebServiceClients) もこのテンプレートをデフォルトの JSP テンプレートとして使用しません。このテンプレート プロジェクトをこれらのプロジェクトのデフォルト JSP テンプレートとして設定するには、次の手順に従います。Web プロジェクトのひとつを右クリックし、[プロパティ|ファイル テンプレート|デフォルトの JSP テンプレート] を選択します。[プロジェクトの設定を使用] と [BEA Branded NetUI JSP] チェック ボックスをチェックします。[OK] をクリックします。

関連トピック

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