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upgrade Ant タスク

WebLogic Workshop バージョン 8.1 (SP4、SP5、または SP6) のアプリケーションを Workshop for WebLogic バージョン 9.2 のワークスペースにアップグレードします。

注意 : この Ant タスクはコマンドライン コマンドとしても使用できます。詳細については、「upgradeStarter コマンド」を参照してください。

注意 : このタスクを使用する前に、バージョン 8.1 のアプリケーションを SP4、SP5、または SP6 にアップグレードしておく必要があります。

このタスクは、アプリケーションのアップグレード時に [インポート] ウィザードによって提供される機能と本質的に同じ機能を Ant から提供します。ウィザードについては、「[インポート] ウィザードを使用してバージョン 8.1 のアプリケーションをアップグレードするには」を参照してください。例外として、このタスクではアプリケーションの一部を指定してアップグレードすることはできません。たとえば、このタスクではアップグレードするプロジェクトの指定はサポートされていません。すべてのプロジェクトがアップグレードされます。

このタスクでは、wlw-upgrade.jar にある com.bea.wlw.upgrade.cmdline.UpgradeTask が必要になります。wlw-upgrade.jar はデフォルトでは WORKSHOP_HOME/eclipse/plugins/com.bea.wlw.upgrade_9.2.0 にインストールされます。

環境

タスク クラスパス (以下の例で classpathref 属性で指定されるパス) に startup.jar を含める必要があります。下記の eclipseHome 属性の説明を参照してください。

属性 説明 必須/省略可能
data 指定されたバージョン 8.1 のアプリケーションのインポートおよびアップグレード先となる Eclipse ワークスペース。 必須
eclipseHome startup.jar が格納されている Eclipse ディレクトリ。デフォルトは BEA_HOME/workshop92/eclipse 必須
weblogicHome WebLogic Server のルート フォルダの場所。  
pluginCustomization インポートおよびアップグレード時に使用される設定ファイルの場所 (省略可能)。このファイルの詳細については、upgradeStarter コマンドの「備考」を参照。 省略可能
wlwApplication アップグレードするバージョン 8.1 のアプリケーションの WORK ファイルの場所。 必須

次に、このタスクを呼び出す方法を示します。

<target name="workshopUpgrade">

    <echo message="${workshop.home}/eclipse"/>
    <path id="eclipse.classpath">
        <fileset dir="${workshop.home}/eclipse/plugins" 
        includes="com.bea.wlw.**/wlw-upgrade.jar"/> 		
    </path>

    <taskdef name="upgradeTask"
        classname="com.bea.wlw.upgrade.cmdline.UpgradeTask"
        classpathref="eclipse.classpath"/>

    <upgradeTask 
        data=%WORKSPACE%
        eclipseHome=%ECLIPSE_HOME%
        weblogicHome=%WL_HOME%
        pluginCustomization=%PREFS_FILE%
        wlwApplication=%WORK_FILE%/>

</target>

関連トピック

upgradeStarter コマンド

[インポート] ウィザードを使用してバージョン 8.1 のアプリケーションをアップグレードするには

概要 : WebLogic Workshop 8.1 からのアップグレード

WebLogic Workshop 8.1 からバージョン 9.2 へのアップグレード時における変更点

 

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