ブラウザ・バージョンのスクリプト

Oracle® XML Publisher Enterprise
インストレーション・ノート

リリース5.6.2
部品番号: B31297-01
2006年7月

原典情報: B28881-01 Oracle XML Publisher Enterprise Installation Notes Release 5.6.2

このマニュアルでは、次のトピックについて説明します。

概要

Oracle XML Publisherでは、複雑な分散環境で使用可能な、非常に効率的でスケーラブルなレポーティング・ソリューションが提供されます。従業員、顧客および仕入先に対する情報を、安全かつ適切な形式で生成および配信するための中央アーキテクチャが用意されています。Oracle XML Publisherにより、ビジネス文書の開発、カスタマイズおよび保守にかかる高コストが削減され、レポートの管理効率が高まります。

このCDには、XML Publisher Serverが収納されています。含まれる内容は、次のとおりです。

注意: アプリケーションでは、Apache AxisおよびOpenSymphony Quartz Schedulerのオープン・ソース・ソフトウェア・パッケージが使用されています。ApacheのAxis用ライセンス契約は、CDの¥doc¥ApacheLicense.txtにあります。http://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0からも入手できます。

最新情報は、次の各サイトを確認してください。

XML PublisherのWebページ

http://www.oracle.com/technology/products/applications/publishing/index.html

XML Publisherのフォーラム

http://forums.oracle.com/forums/forum.jspa?forumID=245

システム要件

Oracle XML Publisher Enterpriseを実行するための要件は、次のとおりです。

インストール

XML Publisher Enterpriseは、独自のアプリケーション・サーバー(OC4J 10.1.3)およびJDK(SUN 1.5.0.5-b5)とともにインストールされます。このリリースには、WindowsおよびLinux x86用のOracle Universal Installerが付属しています。その他のプラットフォームの場合、または既存のアプリケーション・サーバーにデプロイする場合は、手動でインストールする必要があります。

手動インストール

XML Publisher Enterpriseを手動でデプロイする必要がある場合は、「手動インストールのReadme」の手順に従ってください。

Windowsでのインストール

  1. install¥setup.exe実行可能ファイルを実行してインストーラを起動し、指示に従います。

  2. Oracleホーム・ディレクトリ(通常は、C:¥OraHome_1)の/xmlpserver/xmlpserverstart.batファイルを使用して、XML Publisherサーバーを起動します。

  3. インストーラでは、15101〜15110の範囲の最初の空きポートがXML Publisher Enterprise用に使用されます。インストールの最後のダイアログにはサーバーURLが表示されます。この情報は、Oracleホーム・ディレクトリの下の/xmlpserver/setupinfo.txtファイルにも格納されています。

    通常、URLは次のようになります。

    http://localhost:15101/xmlpserver

    このURLを指し示して互換ブラウザを開きます。

  4. ユーザーadminおよびパスワードadminでログインします。

    重要: adminパスワードを、「プリファレンス」の下の「アカウント」タブで変更してください。

  5. 「データベースの構成」に進んで操作を続けます。

Linuxの構成

  1. runInstallerスクリプトを実行してインストーラを起動し、指示に従います。

  2. XML Publisherサーバーは、Oracleホーム・ディレクトリ(通常は、$ORACLE_HOMEまたは/oraclehomes)の/xmlpserver/xmlpserverstart.shファイルを使用して起動できます。

  3. インストーラでは、15101〜15110の範囲の最初の空きポートがXML Publisher Enterprise用に使用されます。インストールの最後のダイアログにはサーバーURLが表示されます。この情報は、Oracleホーム・ディレクトリの下の/xmlpserver/setupinfo.txtファイルにも格納されています。

    通常、URLは次のようになります。

    http://localhost:15101/xmlpserver

    このURLを指し示して互換ブラウザを開きます。

  4. ユーザーadminおよびパスワードadminでログインし、システムを設定します。

    重要: adminパスワードを、「プリファレンス」->「アカウント」で変更してください。

  5. 「データベースの構成」に進んで操作を続けます。

データベースの構成

データベースの構成は、レポートを送信またはスケジュールするために必要です。このリリースでは、Oracle Databaseデプロイメントのみがサポートされています。

Oracle Database 10gデプロイメント

次の手順に従って、Oracle Database 10gをXML Publisher用に構成します。

  1. 新規ユーザー/スキーマ(たとえば、パスワードが「welcome」である「XMLP」)を作成します。

  2. SQLスクリプト・ディレクトリ¥manual¥SQL_Scriptsから、oracle_tables.sqlスクリプトをsqlplusで次のように実行します。

    sqlplus user/password @tables_oracles.sql

    user/passwordは、正しい値で置き換えます。次に例を示します。

    sqlplus XMLP/welcome @tables_oracles.sql

    注意: このスクリプトには、Quartzスケジューラ用にデータベースを設定するquartz-1.5.1/tables_oracles.sqlが含まれています。

アプリケーションの構成

次の手順に従って、XML Publisher Enterpriseを構成します。

  1. ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開いて、「ようこそ」ページを表示します。

    例: http://localhost:8888/xmlpserver

    注意: ここで、xmlpserver.warまたはxmlpsever.earファイルがアンパックされます。

  2. アプリケーション・サーバーがwar/earファイルをアンパックした場所のファイル¥xmlpserver¥xmlpserver¥WEB-INF¥xmlp-server-config.xmlを開きます。

    OC4Jの場合、通常はC:¥oc4j1012¥j2ee¥home¥applicationsとなります。

    Apache Tomcatの場合、通常はC:¥Program Files¥Apache Software Foundation¥Tomcat 5.0¥webappsとなります。

  3. /xmlpConfig/resourceの下のスケジューラ・セクションにあるデータベース情報を変更して、XML Publisher用に構成したデータベースおよびスキーマを反映します。

    たとえば、Oracle 10gデータベースdb.company.com:1525:ora10g上のパスワードがwelcomeであるXMLPスキーマの場合、次のようにファイルを更新します。

    <scheduler>
     <connection>
      <connectionType>jdbc</connectionType>
       <url>jdbc:oracle:thin:@db.company.com:1525:ora10g</url>
         <username>XMLP</username>
         <password>welcome</password>
         <driver>oracle.jdbc.driver.OracleDriver</driver>
       </connection>
     </scheduler>
    

    サーバー構成ファイルの設定の詳細は、(/doc/5_6_2_Users.pdfにある)『Oracle XML Publisher Enterpriseユーザーズ・ガイド』の「管理」を参照してください。

  4. アプリケーション・サーバーを再起動します。

  5. ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開いて、「ようこそ」ページを表示します。

    例: http://localhost:8888/xmlpserver

  6. ユーザー/パスワードとしてadmin/adminを使用して、ログインします。

    重要: adminパスワードを、「プリファレンス」の下の「アカウント」タブで変更してください。

XML Publisher Enterpriseのデモ・レポートの実行

アプリケーションのインストールを次の手順でテストできます。

  1. ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開いて、「ようこそ」ページを表示します。

    例:

    http://localhost:8888/xmlpserver

  2. サンプル・レポートでは、データソース「xmlpdemo」が正しく設定されている必要があります。次の操作を実行してください。

  3. 「レポート」タブに移動して、デモ・レポートを表示します。

詳細は、(¥doc¥5_6_2_Users.pdfにある)『Oracle XML Publisher Enterpriseユーザーズ・ガイド』を参照してください。

手動インストールのReadme

概要

Oracle XML Publisherでは、複雑な分散環境で使用可能な、非常に効率的でスケーラブルなレポーティング・ソリューションが提供されます。従業員、顧客および仕入先に対する情報を、安全かつ適切な形式で生成および配信するための中央アーキテクチャが用意されています。Oracle XML Publisherにより、ビジネス文書の開発、カスタマイズおよび保守にかかる高コストが削減され、レポートの管理効率が高まります。

このCDには、XML Publisher Serverが収納されています。このディストリビューションに含まれる内容は、次のとおりです。

注意: アプリケーションでは、Apache AxisおよびOpenSymphony Quartz Schedulerのオープン・ソース・ソフトウェア・パッケージが使用されています。ApacheのAxis用ライセンス契約は、CDの¥doc¥ApacheLicense.txtにあります。http://www.apache.org/licenses/LICENSE-2.0からも入手できます。

最新情報は、次の各サイトを確認してください。

XML PublisherのWebページ

http://www.oracle.com/technology/products/applications/publishing/index.html

XML Publisherのフォーラム

http://forums.oracle.com/forums/forum.jspa?forumID=245

システム要件

Oracle XML Publisher Enterpriseを実行するための要件は、次のとおりです。

XDOサーバー・アプリケーションのインストール

サーバー・アプリケーションにより、レポートの作成、管理およびスケジュールが可能になります。Oracle XML Publisherを手動でデプロイするには、このマニュアルの説明に従って次の手順を実行する必要があります。

  1. アプリケーション・サーバーにXML Publisherをデプロイします。

  2. データベース・サーバーにXML Publisherスキーマを作成します。

  3. XML Publisherアプリケーションを構成します。

アプリケーション・サーバー・デプロイメント

XML Publisherは純粋なJ2EEアプリケーションであり、次のソフトウェア上で十分なテストが実施されています。

OC4J 10.1.3デプロイメント

次の手順に従って、Enterprise ManagerでOracle OC4J 10.1.3上にXML Publisherをデプロイします。

  1. ブラウザでApplication Server Control(通常は、http://localhost:8888/em)を開き、oc4jadminとしてログインします。

  2. 「アプリケーション」タブを選択して、「デプロイ」ボタンを選択します。

  3. 「アーカイブの場所」でCD上の¥manual¥OAS10.1.3¥xmlpserver.earを参照し、「次へ」ボタンを選択します。

  4. 「アプリケーション名」としてxmlpserverを選択し、「次へ」ボタンを選択します。

  5. 必要に応じてその他のデプロイメント設定をすべて変更し、「デプロイ」ボタンを選択します。

  6. CD上の¥manual¥fontsディレクトリにあるフォントを、Javaランタイム環境(JAVA_HOME¥lib¥fonts)のフォント・ディレクトリにコピーします。

    例: C:¥Program Files¥Java¥jdk1.5.0_06¥jre¥lib¥fonts

  7. OC4Jを起動または再起動します。

  8. ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開き、ログイン・ページを表示します。

    例: http://localhost:8888/xmlpserver

  9. ログイン・ページが表示されたら、「データベースの構成」に進んで操作を続けます。

Oracle Application Server 10.1.2デプロイメント

次の手順に従って、Enterprise ManagerでOracle Application Server 10.1.2上にXML Publisherをデプロイします。

  1. ブラウザでApplication Server Control(通常は、http://localhost:18100)を開き、ias_adminとしてログインします。

  2. 「ホーム」タブでシステム・コンポーネントの「ホーム」を選択した後、「アプリケーション」タブを選択します。

  3. 「EARファイルのデプロイ」ボタンをクリックします。

  4. 「J2EEアプリケーション」でCD上の¥manual¥xmlpserver.earを参照し、「アプリケーション名」としてxmlpserver を入力して「続行」を選択します。

  5. 「URLマッピング」としてxmlpserverを選択し、「次へ」を選択します。

  6. 「JAZN XMLユーザー・マネージャを使用」が選択された状態で、「次へ」ボタンを選択します。

  7. 「デプロイ」を選択します。

  8. CD上の¥manual¥fontsディレクトリにあるフォントを、Javaランタイム環境(JAVA_HOME¥lib¥fonts)のフォント・ディレクトリにコピーします。たとえば、Windows上でのディレクトリ名はC:¥OraHome_1¥jdk¥jre¥lib¥fontsのようになります。

  9. OC4Jを起動または再起動します。

  10. ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開き、ログイン・ページを表示します。たとえばhttp://localhost:7777/xmlpserverのようになります。

  11. ログイン・ページが表示されたら、「データベースの構成」に進んで操作を続けます。

OC4J 10.1.2デプロイメント

次の手順に従って、Oracle OC4J 10.1.2上にXML Publisherをデプロイします。

  1. CDの¥manual¥xmlpserver.earを、OC4Jがアクセス可能なディレクトリにコピーします。

    次の手順では、OC4JがC:¥oc4j1012の下にインストールされ、earファイルがC:¥oc4j1012¥j2ee¥home¥applicationsにコピーされていることを前提としています。

  2. CD上の¥manual¥fontsディレクトリにあるフォントを、Javaランタイム環境(JAVA_HOME¥lib¥fonts)の¥manual¥fontsディレクトリにコピーします。

    例: C:¥Program Files¥Java¥j2re1.4.2_08¥lib¥fonts

  3. (J2EE_HOME¥configの下の)server.xmlファイルに、次のようなxmlpserver.ear用のエントリを追加します。

    <application name="xmlpserver" path="../applications/xmlpserver.ear" auto-start="true" />

    xmlpserver.earファイルに対する正しいパスを使用してください。

  4. (J2EE_HOME¥configの下の)http-web-site.xmlファイルに次のエントリを追加します。

    <web-app application="xmlpserver" name="xmlpserver" root="/xmlpserver" />

  5. OC4Jを起動または再起動します。

  6. ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開き、ログイン・ページを表示します。

    例: http://localhost:8888/xmlpserver

  7. ログイン・ページが表示されたら、「データベースの構成」に進んで操作を続けます。

Apache Tomcat 5.0デプロイメント

次の手順に従って、Apache Tomcat 5.0上にXML Publisherをデプロイします。

  1. CDの¥manual¥xmlpserver.warをTomcatホーム・ディレクトリの下のwebappsディレクトリ(通常、WindowsではC:¥Program Files¥Apache Software Foundation¥Tomcat 5.0¥webapps)にコピーします。

  2. CD上の¥manual¥fontsディレクトリにあるフォントを、Javaランタイム環境(JAVA_HOME¥lib¥fonts)のフォント・ディレクトリにコピーします。例: C:¥Program Files¥Java¥j2re1.4.2_08¥lib¥fonts

  3. Tomcat 5.0を起動または再起動します(通常はサービスから実行します)。

  4. ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開き、デモ・ページを表示します。

    例: http://localhost:8080/xmlpserver

  5. ログイン・ページが表示されたら、「データベースの構成」に進んで操作を続けます。

データベースの構成

データベースの構成は、レポートを送信またはスケジュールするために必要です。このリリースでは、Oracle Databaseデプロイメントのみがサポートされています。

Oracle Database 10gデプロイメント

次の手順に従って、Oracle Database 10gをXML Publisher用に構成します。

  1. 新規ユーザー/スキーマ(たとえば、パスワードが「welcome」である「XMLP」)を作成します。

  2. SQLスクリプト・ディレクトリ¥manual¥SQL_Scriptsから、oracle_tables.sqlスクリプトをsqlplusで次のように実行します。

    sqlplus user/password @tables_oracles.sql

    user/passwordは、正しい値で置き換えます。次に例を示します。

    sqlplus XMLP/welcome @tables_oracles.sql

    注意: このスクリプトには、Quartzスケジューラ用にデータベースを設定するquartz-1.5.1/tables_oracles.sqlが含まれています。

  3. 「アプリケーションの構成」に進んで操作を続けます。

アプリケーションの構成

次の手順に従って、XML Publisher Enterpriseを構成します。

  1. ¥manual¥XMLPディレクトリをサーバーにコピーします。

    次の手順では、XMLPをC:¥にコピー済であることを前提としています。

  2. ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開いて、「ようこそ」ページを表示します。

    例: http://localhost:8888/xmlpserver

    注意: ここで、xmlpserver.warまたはxmlpsever.earファイルがアンパックされます。

  3. アプリケーション・サーバーがwar/earファイルをアンパックした場所のファイル¥xmlpserver¥xmlpserver¥WEB-INF¥xmlp-server-config.xmlを開きます。

    OC4Jの場合、通常はC:¥oc4j1012¥j2ee¥home¥applicationsとなります。

    Apache Tomcatの場合、通常はC:¥Program Files¥Apache Software Foundation¥Tomcat 5.0¥webappsとなります。

  4. 構成ファイル内のファイル・パスをXMLPディレクトリを指すように変更します。ファイル要素は/xmlpConfig/resourceにあります。

    元のエントリは<file path="%s_Reports_Path%"/>です。

    XMLディレクトリをC:にコピーした場合、<file path="C:¥XMLP"/>に変更します。

  5. /xmlpConfig/resourceの下のスケジューラ・セクションにあるデータベース情報を変更して、XML Publisher用に構成したデータベースおよびスキーマを反映します。

    たとえば、Oracle 10gデータベースdb.company.com:1525:ora10g上のパスワードがwelcomeであるXMLPスキーマの場合、次のようにファイルを更新します。

    <scheduler>
     <connection>
      <connectionType>jdbc</connectionType>
       <url>jdbc:oracle:thin:@db.company.com:1525:ora10g</url>
         <username>XMLP</username>
         <password>welcome</password>
         <driver>oracle.jdbc.driver.OracleDriver</driver>
       </connection>
     </scheduler>
    

    サーバー構成ファイルの設定の詳細は、(/doc/5_6_2_Users.pdfにある)『Oracle XML Publisher Enterpriseユーザーズ・ガイド』の「管理」を参照してください。

  6. 一時ディレクトリの定義およびその他のランタイム・プロパティの設定の詳細は、『Oracle XML Publisher Enterpriseユーザーズ・ガイド』の「ランタイム・プロパティの設定」を参照してください。

    重要: 一時ディレクトリの設定をお薦めします。

  7. アプリケーション・サーバーを再起動します。

  8. ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開いて、「ようこそ」ページを表示します。

    例: http://localhost:8888/xmlpserver

  9. ユーザー/パスワードとしてadmin/adminを使用して、ログインします。

    重要: adminパスワードを、「プリファレンス」の下の「アカウント」タブで変更してください。

XML Publisher Enterpriseのデモ・レポートの実行

アプリケーションのインストールを次の手順でテストできます。

  1. ブラウザでhttp://hostname:port/xmlpserverを開いて、「ようこそ」ページを表示します。

    例:

    http://localhost:8888/xmlpserver

  2. サンプル・レポートでは、データソース「xmlpdemo」が正しく設定されている必要があります。次の操作を実行してください。

  3. 「レポート」タブに移動して、デモ・レポートを表示します。

詳細は、(¥doc¥5_6_2_Users.pdfにある)『Oracle XML Publisher Enterpriseユーザーズ・ガイド』を参照してください。

XML Publisherアプリケーションの作成

ユーザー独自のアプリケーションにXML Publisherを追加するには、次の手順を実行します。

  1. サーバーCD上のXML Publisher Javaライブラリ(¥manual¥lib)を、使用中のJ2EEプロジェクトまたはJavaランタイム環境のライブラリ・ディレクトリにコピーします。

  2. サーバーCD上のフォント・ディレクトリ(¥manual¥fonts)を、Javaランタイム環境のフォント・ディレクトリにコピーします。

  3. 構成ファイルの詳細は、(¥doc¥XMLPublisher562.pdfにある)『Oracle XML Publisher Enterpriseユーザーズ・ガイド』の「ランタイム・プロパティの設定」を参照してください。一時ディレクトリを定義してください。

XML Publisherを使用するアプリケーションの開発方法は、(¥doc¥5_6_2_Users.pdfにある)『Oracle XML Publisher Enterpriseユーザーズ・ガイド』のJava APIの使用に関する項を参照してください。また、XML Publisher APIの完全なリファレンスは、(¥doc¥JavaDocs¥index.htmlの下にある)XML PublisherのJavadocを参照してください。

Oracle OC4Jデプロイメントの注意

Oracle OC4Jに付属しているXMLパーサーのバージョンは、XML Publisherと互換性がありません。OC4J用のXML Publisherアプリケーションを作成する際に、XMLハプリッシャ・バージョンのXMLパーサーを使用するようにシステムを構成する必要があります。これは、orion-web.xml構成ファイルに次の内容を設定することで実現できます。

<?xml version = '1.0' encoding = 'windows-1252'?>
<orion-web-app>
   <web-app-class-loader search-local-classes-first="true" />
</orion-web-app>

既知の問題

Oracle XML Publisher Enterprise 5.6.2に関して、次の問題が知られています。

  1. インストーラにより、properties.xmlファイルが¥Admin¥Deliveryフォルダにコピーされません。その結果、電子メールの確認が失敗します。この問題は、properties.xmlをCD上の¥manual¥XMLP¥Admin¥DeliveryディレクトリからインストールのORACLE_HOME¥xmlpserver¥manual¥XMLP¥Admin¥Deliveryディレクトリにコピーすることで解決できます。

  2. XML Publisherがデフォルトの構成を使用してApache Tomcatにデプロイされた場合、フォルダおよびファイル名がASCII文字に制限されます。この問題を修正するには、<tomcat home>/conf/server.xmlファイル内のConnector要素の属性を次のように設定します。

    次に例を示します。

    <Connector port="8080"
    ...
    URIEncoding="UTF-8" useBodyEncodingForURI="true" /> 
  3. JDBC接続のパスワードがdatasources.xmlにクリアテキストで格納されます。セキュリティを高めるために、JNDI接続の使用をお薦めします。

  4. スケジューラが、UTF-8を使用した電子メールの送信に制限されます。

  5. 配信オプションにFTPまたはWebDAVを使用し、ファイル名にASCII以外の文字が含まれている場合、FTPサーバーでUTF-8がサポートされている必要があります。

  6. 手動インストールを実行する場合、/XMLPフォルダに翻訳が含まれません。

    Oracle Universal InstallerをLinuxまたはWindowsインスタンス上で実行することで、ファイルを取得できます。インストールされた/XMLP/Admin/Translation/ディレクトリから/XMLPフォルダに翻訳をコピーしてください。

  7. Query Builderは、Oracleデータベースに対してのみサポートされます。データベースがOracleデータベース以外の場合は、手動で「SQL問合せ」テキスト・ボックスに問合せを入力する必要があります。

    Query Builderは、レポート定義インタフェースの機能であり、コーディングせずにSQL問合せを作成できます。

ドキュメントのアクセシビリティについて

オラクル社は、障害のあるお客様にもオラクル社の製品、サービスおよびサポート・ドキュメントを簡単にご利用いただけることを目標としています。オラクル社のドキュメントには、ユーザーが障害支援技術を使用して情報を利用できる機能が組み込まれています。HTML形式のドキュメントで用意されており、障害のあるお客様が簡単にアクセスできるようにマークアップされています。標準規格は改善されつつあります。オラクル社はドキュメントをすべてのお客様がご利用できるように、市場をリードする他の技術ベンダーと積極的に連携して技術的な問題に対応しています。オラクル社のアクセシビリティについての詳細情報は、Oracle Accessibility ProgramのWebサイトhttp://www.oracle.com/accessibility/を参照してください。

ドキュメント内のサンプル・コードのアクセシビリティについて

スクリーン・リーダーは、ドキュメント内のサンプル・コードを正確に読めない場合があります。コード表記規則では閉じ括弧だけを行に記述する必要があります。しかし一部のスクリーン・リーダーは括弧だけの行を読まない場合があります。

外部Webサイトのドキュメントのアクセシビリティについて

このドキュメントにはオラクル社およびその関連会社が所有または管理しないWebサイトへのリンクが含まれている場合があります。オラクル社およびその関連会社は、それらのWebサイトのアクセシビリティに関しての評価や言及は行っておりません。

著作権情報

このプログラム(ソフトウェアおよびドキュメントを含む)には、オラクル社およびその関連会社に所有権のある情報が含まれています。このプログラムの使用または開示は、オラクル社およびその関連会社との契約に記された制約条件に従うものとします。著作権、特許権およびその他の知的財産権と工業所有権に関する法律により保護されています。独立して作成された他のソフトウェアとの互換性を得るために必要な場合、もしくは法律によって規定される場合を除き、このプログラムのリバース・エンジニアリング、逆アセンブル、逆コンパイル等は禁止されています。

このドキュメントの情報は、予告なしに変更される場合があります。オラクル社およびその関連会社は、このドキュメントに誤りが無いことの保証は致し兼ねます。これらのプログラムのライセンス契約で許諾されている場合を除き、プログラムを形式、手段(電子的または機械的)、目的に関係なく、複製または転用することはできません。

このプログラムが米国政府機関、もしくは米国政府機関に代わってこのプログラムをライセンスまたは使用する者に提供される場合は、次の注意が適用されます。

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このプログラムは、核、航空産業、大量輸送、医療あるいはその他の危険が伴うアプリケーションへの用途を目的としておりません。このプログラムをかかる目的で使用する際、上述のアプリケーションを安全に使用するために、適切な安全装置、バックアップ、冗長性(redundancy)、その他の対策を講じることは使用者の責任となります。万一かかるプログラムの使用に起因して損害が発生いたしましても、オラクル社およびその関連会社は一切責任を負いかねます。

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