動的なリソース平準化

「リソース分析」レイアウト(「トラッキング」ウィンドウ)では、ガント・チャートで予測日を調整し、その日付の変更が特定のリソースまたはロールの合計割当に及ぼす影響をリソースの合計割当プロファイルにおいて検証することができます。プロジェクト・スケジュールにおいて割当の調整を行うには、プロジェクト予測日を使用してプロジェクトを再スケジュールします。

「リソース分析」レイアウトのガント・チャートには、予測バーを含める必要があります。動的に平準化することによって超過割当を調整するには、制限や超過割当が表示されるようにリソース・プロファイル・オプションを設定し、予測日を使用して時間配布値を計算するようにリソース分析のユーザー・プリファレンスを設定します。

サンプル・データベースには、リソースを動的に平準化するときに使用できるリソース予測レイアウトが含まれています。独自のレイアウトを作成することもできます。

リソースを動的に平準化するには、以下の手順を実行します。

  1. 「リソース分析」レイアウトを開き、「上部レイアウト」ウィンドウにガント・チャートを、「下部レイアウト」ウィンドウにプロファイルを表示します。

    独自のレイアウトを作成する場合、ガント・チャートに予測バーを含める必要があります。また、リソースの制限や超過割当が表示されるようにリソース・プロファイル・オプションを設定し、予測日を使用して時間配布値を計算するようにリソース分析のユーザー・プリファレンスを設定する必要があります。リソース・プロファイル・オプションを指定するときに、リソース分析のユーザー・プリファレンスも設定できます。
  2. 割当を確認するリソースまたはロールを選択します。
  3. 調整するEPS/WBS要素の予測バーの端にマウス・ポインタを合わせます。ポインタが手の形に変わったら、バーを左(開始日を早める場合)または右(開始日を遅らせる場合)にドラッグします。
  4. 予測日を元の値に戻すには、「上部レイアウト」ウィンドウのツールバーのをクリックします。 

予測日を使用してプロジェクトを再スケジュールするには、以下の手順を実行します。

  1. 「ツール」、「スケジュール計算」を選択します。
  2. 「スケジューリング時に計算日と計画開始日をプロジェクト予測開始日に設定」チェックボックスをオンにします。
  3. 「オプション」をクリックします。
  4. 「全般」タブで、「スケジューリング時にリソース平準化」チェックボックスをオンにします。
  5. 「閉じる」をクリックしてから、「スケジュール」をクリックします。

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最終発行 2021年7月1日