「全般」タブ - 「アクティビティ詳細」

「全般」タブを使用して、選択したアクティビティの全般情報を定義します。全般情報とは、アクティビティの期間タイプ、アクティビティ・タイプ、完了率タイプ、優先度レベル、割り当てられたワーク・ブレークダウン・ストラクチャ(WBS)要素、およびコスト・アカウントなどです。

「アクティビティ・タイプ」:選択したアクティビティのタイプまたはアクティビティのスケジュール計算方法。アクティビティ・タイプには、「タスク依存」、「リソース依存」、「工程依存」、「開始マイルストン」、「終了マイルストン」、または「WBSサマリー」があります。

「タスク依存」のアクティビティは、割り当てられたリソースのカレンダではなく、アクティビティのカレンダに応じてスケジュール計算されます。

「リソース依存」のアクティビティは、割り当てられたリソースのカレンダに応じてスケジュール計算されます。同一アクティビティに割り当てられた複数のリソースが個別に作業する場合に、このタイプのアクティビティを使用します。

「工程依存」のアクティビティは、期間が依存アクティビティによって決定されます。通常、管理タイプのアクティビティは「工程依存」のアクティビティです。

「開始マイルストン」/「終了マイルストン」は、リソースを持たない期間が0のアクティビティです。重要なプロジェクト・イベントをマークします。

WBSサマリ・アクティビティは、期間が共通のWBSレベルを共有するアクティビティ・グループによって決定されます。アクティビティ日付に依存するリソースは、WBSサマリ・アクティビティに割り当てることができません。

新しいタイプを選択できます。

「期間タイプ」:選択したアクティビティの完成時期を見積る際のベース。アクティビティの期間タイプには、「単位工数固定」、「期間と単位工数固定」、「工数固定」、および「期間と工数固定」があります。

「単位工数固定」の場合、アクティビティの期間や工数が変化しても、リソースの単位工数は変化しません。期間あたりの生産性が一定の固定されたリソースがアクティビティに割り当てられている場合に、このタイプを使用します。この期間タイプを最もよく使用するのは、リソース依存アクティビティを使用する場合です。

「期間と単位工数固定」の場合、アクティビティの期間は変化しませんが、工数は変化します。この所要期間タイプは、割り当てられるリソースに関係なく、一定の期間内にアクティビティを完了する場合に使用します。この期間タイプを最もよく使用するのは、タスク依存アクティビティを使用する場合です。

「工数固定」の場合、期間やリソースの単位工数が変化しても、アクティビティの工数は変化しません。この期間タイプは、総作業量が固定されていて、リソースを増加することによって期間を減少することができる場合に使用します。この期間タイプを最もよく使用するのは、リソース依存アクティビティを使用する場合です。

「期間と工数固定」の場合、アクティビティの期間は変化しませんが、単位工数は変化します。この所要期間タイプは、総作業量が固定されていて、一定の期間内にアクティビティを完了する場合に使用します。この期間タイプを最もよく使用するのは、タスク依存アクティビティを使用する場合です。

新しい期間タイプを選択できます。

「完了率タイプ」:選択したアクティビティの完了率の決定方法。

アクティビティの完了率タイプには、「工数」、「期間」、および「業績」があります。

「期間」の場合、選択したアクティビティの「アクティビティ完了率」が「期間完了率」と連動します。「工数」の場合、選択したアクティビティの「アクティビティ完了率」が「工数完了率」と連動します。「業績」の場合、選択したアクティビティの「アクティビティ完了率」を「ステータス」タブの「業績%」フィールドに入力できます。

「カレンダ」:選択したアクティビティ・カレンダ。新しいカレンダを選択するには、をクリックします。 

「WBS」:選択したアクティビティに割り当てられたワーク・ブレークダウン・ストラクチャ(WBS)要素。選択したアクティビティに新しいWBS要素を割り当てるには、をクリックします。 

「責任マネージャ」:選択したアクティビティのWBS要素に割り当てられた組織ブレークダウン・ストラクチャ(OBS)要素の名前。

「プライマリ・リソース」:選択したアクティビティのプライマリ・リソースの名前。プライマリ・リソースとは、アクティビティの作業全体の責任者です。新しいプライマリ・リソースを選択するには、をクリックします。 



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最終発行 2021年7月1日