P6 Professionalの「ツール」メニューに、他のアプリケーションのメニュー・アイテムを追加できます。
P6 Professionalの「ツール」メニューに外部アプリケーションを追加する手順は、次のとおりです。
%APPDATA%\Oracle\Primavera P6\P6 Professional\<VERSION>
にナビゲートし、Primavera.Config.xmlファイルのバックアップ・コピーを作成します。- XMLエディタ、またはファイルをXMLファイルとして保存できるプログラムを使用してPrimavera.Config.xmlファイルを編集し、「ツール」メニューに表示する外部アプリケーションを指定します。
PPMデータベースを使用している場合は、<P6Professional>ノード内の<External_Applications>ノードにそのノードを追加します。EPPMデータベースを使用している場合は、<P6EPPM>ノード内の<External_Applications>ノードにそのノードを追加します。
電卓アプリケーションをオープンするエントリを「ツール」メニューに追加するノードの例を次に示します。
<Calculator>
<Menu_Name>電卓</Menu_Name>
<APIApplication>N</APIApplication>
<Application>C:\windows\system32\calc.exe</Application>
<EnableIfNoProjects>Y</EnableIfNoProjects>
<Parameters>/username="$USER" /password=$AESPASSWORD</Parameters>
<VisibleInMenu>Y</VisibleInMenu>
<Working_Dir>C:\windows\system32</Working_Dir>
</Calculator>
- ファイルを保存し、XMLエディタをクローズします。
<External_Applications>ノード内に複数のノードを作成することによって、複数の外部アプリケーションを指定できます。それぞれのノードに一意の名前を指定する必要があります。たとえば、次のようになります。
<Exteral_Applications>
<Calculator>
<Menu_Name>電卓</Menu_Name>
<APIApplication>N</APIApplication>
<Application>C:\windows\system32\calc.exe</Application>
<EnableIfNoProjects>Y</EnableIfNoProjects>
<Parameters>/username="$USER" /password=$AESPASSWORD</Parameters>
<VisibleInMenu>Y</VisibleInMenu>
<Working_Dir>C:\windows\system32</Working_Dir>
</Calculator>
<Notepad>
<Menu_Name>メモ帳</Menu_Name>
<APIApplication>N</APIApplication>
<Application>C:\windows\system32\notepad.exe</Application>
<EnableIfNoProjects>Y</EnableIfNoProjects>
<VisibleInMenu>Y</VisibleInMenu>
<Working_Dir>C:\windows\system32</Working_Dir>
</Notepad>
</Exteral_Applications>
注意: Primavera.Config.xmlファイルの<External_Applications>セクション内の既存のノードは削除しないでください
パラメータ
次に示すパラメータを<Parameters>タグ内で指定することによって、ユーザーが外部アプリケーションをオープンするときに渡すことができます。
タグ | 詳細記述 |
---|---|
<Menu_Name> | 必須。「ツール」メニューに表示するテキスト。 |
<APIApplication> | 必須。アプリケーションをオープンするときにP6 Integration APIを起動するかどうかを指定します。指定可能な値はYとNです。 |
<Application> | 必須。オープンする.exeファイルのパスと名前。 |
<EnableIfNoProjects> | 必須。オープンしているプロジェクトがなくても、アプリケーションを「ツール」メニューに表示するかどうかを指定します。 |
<Parameters> | オプション。アプリケーションに渡すパラメータを指定します。次の任意のパラメータを渡すことができます。
$PROJECT_CODESまたは$PROJECT_IDSパラメータを指定した場合、オープンしているプロジェクトがないときには、「ツール」メニューでメニュー・アイテムが無効になります。 |
<VisibleInMenu> | 必須。メニュー・アイテムを「ツール」メニューに表示するかどうかを指定します。指定可能な値はYとNです。 |
<Working_Dir> | 必須。呼び出されるアプリケーションの作業ディレクトリ。これは通常、アプリケーションのインストール・ディレクトリです。 |
注意
- 複数のパラメータを使用する場合はセミコロンで区切ります。
- 「デフォルト」文字列値は、新しいキーを追加したときに自動的に追加されます。
- $PROJECT_CODESまたは$PROJECT_IDSを使用する場合、P6 Professionalで開示中のプロジェクトがないと、「ツール」メニューからアプリケーションを起動できません。