「リソース平準化」ダイアログ・ボックス

「リソース平準化」ダイアログ・ボックスでは、開示中のプロジェクトのリソースを平準化したり、平準化のプリファレンスを指定することができます。

「次からスケジューリング・オプションを使用」: 複数のプロジェクトが開かれている場合は、スケジュール時に使用するプロジェクト・スケジューリング・オプションを選択します。

「スケジューリング時にリソース自動平準化」:オンにすると、プロジェクトをスケジューリングするたびにリソースが自動的に平準化されます。

「次以上の優先度を持つ他のプロジェクトでの割当を考慮」:オンにすると、リソースの割当超過を判断するときに、他のプロジェクトに割り当てられている指定した平準化優先度の範囲内のリソース割当が含まれます。格納中のプロジェクトの割当も考慮されます。たとえば、このチェックボックスをオンにして、平準化優先度のフィールドに「5」を指定した場合、プロジェクトの平準化優先度が1、2、3、4、および5のすべてのプロジェクトが平準化の際に考慮されます。

平準化優先度は、1(最も高い優先度)から100(最も低い優先度)です。プロジェクトの平準化優先度は、「プロジェクト」ウィンドウの「全般」タブで設定します。

「予定最早日/最遅日の保持」:オンにすると、プロジェクトのスケジューリングにおいて計算された最早日と最遅日が保存されます。

「平準化後のリソース・コストの再計算」:オンにすると、プロジェクトのリソース/ロール平準化後にリソース/ロール・コストが再計算されます。複数のレートが割り当てられているリソース/ロール割当のコストを計算する場合に、このオプションを使用します。

「全リソース平準化」:オンにすると、すべてのリソースが平準化されます。

「合計フロート内でリソース平準化」:オンにすると、リソースがかち合っているアクティビティを最大で最遅終了日まで遅らせます。

「平準化時に確保する最小フロート」:リソースのかち合いによってアクティビティが遅れたときに保持したいフロートの量。新しい数値と時間単位を入力できます。

注意

P6 EPPMデータベースに接続している場合: 期間の表示のユーザー・プリファレンス設定(「ユーザー・プリファレンス」、「期間単位」タブ)にかかわらず、このフィールドに入力した値は、自動的に時間に変換されます。管理プリファレンス(P6の「アプリケーションの設定」)に応じて、P6の「アプリケーションの設定」ページまたはデフォルト・プロジェクト・カレンダで定義された期間稼働時間設定に基づいて、値が時間に変換されます。

「リソースの超過割当の最大パーセント」:リソース平準化においてリソース可用性を増加できる最大パーセンテージ。アクティビティのフロートを限界まで使い果たした後、アクティビティのリソースを平準化できない場合、増加されたリソース可用性を使用して平準化が行われます。新しいパーセンテージを入力できます。

平準化優先度

「フィールド名」:平準化の際にリソースの優先度を決める基準となるフィールドがリストされます。2つ以上のアクティビティに同じリソースが同時に割り当てられようとした場合のみ、優先順位が使用されます。

「ソート順序」:表示されたフィールド名に従ってリソースを平準化する順序。「ソート順序」フィールドをダブル・クリックして、「昇順」、「降順」、または「階層構造」(階層構造のフィールドの場合のみ表示される)を選択します。

「追加」:平準化優先度を追加します。

「除去」:平準化優先度を除去します。

「ファイルに記録」: オンにすると、平準化の結果がログ・ファイルに記録されます。平準化の結果を保存するファイルの名前を入力します。ログ・ファイルをHTMLとして生成するかどうかを指定します。新しいファイルを選択するには、をクリックします。

「平準化」:指定したオプションに従って、リソースを平準化します。

「デフォルト」:平準化のデフォルト設定を表示します。

「ログの表示」:平準化の結果を表示します。



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最終発行 2021年7月1日