OBSのセキュリティ

プロジェクト権限では、指定されたOBS要素に基づいて各プロジェクトへのユーザーのアクセス権を定義します。ユーザーがプロジェクト内で編集できるワーク・ブレークダウン・ストラクチャ(WBS)要素、アクティビティ、課題、およびしきい値は、指定されたOBS要素によって決まります。

OBSは、企業内のプロジェクトの責任者を反映したグローバル階層構造です。OBS階層構造は、主に、プロジェクトおよびプロジェクト内のWBSレベルに対する特定のアクセス権をユーザーに与えるために使用されます。ユーザーがプロジェクトにアクセスするには、プロジェクト内のOBS要素へのアクセス権が必要です。これにより、指定されたOBS要素が責任を持つWBS情報へのユーザー・アクセスが提供されるほか、ユーザーの範囲を超えるWBS情報へのユーザー・アクセスを制限することができます。

P6 ProfessionalがP6 Professionalデータベースに接続している場合、プロファイルおよび対応する権限は、「セキュリティ・プロファイル」ダイアログ・ボックスを使用して定義され、ユーザーのログイン名に関連付けられます。一連のOBS割当を付与されると、ユーザーはすべてのEPSノードと、これらのOBS要素とその子OBS要素が割り当てられたプロジェクトに対するアクセス権を取得します。ユーザーはまた、EPS階層で定義されているとおりに、すべての子EPSノードとプロジェクトに対するアクセス権を継承します。

P6 ProfessionalがP6 EPPMデータベースに接続している場合、プロファイルおよび対応する権限はP6を使用して定義されます。一連のOBS割当を付与されると、ユーザーはすべてのEPSノードと、これらのOBS要素が割り当てられたプロジェクトに対するアクセス権を取得します。ユーザーはまた、EPS階層で定義されているとおりに、すべての子EPSノードとプロジェクトに対するアクセス権を継承します。

ログイン名を使用してOBSにユーザーを割り当てると、セキュリティ・プロファイルは自動的に関連付けられます。

注意



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最終発行 2021年7月1日