プロジェクトのスケジューリング

プロジェクトのスケジュール計算は、「スケジュール計算」コマンドを実行するか、または計画日に影響する変更を行うたびに自動的に実行することができます。

プロジェクトのスケジューリングにはクリティカル・パス・スケジュール法(CPM)が使用されます。CPMはアクティビティ所要期間、およびアクティビティどうしの関係からプロジェクトのスケジュールを計算します。

スケジュールの計算

スケジュール計算を実行すると、ネットワーク内の最初のアクティビティから最後のアクティビティまで順にすべてのアクティビティが検査され、各アクティビティの最早開始日と最早終了日が計算されます。

その後、ネットワーク内の最後のアクティビティの最も遅い最早終了日から最初のアクティビティまで順に後方パスでアクティビティが再検査され、各アクティビティの最遅開始日と最遅終了日が計算されます。

フロート値はアクティビティの期間とカレンダの定義に基づいて計算されます。

プロジェクトのスケジューリングのほか、リソースの平準化を行うこともできます。

自動スケジューリング

アクティビティ・データが変わるたびにスケジュールを計算して、大きな変更のあったアクティビティのスケジュールを再計算したり、最初のアクティビティに対する変更の影響を受けたアクティビティのスケジュールを再計算できます。自動スケジューリングを有効にすると、アクティビティ、関係、またはリソースに大きな変更があるたびにスケジュールが再計算されます。自動スケジューリングを停止すると、次回スケジュールを計算するまで、アクティビティに加えられた変更はスケジュールに反映されません。

自動スケジューリング中にリソースの平準化も行えます。

関連トピック

クリティカル・パス・メソッド(CPM)スケジュール

後方パス

リソースの平準化



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最終発行 2021年7月1日