ミラーとは、プロジェクトのコピーであり、以下のような特長があります。
- 元になるソース・プロジェクトの名前の後に「ミラー」が付いた名前になります。
- 内部にソース・プロジェクトへのリンクが含まれているため、ミラーに対して行った変更をソース・プロジェクトに統合できます。
- 「what-if」ステータスになります。
ミラーの作成後、ミラーに変更を加えます。その後、選択した変更をソース・プロジェクトに統合できます。その際、ソース・プロジェクトのアクティブなデータはそのまま維持されます。ミラーの作成により、以下のような作業の流れとプロセスが可能になります。
- さまざまなプロジェクト・シナリオをテストするサンドボックス領域を作成できます。
- ミラーの他のユーザーと連携して行った変更をレビューできます。ミラーを中間プロジェクトとして使用することにより、変更をレビューして承認してから、ソース・プロジェクトに統合できます。
- ミラーを.XERファイルとしてエクスポートし、プロジェクトに加えられた変更をレビューできます。.XERファイルを外部ユーザーに送信し、外部ユーザーは自分のデータベースにその.XERファイルをインポートします。外部ユーザーは、プロジェクトに変更を加えた後にファイルをエクスポートし、その.XERファイルをユーザーに送信します。ユーザーは、ミラーにその.XERファイルをインポートし、ミラーの統合時にどの変更をソース・プロジェクトに統合するかを決定できます。