4 Oracle Application Expressユーティリティの使用
Oracle Application Expressには、SQL問合せの作成、Oracleデータベースからのデータのロードとアンロード、DDLの生成、オブジェクト・レポートの表示、ユーザー・インタフェースのデフォルト値の管理、削除したデータベース・オブジェクトのリストア、スキーマの比較、データベースの監視およびデータベースの詳細の表示を実行するためのユーティリティがあります。
- データ・ワークショップの使用
データ・ワークショップを使用すると、データをデータベースにロードおよびアンロードできます。 - クエリー・ビルダーの使用
クエリー・ビルダーを使用すると、SQLの知識がほとんどなくても、データベース・オブジェクトの検索およびフィルタ適用、オブジェクトおよび列の選択、オブジェクト間の関係の作成、問合せ結果の書式の表示、問合せの保存を行うことができます。 - クイックSQLの使用
標準ベースのOracle SQLまで拡張されるマークダウンのような短縮構文を使用して、迅速にデータ・モデルを設計し、そのプロトタイプを作成します。 - サンプル・データセットの使用
サンプル・データセットを使用して、サンプル・アプリケーションを構築できます。 - DDLの生成
Oracle Application Expressを使用して、Oracleデータ・ディクショナリからデータ定義言語(DDL)文を生成できます。 - ユーザー・インタフェースのデフォルト値の管理
ユーザー・インタフェースのデフォルト値を管理することで、デフォルトのユーザー・インタフェースのプロパティを割り当てたり、デフォルトのウィザードを作成したり、表のユーザー・インタフェースのデフォルト値を変更したり、新しい属性を追加したり、ユーザー・インタフェースのデフォルト値をエクスポートできます。 - スキーマの比較
2つのスキーマのデータベース・オブジェクトを比較し、それらの差分を表示するレポートを実行できます。スキーマ内のすべてのオブジェクトを比較するか、またはレポートを特定のオブジェクトに制限できます。 - 表のメソッドの管理
表のメソッドの管理ユーティリティを使用すると、指定した表に基づいて、Application Programming Interface(パッケージ)を作成できます。 - ごみ箱の使用
ごみ箱を使用して、削除したデータベース・オブジェクトを表示およびリストアできます。 - オブジェクト・レポートの表示
SQLワークショップ・ユーティリティには、データベース内のオブジェクトをより効率的に管理できる様々なオブジェクト・レポートが含まれます。 - データベースの詳細の表示
データベース管理者ロールが付与されたアカウントを持っている場合、「データベースについて」ページでデータベースの詳細を参照できます。 - データベースの監視
データベース監視ページで使用可能なレポートには、データベース・セッション、システム統計、SQL文および長時間操作に関するデータベース全体のビューが表示されます。